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【A2テナント内:PM1:00】
左側通路に隣接するもう一つのテナントにも、マフィア達の姿はあった。
「いやはや、随分と面倒な事になっちゃったねぇ」
ケースを両手で持ちながら、隣の部屋へと通じる扉側に立つ
壬生 由貴奈
は、同じ室内に居る他の三人へと声を掛ける。
「えぇ。ですから、このままというわけには行きません」
少しばかり困った顔で、由貴奈とは逆になる通路側の扉に位置取りながら
日向 透
が答える。
逃げ切ったまでは良いが、少なくともこの中に敵が潜んでいるのであれば、自ずとその警戒も怠るわけにはいかない。
その為と全員に話し、透はこの扉の近くへと立っていた。
「じゃあ、日向さんの提案通りでいいのか?」
やや乱暴な口調で、
追分 義一
もまた透の隣に立ちながら声を掛ける。
――見る限りでは、両者の手により外へと出る扉を封じるつもりである事は由貴奈も、そして残った一人である
夕鈴 翼
も予想は出来ていた。
「ボク、怖いです……」
ポツリと、翼は震えながらその一言を口にする。
翼に対し厳しい視線を向ける義一と、安心させる為なのか、どこかとらえどころ無い笑顔を向ける透。
この二人に対し、翼は恐怖の感情だした上で、あえて近づくこと無く同じ女性同士である由貴奈の側へと身を寄せていた。
「ぎいち君、警戒心出しすぎだよぉ。ゆうちゃん怖がってるって」
「……そりゃ悪かった」
坊主頭を掻きつつ、義一は一度その視線を翼から外す。
「まずは落ち着きましょう。それで、先ほど言った通り確認を行えば問題ありませんよ」
あくまで紳士然とした態度を崩さず、透は先に提案した事を再度繰り返す。
反対側のテナント同様に各自のケース内をそれぞれが開示し、裏切り者を燻りだす。
ただ開ける際の手順は違い、一人ずつ順番に開け、それ以外の者が扉を守る事を条件としていた。
「それですけど……ボクは皆さんが見せるまで開けるつもりはありません」
由貴奈の後ろに隠れながらも、両手で重そうにケースを抱え翼は三人にこの言葉を口にする。
「理由を話せ。そうじゃねぇと、俺は納得しねぇ」
一度外した視線を再度翼に向け、噛み付くように義一が反論する。
その態度は、義一がこの中でもっとも翼に対し警戒している事が誰の目から見ても明らかであった。
「……じゃあ話しますけど、ボクがお金を持っているんです」
一つ間を置き、翼は意を決したように由貴奈の後ろから体を出した上で隣に移動し、義一に視線を向けた上で答えを口にする。
金を持っているからこそ、安全性を確認するまでは自分はケースを開示するつもりは無い。
受け入れられない場合は義一と透、そして隣に居る由貴奈を含めた全員を危険とみなし、自分は部屋を出ると口にしていた。
「なるほど、それは一理ありますね。ですが――」
透の視線が翼から、その後ろに移る。
――違和感はそこに。
翼にとって、誰もいないはずの背後に透の視線が移るのはおかしな事であった為に。
「ごめんよぉ、ゆうちゃん。悪く思わないでね?」
だが、翼がその違和感に気づいた時にはもう遅かった。
風切り音と共に、後頭部に与えられた強い衝撃は翼の頭は大きく揺らし、勢いのまま顔から床に倒される。
何が起こったのか――それを理解するよりも早く、翼の意識は由貴奈が勢いよく振り回したケースにより乱暴に断ち切られていた。
「あったった……いやぁ、腕が痛い痛い」
翼の後頭部をケースを振り回す形で叩いた由貴奈が、その勢いを消しきれずに床へと尻餅をつく。
「大丈夫ですか? どう動くか心配でしたが、上手くいったようですね」
倒れる翼には目もくれず、透は由貴奈に手を差し出し、由貴奈もその手を取る。
――尻餅をついた際に、床にぶつかり少しだけ開いた由貴奈のアタッシュケースから覗いたその中身も、確かに確認した上で。
「すみませんねぇ。荒事なんて慣れてないですから」
手を引き、透が由貴奈を立たせた時点で、義一が声を上げる。
「ビンゴだ。やっぱりコイツが裏切り者だったらしいな」
転がった翼のアタッシュケースを拾い、中を確認した上で義一は中身を二人へと見せる。
スポンジが詰められた中に納まっている、小型拳銃と二発の弾丸を。
「予想通り、かぁ。それで、それはどうする?」
「壊すのが懸命でしょう。持っていたとしても、私達には扱える代物ではありませんし」
透の提案に、義一が賛同を返す。
――だが、
由貴奈はそれとは少し違う意見を口にし、二人もまたその意見に一応の理解を示した上で、
三人はそのままテナントを後にしていた。
【移動】
壬生 由貴奈
・
日向 透
・
追分 義一
:A2→A3
【妨害効果発生】
夕鈴 翼
:気絶ノ為、3ラウンド開始マデ行動不可
【全体情報ノ更新-更新時間PM1:06】
・
壬生 由貴奈
ヨリ(
屋敷野 梢
)二情報ヲ送信
・
日向 透
二ヨリ、一部プレイヤーヲ除キ
(夕鈴ガヒットマンデアル、及ビ日向・追分・壬生ガ白デアル)
情報ヲプレイヤーヘ送信
【B1テナント内:PM1:00】
反対側の通路にも作られているテナント内にも、マフィア達の姿はある。
その中の一室には、三名の男性の姿があった。
「逃げ切れたと思ったらこれか。つくづく、てめぇと居るとろくな事がねぇな」
苛立つような言葉と共に、
ジニー・劉
は嫌そうな顔を共に逃げてきた内の一人である
骨削 瓢
に向ける。
「はっは、そりゃ困った。あっしとしちゃ、別にどうこうしてるつもりはないんだがねぇ」
ケラリと笑い、瓢はジニーの視線を流しつつ、もう一人の存在――
御剣 刀
へと視線を向けていた。
「御剣はんも難儀なこった。まさかあっしらと一緒に逃げる事になるたぁねぇ」
「別に気にしちゃいないさ。もちろん……誰が裏切ってるかは知らないが」
立樹の一言は、当然ながらこの三人も聞いている。
その為に、味方である確証が無い分、互いへの疑いは未だ高い為に刀は警戒を解こうとはしていなかった。
「あぁ、そうだな。それでどうする? 皆仲良くケースを開けるか?」
ジニーがケースを持ったまま、二人を問うように見比べる。
「その心配はないです――俺が初めに開けますから」
二人がそれ以上を口にするより早く、刀は自らのケースの引っ掛け錠を即座に外し、中を晒す。
――中には何も入っていない、空っぽのそれを。
「思い切りのいいこって。なら、後はあっしと劉はんかぃ」
そうだ、とだけ口にし、刀はそのまま通路側の扉へと移動する。
たとえどちらかが裏切っていても、逃げ出さないようにする為の措置として。
「はっ、そういうのは嫌いじゃねぇ。信用ってのはやる事やらなきゃ得られねぇもんだ」
ジニーも瓢も、その行動を止めるつもりは無い。
表情はあくまでも崩さず、どちらも焦りを見せる事も、まして刀の行動に動揺することもなかった。
「ってこたぁ、劉はんも見せるつもりで?」
「当然だ。それとも何か、てめぇは見せないつもりか?」
まさか、とだけ笑いながら口にし、瓢はケースの引っ掛け錠へと手を伸ばす。
両者ともに、開くのは同時に。
――中はどちらも空である事を、二人を合わせ、刀も確認していた。
「ありゃりゃ、裏切り者は居なかったってことかい。残念残念」
言葉通りに残念といった雰囲気を出しながら、瓢はそのまま刀が立つ扉へと向かう。
「どこへ行くつもりだ?」
「話す必要が? それにおたくら二人はやる事があるんだろう? なら、あっしとは別だぁねぇ」
それは心より楽しそうに。
首を横に傾げ、身長差のある刀の胸元近くまで近づき、酷く歪な笑みを浮かべながら瓢は刀の顔を下から覗き込む。
「……放っておけ、御剣。道化にゃ道化らしく、やる事があるんだろ」
室内を物色し始めるジニーが、二人の状況を見つつ、刀にこの言葉を口にしていた。
「はっは、物分りがいいのは助かるねぇ。何、後でちゃぁんと合流はするさ」
軽く手を振りながら、扉から離れた刀の隣を通り、瓢はテナント内を後にする。
「本当に良かったんですか?」
「いいさ。何を考えてるかなんて知ったこっちゃねぇが、余計な事をするつもりなら容赦しねぇよ」
信用は得た。
だが、それはあくまで瓢が裏切り者ではないというだけの信用でしかない。
瓢が去ったテナント内で、二人は逃げる為の準備を進めていく。
【移動】
骨削 瓢
:B1→B3
【アイテム取得】
ジニー・劉
:ケース内二破レタ雑誌等ノ古紙ヲ収納
御剣 刀
:ケース内二瓦礫ノ破片ヲ収納
【情報ノ更新-PM1:06】
・
御剣 刀
カラ(
小山内 海
)ヘ情報ヲ送信
・
ジニー・劉
二ヨリ、一部プレイヤーヲ除キ
(劉・御剣・骨削ガ白デアル)
情報ヲプレイヤー二送信
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担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月08日
参加申し込みの期限
2014年10月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月15日 11時00分
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