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鈴島、森に隠された古代遺跡
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●エピローグ
数日後。
「――というわけだったんですよ」
とある酒場の片隅で、
添木 千唐
はそう話を締めくくった。
彼の傍らには、まだ状況を良く飲み込めていない顔をした
鬼崎 あやめ
と、シーノの連絡係だというリンコ・ヘミングウェイが座っている。
「お疲れ様。命があって良かったわね」
「同感ですよ」
それからしばらくくだらないことを談笑していたが、あやめが席を立ったと見るや、リンコは頬杖をついて興味深そうに千唐の瞳を覗き込んだ。
「いいの? あんな可愛いコを巻き込んじゃって」
「……幼馴染を巻き込んだ事? これっぽっちも後悔はないですよ。あの子はアホで体力もないダメな娘ですが、ああ見えて本来は腹黒のキレ者で僕より何倍も芯の強いお人好しですから……信頼は出来るはずですよ」
「ふぅん。あなたってなんだか、複雑ねぇ。それとも……不器用なのかしら?」
「なんとでも。ともかく今回で僕の役目は最後って事で。もうすぐ僕は寝子島からいなくなるからね……後のことはあやめに任せる」
「あら、そうなの。ま、いいわ。あなたの前途を祝してかんぱーい」
笑ってグラスを傾けると、赤い液体が鮮やかなルージュの中に消えてゆく。
リンコのグラスがすっかり空になるまで待って、千唐は静かにいった。
「……あいつがこれから寂しさを忘れるくらい面白い事に巻き込んでやってください」
「うふふっ。いいわよ、『お兄ちゃん』」
リンコがたわむれに千唐の肩を抱く。折良く戻って来たあやめがそれを見咎めて頬を膨らませた。
「あーっ、なにやってるんですかお兄ちゃん!」
「お宝探しの相談よん」リンコは適当に嘯くと、「あっ、あやめちゃん、このわるーいお兄ちゃんに身売りされたからね? よろしくねぇ」と笑う。
「えっ、なんですかそれ」
「いやなに、この人を手伝ったらお宝が見つかるかもしれないってさ、あやめ。頼めるかい?」
口当たりよくいいなおした千唐の言葉に、あやめは即答した。
「じゃあ手伝います。あっ、でもお兄ちゃん、そのかわりちゃんとデートしてくださいよ!」
千唐ははいはい、とおざなりに返事をして、それからリンコに向かってこういった。
「折角ですから、今日は僕が奢りますよ」
「ありがと。でも年下に奢ってもらうのは主義に反するから遠慮しとくわ」
リンコは、それからひとつウィンクをして。
「――元気でね。しっかり生きなさい」
◇
そしてまた別の後日。
ようやく身体の痛みが引いた
雨垂 ミゾレ
は、鈴島で撮った写真の数々を現像した。
案の定というかなんというか、神魂の影響で、肝心な部分はほとんどボケて写っていない。実は、ミゾレに限らずカメラ持参で撮影していた者は多かったのだが、遺跡内部の写真はどれも似たようなもので、はっきり写っていたものはほとんどない。
それでもミゾレはある種の満足感を感じていた。
――こいつはまだまだ、なにかありそうだな。
孵る前の金の卵を割るほど俺は馬鹿じゃねぇ。
公の場に出すのはまだだ。もう少し様子を見てから……。
写真を捲る手を止める。
たった一枚、まともに映っている写真があった。
それは、送られてきた遺跡入り口での集合写真。
後木 真央
が撮ったものだ。
「けっ……どいつもこいつもいい顔しやがって」
乱暴な口調とは裏腹に、ミゾレはわずかに表情を緩めた。
――この写真はミゾレのところだけでなく、梨香を通して鈴島遺跡探検隊のメンバー全員に届けられている。
<了>
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あとがき
担当マスター:
笈地 行
ファンレターはマスターページから!
みなさまお疲れ様でしたー!
ゲームマスターを務めさせていただきました、笈地 行(おいち あん)です。
ご参加いただきありがとうございました!
いやいやいやちょっとなんかすごいシナリオを請け負ってしまって……伏線だらけになってしまいました。
伏線のいくつかは、違うシナリオへ分派してゆくかもしれません。
ともかくみなさんが最奥まで行けてよかったです! 本当に良かったです!
今回もっともあとがきで伝えたいのは、シナリオとしての結果は【大成功】だということです!
遺跡の最奥まで到達し、封印されていたものの正体をチラ見することができました。
じつは、みなさまのアクションのお蔭で、はじめに想定していたより、
たいへん情報量の多いリアクションとなっております。
ご参加いただいた皆様には、後木 真央さんが撮ってくださった写真と、
称号のおみやげがあります。どうぞお受け取りください。
――さて。
今回に限らずですが、このシナリオでは敵対PCさんが登場しています。
フツウを守るPCさんも、敵対するPCさんも、物語の上では同じように大切です。
ですから、PCさんはケンカしても、PLさんはなかよく、
お互いの立場を尊重し合って、たのしくロールプレイしてくださいね。
ゲームマスターからのお願いでした。
それでは、またの機会にお会いできることを楽しみにしています。笈地でした。
フンドシに代わる寝子小水着案もどうぞよろしくです~!
(※イラストの貼り忘れがあったので追加しました。失礼しました! 2/21 21:30)
共通お土産【遺跡前での集合写真】
共通称号 【鈴島遺跡探検隊として寝子島落神史の一端を見た】
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月21日
参加申し込みの期限
2014年01月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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