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ある一夜の夢噺
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華音と別れて、隆弥は青い夢飴を探して砂浜を歩き続けていた。
空には満天の星が輝いていて、海を煌かせているのが綺麗だなあと思う。
華音は死んだ姉にとても似ている。
見れば見るほどそっくりで、つい、姉さんと呼びたくなってしまう。
実際呼んでしまうことだって何度もある。
華音の鉛筆が折れるまで、速記で自分の本当の姉弟がどれだけ素晴らしいかを語った。
しかし、正直目の前の人物と余り変わらない結果に終わる。
お互いに本物では有り得ないのに、だ。
緑の夢飴の効果は、素直になれるかも、だっただろうか。
お互いの姉弟自慢が終わって、華音は緑の夢飴を口に入れ、砂浜に文字を書いた。
スケッチブックに書かなかったのは、姉弟自慢で鉛筆が折れてしまっていたから。
指し示されたのは、とても非常に誘惑的な言葉。
けれども、ここは出たら忘れてしまう泡沫の夢らしいから。
『覚えていたら』
そんな曖昧な結論を出した。
一瞬、華音の表情が翳ったのを見て、言葉を間違えたかとも思う。
でもすぐに華音は行ってしまって、後ろ姿しかない。
追うこともできなかった。
追ったところでそれ以上の確実な返答はできない。
ここは夢の世界だから。
ふと、キラキラした海の砂浜の地面の上に、青い何かが光っていた。
しゃがみ込んで手に取ると、青の夢飴だった。
拾ってすぐに思い浮かんだのは、先程別れた華音のことだ。
無事に青い夢飴を見つけられただろうか。
こちらならすぐにまた見つけられそうだからと、黄色の夢飴を口に放り込んで移動する。
ふわーっと移動した先には、既に青の夢飴を持って隆弥の方に向かってくる華音の姿だった。
どうやら、考えることは一緒だったらしい。
目が合って、お互いにくすりと笑って。
『一緒に帰ろう』
隆弥と華音の唇は、声を出すこと無く動いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月19日
参加申し込みの期限
2014年01月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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