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宇佐見 満月
は、まるで散歩でもするかのように歩いていた。
これは誰の夢の中だろうか。
近頃は不思議なことばかりで慣れてしまったから、誰の夢でも驚きはしない。
黄色い夢飴をぱくりと口に入れ……ある人物を思い浮かべる。
(……アイツは今頃、どうしているかねえ)
飴の効果だろうか。
ふわーっと移動した先は、何処かの会社のようだった。
目の前には机があって、誰かが突っ伏して寝ている。
(アイツだね)
背中を見ただけで、満月には誰なのか分かった。
何の仕事をしているのだろうと、近寄って机の上を覗き込む。
机上には何枚かの書類。
どれも商業デザインの図案のようだ。
(お菓子のパッケージとかに興味を持ってたアンタらしいさね)
デザインは美味しそうに見えるが、棚で埋もれる図柄にも見える。
不意に、もぞもぞと男性が動いた。
起きてしまったかと一歩離れて見るが、起きる様子は無い。
(……確かアンタは「家に入って欲しい」って言っていたよねえ)
寝返りして見えてしまった男性の左手。
枕にしている左手薬指に光るもの。
あの時……大学卒業間近に彼が求婚してくれた時だったなら、それもいいと思っていた。
しかし、今になって考えると、そうではない。
あたしは書道が好き。
旧市街が好き。
寝子島が好き。
『家族』が大好き。
だから、と満月は思う。
(アンタとは道を違えて正解だったんさ)
机の上にある筆ペンを見つけて、手に取る。
それは小さな悪戯。
没原稿にさらさらと書き込むのは、彼へのメッセージ。
『死ぬ気でやりな 死なないから 多分』
元あった場所に筆ペンを戻すと、彼の左手から青い夢飴がコロリと落ちた。
(……餞別だね、貰っていくよ)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月19日
参加申し込みの期限
2014年01月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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