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キャットアイランドに行こう
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●放課後Cat Island●
ほんのり桜色の指先が、ページをめくる。
淡い茶色の髪を左耳の後ろでひとつ結びにした少女が、桜花寮の一室でのんびり本を広げていた。
「ただいまー」
「あ、おかえりなさい」
元気よく部屋のドアを開けた短髪の少女の声と姿に、
夢宮 瑠奈
は読み掛けの本から顔を上げて、ルームメイトの
七音 侑
を迎える。
「うにー、今日もいっぱい走り込みしてクタクタだにー」
部活に図書委員にと忙しくしている侑は、荷物を置くと部屋着に着替えて一休み……と思いきや、いそいそとパソコンが乗った机に向かう。
ほやん、と彼女の背を目で追っていた瑠奈は、右に泣きボクロのある大きな瞳を瞬かせた。
「疲れてるんじゃ、ないの……?」
その声色には、夕飯の時間まで休んだ方が良いのでは、という若干の心配も含まれているようだったけれど、侑はマウスをうにうに動かしながら平気平気と笑う。
「学校行ってる間に、面白いものが出来てるかも知れないしっ」
パソコンのディスプレイには、『Cat Island』のロゴが浮かぶログイン画面。
最近出来たばかりのその世界の中では、日々新しい変化があるのだ。
ログインすると、ウィンドウの中に3Dの空間がぱあっと広がり、最初は灰色で表示されていた建造物らしきも次第に色や質感がはっきりしてきた。
その景色は、瑠奈にもちょっと見覚えがあった。
多分、旧市街の一角だ。
同時に侑が作ったアバターの姿も読み込まれ、侑はログアウト中に届いたメッセージなどを確認し始める。
「面白いの?」
「うにっ! これからもっと面白くなるんじゃないかな。瑠奈ちゃんもやってみたら良いのに」
「あたしは……こんぴーたは苦手だからねぇ」
肩を竦めて笑む瑠奈に、そっかーとちょっと残念そうに呟きながら、侑はアバターを操作し始めた。
仮想の街の中を走り出す人型のグラフィックを軽く眺めてから、瑠奈も途中だった本に目を落とす。
それからは、いつもの放課後と変わらない時間……の筈だったのに。
『わわっ……? あえ? ……どゆこと!?』
さっきまで、時折声を上げながらパソコンを操作していた侑の声が急に違った聞こえ方をして、不思議に思った瑠奈が再び顔を上げる。
「……あ、れ?」
ぽわんと丸くした瞳に映った椅子には、誰も座っていない。
「侑ちゃん?」
室内をきょろきょろ見回しても、ついさっきまでそこにいた筈のルームメイトは何処にもいなかった。
いくら瑠奈が普段からぽやーっと過ごしている時が多くても、侑が部屋を出ていった事に気付かない程本の内容に没頭していた訳でもないのに。
それに、何かを通したような侑の声は、相変わらず途切れてはいない。
頭に『?』をいっぱい浮かべた瑠奈の視界に入ったのは、誰もいないのに移り変わり続けるディスプレイの中の風景。
困惑しながら腰を上げ、そっと近寄って覗き込んで見ると、急にぐいーんとカメラが引いて再び中心に人物が映し出された。
『あー、うちが見えたっ! にゃはっ、こんな風に自分を見るなんて、変な感じだにーっ』
「ゆ、侑ちゃん!?」
ぱたぱた手足を動かしたり跳ねたりしているのは、どう見ても侑本人だ。
さっきまで彼女の動かしていたアバターもなかなか良く出来ていたものだったけれど、今は生身同然の姿をした侑が3Dの景色の中にいる。
何が起きているのかさっぱり分からず、ぽかんと見守っている瑠奈の事も露知らず、画面の中の侑はひとしきり動き回って何か納得したようだ。
『よく分かんないけど、この空間はどう見てもキャットアイランドだよね。だったら遊びまくるにっ!』
ピロン、と勝手に開いたクローゼットのメニューから選択された服を選ぶと、侑の服装は部屋着から可愛い猫の着ぐるみパジャマへとパッと変わった。
ぴこぴこ動かせる耳や尻尾は、ほんの数日前に出回り始めたスクリプトが使われているようだ。
可愛い格好にご満悦の侑は、そのままぴょいぴょいと空を蹴って何処かを目指し始めた。
「おーい……」
パソコンの前にひとり取り残された瑠奈は、どうすればいいの? と困ったように首を傾げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月31日
参加申し込みの期限
2013年01月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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