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【期末テスト】赤点? 満点?? 夏目前、四日間の死線
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●4日目:それぞれの打ち上げ:うさぎ屋
ソーダ色した棒ゼリーをじるじると吸いながら、
大田原 いいな
は旧市街の通りを帰ってきた。
「ふむ、訳の解らんとらぶるはあったが何とか全て終わったのぅ……叔父貴は大丈夫じゃったかの?」
参道商店街のほど近くでちょっと路地に入る。見えてきた年季の入ったお好み焼き屋が、お世話になっている叔母の店、
うさぎ屋
だ。同居する叔母の弟――つまり叔父の
宇佐見 望月
は同じ寝子高に通っており、ひとつ年上だが体育バカというかあまり勉強は得意でないタイプだった。ゆえに、いいなはずいぶん勉強に付き合ったのだ。自分のこと以上に気になるのも当然だろう。
「叔父貴~! 儂が教えた結果はどう……」
『うさぎ屋』の字も鮮やかな紺色の暖簾をくぐろうとしたいいなは、「うっ」と呻くと慌てて物陰に隠れた。
一番混みあう昼時を過ぎ、ほかに客のない店内で、望月が友人の2年男子たちと賑やかに話し込んでいる。
「終わったぁー☆ 打ち上げだぁい!」とはしゃいでいるのは
志波 武道
。
「さ、食うぜーめっちゃ食うぜー!」と意気込んでいるのは
桐野 正也
。
「悪いな、うさぎ屋借りて。カラオケっていうのも考えたが、混みそうだったからさ」
そういって微笑んだ
高梨 煉
に、望月は遠慮するなと白い歯を見せて笑う。
「あ、でも客が俺達だと、ねーちゃんにセルフサービスさせられるけど、いいよな!」
いいなは物陰で困ってしまった。
「うぬぅ、男だらけじゃ……」
店内に入っていけないのにはわけがある。何しろ彼女は、男性と話すのが苦手なのだ。もっとも猫鳴館の連中は別だ。あれは別の生き物だと身体が認識しているためか、なぜか大丈夫なのだが。
くるりと背を向けて来た道を戻ろうとしたいいなだったが、次の瞬間その首根っこがひょいっと摘ままれた。
「いーな、いいところに。打ち上げ一緒にやろーぜ!」
「うわぁ! お、叔父貴!」
足をバタバタさせながら、いいなは胸の前で腕を交差させて断固拒否のポーズを取る。
「儂は打ち上げなんぞせんぞ! そ、そうじゃ、ちょっと猫鳴館に用事が……」
明らかにでっちあげないいなの言葉に、望月はそっとため息をついた。叔父としては、この可愛い姪っ子にそろそろ男嫌いを克服してもらいたい。今日はそのチャンスじゃないか。
望月はいいなに耳打ちした。
「……そろそろいーなも野郎に慣れないと、……な?」
結局。「おーじーきー!」という抗議の声は届かず、いいなは望月の友人たちの元へ引きずり出された。
望月はニタリ笑うとみんなを見回していった。
「オメーら、まさか取って喰ったりはしねぇよな」
「するわけないじゃーん☆ おいでよ、いいなちゃん!」
武道がにこにこ手招きする。いいヤツだ。煉だって正也だってもちろん悪いヤツなんかじゃない。
わかっていてもどうしても二の足を踏んでしまういいなの背中を、望月はパンと叩いて励ました。
「心配すんな、俺様のダチだぜ? それに万一なんかあったら、俺様がキッチリぶっ飛ばしてやるからさ!」
◇
そしていいなはぶすくれていた。
「……うー、儂は結局おさんどんかや?」
その手には伝票が握られていて、次々に飛ぶ注文の声を書き留めている。
「あい、高梨兄はミックスに、志波兄は辛いの……叔母上が言ってた特注の豚キムチ玉じゃな。桐野殿は……」
メニューが決まらず、甘いものはない? などと大真面目に聞いていた正也は、結局、友人たちに豚玉を注文される羽目になる。
いいなが店の奥に消える。望月は武道にいった。
「そういやいつもの『豚キムチ玉』さ、ねーちゃんが武道ちゃん専用裏メニューでいいって言ってるぜ」
「マジで?」
「マジマジ。じゃ、みんな、焼くものが来るまでとりあえず麦茶で! ご発声はどうぞ正也ちゃん!」
正也はなにやら偉そうにうぉっほんと咳払いして立ち上がると、グラスを高く掲げた。
「それではみなさま! 期末おつかれーかんぱーい!」
タネを入れたボウルを手に戻ってきたいいなも交えて、5人のグラスが打ち鳴らされた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
103人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月27日
参加申し込みの期限
2014年03月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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