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遠矢 護
は、星明かりの下で、出来た自分の影をじっと眺めていた。
此処には護以外には誰も居ない。
手の中には最初から持っている飴がある。
これが番人が言っていた飴だろうか。
黄色の夢飴は行きたい所に行ける……しかし行きたい所は何処なのだろう。
そこに行けたとしても、もう元の場所じゃない。
だから行っても仕方が無い。
「……」
何も言わず、何も書かず、護は黙ったまま静寂を守り続ける。
帰ろう、と思った。
こんな所にいても、余計なことを考えてしまうだけだ。
青い夢飴は何処だろう。
緑の夢飴とスケッチブックは此処にある。
何か書いたってここには誰もいないよ、誰にも伝わらない。
書くことだって何も無い。
早く、早く帰らなきゃ……でも、何処へ?
何処にも、帰る場所なんて無いのに……。
「……」
夢飴は、全部舐めないと青いのは見つからないのだろうか。
どうしようかと悩んで、悩んで、……悩んで。
躊躇いながら、護は緑の夢飴を口に入れ、舐める。
急に手が動いて、スケッチブックに書き込んでいく。
『家に帰りたい』
その文字を見て、護は目を大きく見開いた。
(だ……から、家には、帰れ……ない……よ)
涙が溢れる。
溢れた想いは、頬を伝って、ぽたぽたとスケッチブックに落ちる。
その涙の跡に青い色が差して、青い夢飴が浮かび上がった。
その飴を手に取って、すぐに口に入れる。
これは夢、きっと起きたら忘れている。
だからもう考えなくていい……。
護の心は白んでゆく景色に溶けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月19日
参加申し込みの期限
2014年01月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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