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素直になれなくて
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「てーい!」
気合とともに
葦野 橙子
(よしの・とうこ)が突き立てたもの、それはビーチパラソルであった。砂浜にぐいぐいと柄を押し込み、がっちりと金具で留める。あざやかな紅白模様が、寝子島海岸の空の下で花のように開いた。
夏到来、と言いたいところだが海開きは来週からだ。それでも砂浜にはちらほらと人影がある。サーファーの姿も見える。
「せっかくさゆるが獲得したんだもんねー。使わないわけにはいかない!」
橙子は額の汗をぬぐって満面の笑みを見せた。
「いや、パラソル開く前に朝鳥さんの許可くらい取ろうよ」
落ち着いた声で指摘したのは、四文字姓に三文字名、合計七文字フルネームというインパクトをもつ
数寄屋橋 井乃梨
(すきやばし・いのり)だ。
「いいよねさゆる? ほら、『いい』って!」
朝鳥 さゆる
の小さなうなずきをゼロコンマ五秒で検知すると、橙子は即座にパラソルの固定作業を再開した。砂を踏み固め、支柱を揺らして安定を確かめる。
「よし、完成っ」
「クーラーボックス、設置します」
そこに
松 かれん
が、存在感のある箱を抱えて歩いてきた。新しくできた日陰の内側に慎重に下ろす。
「さて、これで準備が整ったわけだよ諸君」
橙子はクーラーボックスを開ける。よく冷えたペットボトルのドリンクがいくつも出てきた。各人の好みはちゃんと把握しているらしく、「はいこれ、かれんはこれね」と手早く配っていく。
パキッ、といい音が立った。一斉にボトルが開いたのだ。音頭を取るのはやはり橙子だ。
「朝鳥さゆるさん、優勝おめでとう!」
アイスカフェオレを掲げて声を上げた。ちなみに橙子は、なぜかペットボトルにストローを差して飲む主義らしい。
「おめでとう」
井乃梨の手にはクールなジンジャエール、
「おめでとうございます」
かれんが持っているのは、なにやらサイケなラベルの炭酸飲料だった。
「ありがとう」
照れながら、さゆるはオレンジジュースのペットボトルで応じる。
乾杯。
四人とも、もちろん水着姿だ。
橙子は派手めのビキニだった。オレンジと白のストライプ柄で、トップには小さなフリルがついている。動きやすさ重視なのか、ショート丈のデニムパンツを腰に引っかけていて、いかにも「海に遊びに来ました」という元気な格好だ。
井乃梨は対照的に、黒のワンピース水着だった。余計な装飾のないシンプルなデザインで、細い肩紐とすっきりしたラインがかえって大人びて見える。細フレームの眼鏡もそのままで、ビーチにいるのにどこか知的な雰囲気を崩していない。
かれんは淡いミントグリーンのビキニに、薄い白のシフォンのパレオを巻いている。露出はそれなりにあるのに、どこか控えめに見えるのは彼女の性格のせいかもしれない。
そして、さゆる。青い花柄のビキニに、同じ柄の小さなサイドリボン。短い髪と健康的な体つきがよく映えていて、浜辺の光のもとではモデルのようにも見える。燦然と、という言葉の似合う美しさといえよう。
「やっぱ水無月姫はちがうわー」
さゆるを眺めて橙子がしみじみとうなずいた。
「カリスマがあるっていうか」
「だな」
「ですよねー」
「あの……一斉に注視するの、やめてもらえると嬉しいんだけど」
先週の話だ。
六月最後の日曜日、木天蓼大学教養キャンパスで学祭『水無月祭』がひらかれた。単なる見物客として会場を訪れたさゆるだったが、なりゆきでミスコン『水無月姫コンテスト』にエントリーされてしまった。スカウトされての飛び入り参加だ。準備らしい準備なんて当然していない。それでも特技として歌を披露し、気がつけば優勝をさらっていたのである。
優勝景品として提供されたのが、ビーチパラソル、クーラーボックス、そして折りたたみビーチチェアだった。その場で渡されたのではなく後日郵送だったが、景品を写したボードを手渡され記念撮影をしている。
この景品を知って橙子は腕組みした。
「これは完全に海水浴セットだよね」
「ていうことは、もしかして、あれですか。行きます……?」
言いながら、かれんも少し上気していた。期待に満ちたまなざしでさゆるを見上げたのである。
こうなるとさゆるも、
「海……?」
とこたえるほかなかった。
水無月祭の栄冠から一週間、こうしてさゆるは友人たちと海に来ている。
海開きは来週からじゃない? とさゆるは言ったのだが、「こんなクソ暑い日に律儀に海開きなんか待ってられん!」と橙子は聞かず、かれんも即同意して、先取り海水浴の決行となった。井乃梨は水無月祭の日は別行動だったが、話を聞くなり「待ったなしだな」とこちらも参加を決めた。しかも彼女の住むワンルームマンションがこのすぐ近くだったので、着替えとシャワーの問題まできれいに片づいたというわけだ
「つまり今日は祝賀会、兼──」
橙子の発言を井乃梨がつぐ。
「優勝者の戦利品を使った、実地検証ということか」
「言い方!」
さゆるは思わずつっこんだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年03月02日
参加申し込みの期限
2026年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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