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【魔法が解ける時】
イズミの願いはただひとつ。獣面の男、レパードの真名を知ることにほかなりません。
「そりゃあ僕も、あなたの本当の顔を見てみてみたいって思うよ? 優しい顔かな、それとも怖そうかな。意外と子どもっぽい顔かも? なんて、気になるけどね」
「ははは。きみが僕に興味を持ってくれるのは、なんだか僕も嬉しいよぉ」
「うん、だって……突然こんなところに連れてこられて、なにも覚えてないけど。レパードさん、あなたのことは、ずうっと前から知ってる気がするから……」
イズミは自身が、ここではないどこかからやってきたことを知っています。もっと無機質で、理路整然としていて、科学が進歩していて……少なくともこんなにも自然が豊かな世界ではなかったように思います。ここでは誰もが当たりまえのように使うことのできる、魔法なんてものもなかったような気がするし、はびこる魔物たちだって存在していなかったはずです。
失った記憶。右も左も分からない不安。金なし装備なし、経験もなし……そんな中で出会い、イズミを大いに助けてくれたのが、金色の豹こと凄腕の冒険者、レパードでした。
「僕の顔は、呪いというか祝福というか……とにかくこれが、やっかいなものでさ。今では自分でもどんな顔だったか覚えてないんだよ。困っちゃうよねぇ」
「僕は気にしないよ!」
どこまでも広がる青緑の空。風に乗ってただよう浮遊岩や飛び立つ子竜たちの群れを見上げて、イズミは軽やかに笑いました。
「僕が知りたいのは、あなたの心だから。あなたがどんな顔をしていても、それは変わらないよ」
そんなふうに言うと彼は決まって、薄く笑んで肩をすくめます。どうやら照れ隠しのようです。
星みずくの丘をふたり、ゆっくりと歩きます。ツノカワウソが集めた星の葉が水面にきらめいて七色にかがやき、レパードの毛並みに乱反射してまばゆくまたたきました。
谷風の街では、鞍をつけた巨鳥オオワシガラスに乗って断崖の合間をひとっとび。三ツ首毒蛇にタマゴを奪われないよう、羽毛の巣に鍵網をかけてまわりました。
魔物たちとの戦いでは、レパードのまさしく獣じみた俊敏を目の当たりにすることができました。長大な曲剣を手に、群れを成して獲物を狩る陸竜サンドドラゴンを蹴散らし、水難事故を起こすケルピーを飛沫もろともに斬り伏せ、部族を率いて侵攻するオーガーの首領を見事に討ち取りました。
「すごい……! レパードさんがいてくれたら、魔物なんて怖くないね」
「いやいや、きみの魔法にだって、大いに助けられてるよぉ。もうきみなしでの冒険なんで、考えられないくらいさ」
「そんな……て、照れちゃうなあ」
世界は未知なる驚きと危険に満ちています。それらを乗り越えてゆくたび、切り抜けてゆくたび、ふたりの絆は深まりました。
空を覆うほどの巨大な扉から現れた異界の巨人を、レパードの剣とイズミの魔法が寄り添うように絡み合い、打ち倒します。
途方もない広さの結晶窟で、サンドワームに追いかけられながらに手に入れた鉱石は、ふたりの耳をおそろいのイヤリングで飾りました。
黄昏の島にすまう翼持つ神は、背に負う黄金の輪に宿す後光をもって彼らの分かちがたい絆を祝福してくれました。それは伝説によれば永久に損なわれることのない誓いなのだとか……イズミは小躍りせんばかりに喜んだものです。
「ふたりなら、どこまでだっていけちゃいそうだね♪」
「うん。そうだねぇ。ふたりなら」
そう、思っていたのに。
「……ソナタは目的を果たした。なればこそその祝福を、ワレに還しにきたのであろう?」
「なに、言ってるの? あなたは?」
宝石めいて虹色にきらめく霊樹が形作る森の奥。獣たちと自然の王、純白の豹がレパードを静かに見据えると、彼はどこかバツが悪そうに頭をかきました。
純白の豹はダイヤモンドの瞳をきらめかせ、とうとうと語ります。
「ソナタは言った。分かたれた伴侶を探し出し、守り抜くための力がほしいと。ワレが授けた獣の祝福は、大いなる助けとなったことだろう。そうして伴侶を探し出すことができたのだ。であればソナタはワレに報いるべきだ。獣に染まったその魂を捧げることで」
「そ、そんなことさせない!」
イズミは思わず彼と白豹の間に飛び込み、立ちふさがります。
「カレは約束を果たしに来ただけだ。ムスメよ、なぜ拒む?」
ぬうと立ち上がる獣に少しばかり気圧されながらも、怯むことはありません。
「獣の気と森の気は巡る。森が獣を育み、獣が森を育むのだ。カレの内に醸成された気は、ワガ森へと還元されねばならない」
「だからって……レパードさんの魂を捧げるなんて、許さない!」
「カレの覚悟が交わさせた誓いだ。反故にされて良いものではなかろう」
「そうだとしても、彼がいなくなるくらいなら、そんな約束! 僕が無かったことにしてやるんだから!」
「……いなくなる? 待て、ムスメよ。ソナタ、なにか思い違いをして」
「問答無用ですっ!! 『
ワット
』のためなら、魔法であなたを倒してでも……あれ?」
ぴたりと杖を振る手を止めて、イズミは目をぱちくり。
「……ワット?」
「ああ。そっか、そうだよねぇ。忘れてたよ。このままじゃ戻れなくなるところだった……ありがとう、『
柚春
』。僕を見つけてくれて」
「ワット!!」
「獣の気は森へと還る。ソナタらはもはや獣ではない。人として、森と獣たちのよき隣人として、末永く……」
そんな声がどこかから聞こえて、やがて遠ざかっていきます。
「あれ……」
「うん?」
気が付けばソファにふたり、深く沈み込むようにして腰かけておりました。
「なんだか、夢を見てたみたい」
「僕もだよぉ。ふわぁ……」
「わ!?」
ぐいと手を引かれて、あっという間に彼の膝の上。小さくキスをかわしたら、そのままくっつきあったままもうひと眠り。
すやすやと聞こえ始めた吐息に、窓の外、樹々の枝葉のこすれる音が重なって、まるでやさしい子守歌のように響きました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年01月26日
参加申し込みの期限
2026年02月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年02月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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