this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
素直になれなくて
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
14
つぎへ >>
数日前までは連日真夏日、灼けつくような暑さだったのに、今日は三十度を下回り、風もある。
そのぶん海水は少しひんやりしていたが、それも最初だけだった。浅瀬ではしゃいでいるうちに、冷たさも気温のこともどうでもよくなる。ビーチボールでバレーの真似ごとをしているだけで、もう充分すぎるほどに『夏』だった。
「ところでさゆるのパートナー……あの、すんごい可愛い人」
燈子がトスを上げる。
「じゅんのこと?」
これを受け、さゆるは少し強めに打ち返した。
「そう。バイト先が同じなんだっけ」
「ええ。でもじゅんは社員よ」
「歳上の恋人なんですよね……あんなお人形さんみたいな人と……うらやますい……」
かれんは一歩も動かず、ただ視線だけでボールを追っている。レシーブする気は、最初からないらしい。
橙子とかれんには、水無月祭の場でじゅんを紹介している。同性の恋人がいることをどう受け取られるか、さゆるは気をもんだが、ふたりとも拍子抜けするほどあっさりと受け入れていた。
なお当の姫木じゅんは、いまごろ星ヶ丘の高級エステでボディメンテ中である。
「会ってみたかった」
かれんのかわりに井乃梨が力強く前に出て、ボールを高く打ち上げた。水無月祭の日、井乃梨は橙子らと別行動だったため、このメンバーでは唯一じゅんを目にしていない。
「水無月祭じゃ井乃梨、オトコと一緒だったからなぁ」橙子の指摘に、
「ハァ!?」井乃梨にしてはめずらしく、かなり奇矯な声が出た。「『弟』はたしかに生物学上『男』ではあるがそれが何か?」
「
ええっ!
」
かれんが食いつく。こういう話題になると反応が早い。
「なんだ……色めきだったのに損した気分です」
「今年高校に入ったばっかのクソガキだ。欲しかったらやるよ」
「えっ、どうしよ。ほんと? どうしよ……」動揺したのか、かれんはボールを取り落としてしまう。
「高校生でもええんかーい!」
橙子のツッコミに、さゆるも思わず笑ってしまった。水面でボールが揺れている。
順調だ。
さゆるは思った。
大学生活も、キャバ嬢の仕事も。
さゆるには指名がたくさんつくようになり、このところ成績も急上昇中だ。出勤日が少ないのでナンバーワンまではいかないまでも、認めてもらえるというのは、やはり嬉しいことだと思う。お客さんには、どこをどう気に入ってもらえているのかはわからないのだけれど。
気になるところがあるとすれば──。
やはり、じゅんとみちゃ子の争いだろうか。いまのところ冷戦状態にとどまっており大事には至っていないが、いずれ決定的な瞬間が訪れるような気がしてならない。
その
みちゃ子
こと
宮小路 美沙
(みやこうじ・みさ)は現在、インド料理店『ザ・グレート・タージ・マハル』の一番奥のテーブルにいる。
美沙はスプーンを口に運ぶ手を止め、壁際の背もたれにぴたりと後頭部をつけた。
そうして無言で、目線を入口付近に流したのである。口元に、薄い笑みを浮かべて。
美沙の視線の先、店内入口すぐのあたりだけが、まるでダークゾーンのように沈んで見えた。
「でも、もし彼女が、ちゃんとケジメをつけに来たのだとしたら」
うなだれる
アーナンド・ハイイド
を前にして、
鬼河内 萌
はとっさに言葉が出てこない。
夫婦の危機、というやつだよね。
英語にしたら、クライム・オブ・フウフ──待て待て、フウフって日本語じゃないかっ。いやそもそも英訳する必要がどこに!?
うう、シリアスムードから無意識的に逃げようとしてるよね、ボク。いくじなしっ!
助けを求めるべく再度
野菜原 ユウ
を見るのだが、ユウもこういう事態に即反応できる人生経験は積んでいないようで、現在の萌と同様、いや、おそらくそれ以上に深刻な状態に陥っていた。
すなわち、固まっていた。コッチコチに瞬間冷凍された感じだ。
ユウくん、マグロ状態だね。冷凍庫の。
でもボクにユウくんを責める資格はないよ。うう、資格、視覚、死角、さよなら三角またきて四角……ダメだこれ。
脳内にどんどんエラーが吐き出されていることを、萌は自覚せざるを得ない。
……四角は豆腐、豆腐は白い、白いはヨーグルト、ヨーグルトは乳製品、乳製品はバター、バターはうーん……あっ! バターで作ろうバターカレー! バターカレー、つまりカレーライスっ☆
やったぁ! 脳みそ復旧ーっ!
多少強引ながら連想はカレーに着地した。この瞬間、萌のシステム再起動は完了したのである。炎を胸に宿し告げる。
「アーナンドさん、カレー作ろうよ! カレー!」
「え……?」
「奥さん、えーと、滝子さんだったよね。勝手ながらボク推理したんだけど、アーナンドさんと滝子さんが知り合ったのって、カレーがきっかけだったんじゃない?」
これを聞くや、ブラックホール状態だったアーナンドの表情がゆるんだ。
「え、ええ、そうです。ワタシ、まだ店を出す前の修行時代、働いていた店にたまたま訪れた彼女、見て、たちまち好きになってしまいました」
「えーっ☆」萌の目は一気に星の海へと転換する。「それって一目惚れ!!」
「はいです。お恥ずかしながら」
さらにアーナンドの表情がやわらかになる。紅潮しているのが丸わかりだ。
「それでワタシ、受けた注文とは別に、そのころ開発してたマイ・スペシャルカレー、『サービスです』って言って彼女に出したですよ。お店にナイショで」
「やるぅ! ってか、店に無断で? 怒られたでしょ」
「ははは、うんと叱られました。後でね。でも、おかげで奥さんと知り合うことができたですよ」
「カレーの感想は!?」
カレー大好き萌タンとしては、そこは必ず訊いておきたい。
「『メチャクチャ辛いけど、なんか爽やかでおいしい!』だったですよー」
「カレーがつないだ恋、かぁ。イイ話だねぇ~」
本来ここで『店はもちろん本人にも無断で激辛カレー出しちゃダメなのでは……』とツッコむ役割を担うべきユウは、まだフリーズ状態が解けていないのであった。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
素直になれなくて
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年03月02日
参加申し込みの期限
2026年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!