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鈴島、森に隠された古代遺跡
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●鈴島上陸
船を下りると、そこはすてきな砂浜だった。その背後にはこんもりとした森。
この鈴島は、寝子島の南西に位置する無人島だ。寝子島を横向きの猫の顔に見立てると、鈴島はちょうど首の鈴にあたる。だから「鈴島」――なのかは定かではないが、南北に長い島がふたつと、その南にあるぽつりと米粒のような小島の3つを併せて鈴島と呼ぶのが習いらしい。
遺跡の噂があるのはこのうち西側の島だった。
一行が各々装備や持ち物をチェックしていると、
「鈴島遺跡探検隊のみなさん!」
とみんなをこの島に誘った張り紙の主が挨拶をした。
「今日はそう呼ばせてもらうわね。急な声かけにも関わらず集まってくれてありがとう。本日、隊長役を務める
坂内 梨香
よ。どうぞよろしく」
梨香はいつものように高くお団子に結った頭をぺこりと下げる。
「今日の目的は、この鈴島を探索して、本当に遺跡があるのか確かめることよ。もし遺跡が見つかれば、その中も探索してみたいと思う」
噂の遺跡は見つかるのだろうか。否が応にも期待が高まる。
「では、早速出発……と行きたいところだけれど、やみくもに探索する前に作戦を立てましょう。なにかいいアイデアはあるかしら」
すっと手を挙げたのは
逆巻 天野
だ。
「遺跡や島について調べておいたよ」
そういって天野はプリント用紙をみんなに回した。遺跡や伝承については、以前調べたことや、梨香と一緒に図書館で調べたことを箇条書きに。すなわち――
『鈴島は大昔の海底火山の爆発によって現在の形となった。
なお、現在は無人島であるが人が住んでいた時期もあり、
朽ち果てたレンガ造りの建物などが放置されている』
『鈴島には謎の遺跡がある。という噂が白沢先生の世代では流れたらしい。
だが確認に行った生徒はいなかった』
『鈴島の森に立ち入ってはいけない。なにかが封じられているらしい』
『鈴島の森に決してひとりで行ってはいけない』
それから
『見守り人は第三の目を持ち、第三の目が見守り人を動かす』
という情報も。
「……気が利くのね。ぜひウチに来て欲しいくらいだわ」
梨香の独り言は、天野の耳に届いた。
「悪いけどシーノには興味ないかな。何を考えてるのか、僕は知らないしね。けど。先輩が島を知りたいって気持ちは……なんとなく、嫌いじゃないな」
「そう。……『知りたい』、それって原動力よね」
どうやら、ここにも知識欲のしもべがいたようだ。
天野が配った用紙の裏には
鈴島の地図
が印刷してあった。
よく見ると跳び上がったイルカのような形をしたこの島は、東側に砂浜を有した海岸、それ以外のほとんどは森だ。現在地は東の海岸である。
「前に事件で来たことあるけど、確か海岸には遺跡はなかったはずだよ」と天野はいった。
「なら迷いの森を、逸れぬ様に手を繋いで2~3人一組で集団探索したらいいと思いまーす」
こんな子、寝子高にいただろうか――みんなの疑問を余所に、きゃぴるんとウィンクしたその子は
花村 チカ
と名乗った。みんなは気づかなかったが、チカのきゃぴるんウィンクに一番目をぱちくりさせていたのは隣にいた
鬼崎 あやめ
だった。が、あやめはすぐに平静な笑顔をつくり、チカの手を取る。
「じゃあ私はお兄ちゃ……じゃなくて、友達のチカと一緒の班になります!」
他のメンバーも、チカのアイデアに従って、数人ずつ組になっていく。
「よかったらこれを使ってくださーい」
そういうとチカは各班に発煙筒とホイッスルを手渡した。
「トランシーバーも持ってきたよ」
大荷物の
桜崎 巴
が、持ち物の中からトランシーバーを3つ取り出した。
「ひとつはあたし、ひとつは隊長の梨香先輩、もうひとつは――あんたがいいんじゃないかい?」
巴はメンバーを見渡して、
桜井 ラッセル
にトランシーバーを手渡した。
ラッセルはそれを受けとり重さを確かめた。
「空から全体を見渡せばいいんだな。任せとけ」
彼はろっこんでカナリアになれる。小鳥の首はちょっと重いかもしれないが、高い木の梢にでも掛けておけば、すぐに変身を解いて連絡が取れそうだ。
「それと、ホイッスルの合図を決めておこう」と巴はいった。
ピッ、ピッ、ピッ! と短く繰り返せば撤退。
ピーーーッ! と長く吹けば成功。
ピーッ、ピッ、ピーッ、ピッ! と長短交互で横取りの合図とする取り決めが交わされた。
「もし遺跡を発見したら、発煙筒と成功の合図で知らせることにしよう」
これで準備は整った。梨香が号令を出す。
「海上タクシーの船長さんに、夕方には連絡をいれると言ってあるから、それまでに遺跡が見つかることを祈って。じゃあ、班ごとに手を繋いで――行きましょう、森へ」
おー! と
後木 真央
が元気よく拳を振り上げる。
「鈴島冒険譚始まりなのだー! おーっ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月21日
参加申し込みの期限
2014年01月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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