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LIQUID -Star Chronicle- 月の雫編
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【ストーリークエスト『月の雫』(9)】
『わわわ』
銃火を飛び越え、剣閃を低くくぐりぬける。俊敏なクラウドキャットの真価を導き出すのはウミの采配ひとつながら、まだまだベテラン冒険者ばりにとはいかない。アムトロジーの白服たちが各々の武器で仕掛ける猛攻を、それでもどうにかこうにか、凌いでゆく。
どうやら冒険者らのパーティは乱戦において分断されてしまったようだ。気が付けばウミの目の届くところに姿を認められる味方は、マシロただひとりとなっていた。
「ウミちゃん、あぶない! おっと、そこだー! いけいけーっ」
マシロの灯すきらめく星の輝きが、ウミの活力を増してゆく。ウミの声なき号令に応えてクラウドキャットはゆらぐ雲となって駆け、宙にて形を成し急襲する。
鋭迅なる爪が白服たちを切り裂く……が、
『ぜんぜん倒れてくれないよ……!?』
「特殊な薬のせいで、不死身? になってるらしいよー。ほんとかなあ?」
敵どものタフさは、人として尋常の営みとは思えないレベルだ。傷をつけるなり再生していき、あっという間にふさがってしまう。倒し切るには、致命となるより深い一撃を加えねばならないだろう。
「ふーん……?」
そんな相手を前に善戦健闘するウミを手厚くサポートしながら、マシロはあたりへ視線をめぐらせる。
周囲には、真っ白な壁。明滅する光。循環する碧緑のかがやき。
「ここはなんだか、
見覚えがある
ような気がするなあ」
星の海を駆ける船。波濤がマシロに垣間見せたのは、彼女がかつて目撃した、リキッド大陸の誕生にまつわる縁起、その記憶の再現なのだろうか。
「ハルコンさんが追い求めた真実。地図を埋めたその先に見た、あの光景……その思い出なのかな、これは」
マシロの胸から出でたものか、はたまたアムトロジーの野心によって導き出されたものか。
『マシロちゃん、いったよ!』
「おっととと!」
我に返る。ひらりとすばやく身をかわしながら、カードを操る。
「ウミちゃん、すこーし苦戦中? それなら、一気に決めちゃおう」
宙に放てば、乱舞するカードたち。渦と巻きながらマシロの手の中へと収束し、その中から一枚を選び出して切る。
「いくよー、<昇華せし星天の輝き>っ!!」
瞬間、流星のごとく燃える白い炎が生まれ、一度、二度と旋回した後に、輝きはウミへと目がけ降り注いだ。こたびのクエストへ持ち込んだ、マシロの切り札だ。ウミの能力が爆発的に向上し、さらには敵の攻撃を阻む強固なシールドをも付与する。
『! これなら、いけるかも!』
「やっちゃえ、ウミちゃん~!」
降り注ぐ銃弾雨あられもものともせず猛チャージ、肉薄すると、
『スラッシュクロー!!』
ウミの裂帛の気合に応えんと、クラウドキャットは咆哮した。
「えいえん」
両端にかがり火の炎ゆらめく廊下を、ブドーは駆けていた。靴音が幾重にも反響しながら先の先まで響いていく。
「止まれ! <ダチュラの棘>っ!」
振り向きざま、赤水晶のナイフを叩き込む。手応えあり、一瞬の怯みを引き出すも、すぐに再起動し動き出す。
「くぅ、半分機械だから効きが悪いのか……!?」
形状は先に相手取った<No.2 スパイダー>に似て、非なるものだ。有機体と複雑な機構のハイブリッドのような、奇怪なクリーチャーがブドーへと追いすがるのだ。
どこまでも続く廊下は荘厳にして静謐、どこかの神をたたえる神殿か異邦の王城を思わせた。
「さっきまで塔の中にいたはずなのに、時球域ってのはどうなってるんだ。みんなはどこに行ったんだ……!?」
「……えいえん……」
「それにさっきから聞こえるこの声は、なんなんだ? 誰の声なんだ?」
スパイダーもどきの爪がブドーの肩口を裂く。カワウソのうーちゃんが飛び出すと駆け回って攪乱し、ホムンクルスのレクサは、
「! ダメだ、レクサ! それは使っちゃいけない!」
どこか険しい顔つきで、いつか見たあの破壊的な衝動を解放しようとしてか、力を凝縮し始めたのをいさめる。レクサはいささか不満げな顔を浮かべつつも素直に力を霧散させ、代わりに指向性を持つ衝撃波を放って敵を貫いた。
「よしっ、いい子だ……」
「……だから、聞いているのだ。できるのか、できぬのか!?」
「ですからね、まやかしだと申し上げているんですよ。不老不死なんてものはね。私の専門分野とも違うしねえ」
ぴくりとブドーの眉尻が跳ねた。
「この声……?」
幻聴は三つの声が混ざり合う。ひとつはしわがれた、年経た老爺のものと思われる、誰ともなくつぶやく『永遠』の言葉の主。ひとつは誰かを急かし問い詰めるような、端々にとげのある男の声。もうひとつは、
「さりとて、私の研究に興味を持ったあなたの慧眼には敬意を表しますよ、ええ、実に面白い発想だとも。ホムンクルスに魂を移し替えようとはね……いやはや、思ってもみなかったなあ。まるでどこぞの、学長さんのようだ。ふふふ……」
「だから答えよ、錬金術師! ヴィルカス! 可能なのか? 我らが肉体のくびきから解き放たれ、永遠を生きることは……!」
図らずも、ブドーにとって実に印象深く記憶に残る、聞き覚えある声だった。
「……
ヴィルカスさん
!?」
淀みなく流れる川のごとく、声たちはブドーのいかなる状況も考慮されないようだ。気を取られた刹那、スパイダーもどきの爪牙を間一髪避けると距離を取る。
「アムリタールは結局のところ、不完全なのだ……研究を躍進させるべく、失われた原薬をいまだ探してはいるが、はたしてまだ残されているものか」
「えいえん。えいえん、を」
「見よ、教主さまに残された時間も決して多くはない。我らには必要なのだ、真なる永遠へと至る確かな道筋が……!」
地を転げながらに赤水晶のナイフをひらめかせ、同時、ブドーの双眸にも青く炎が灯るかのようにぎらと輝く。
「悪いケド、モタモタやってる暇はないんだ。決めさせてもらう……<ケミアルクス>! 貫けえっ!!」
渾身の膂力を込め、短剣を突く。ブドーの全てを込めた一撃は一閃の光条となし、床も天井も薙ぎ払いながらに迸り、スパイダーもどきの胴部を両断した。
「……条件があります。実験と錬成にあたって、私の求めるものを全て用意してもらいましょう」
「ふん。サイディア王立魔法アカデミーに短くも属し、今は宮廷錬金術師の一翼たらんお前に、手に入らぬものなどあるのか?」
「それに、アムリタールも。その組成、情報、出自、あなたがたの知る全てを、こちらへ渡してもらいましょう」
「……貴様。不遜だぞ! 一介の術師ごときが、神なる雫を手にせんとするとは……」
「それで永遠が手に入るなら、安いもんでしょ? あんたがたの教義と等しく、私にも成さねばならないことがある。譲れないものがある。さあ、どうするんです? アムトロジーのお偉いさん?」
半人半機の異形が動かなくなってなお、ブドーはしばしそこへ佇むまま、声に耳を傾けた。
「……えいえん」
「ヴィルカスさん。あなたは、なにを求めてたんだ? ホムンクルスに、なにを託そうとしてたんだ……?」
レクサの丸っこい瞳をのぞきこむ。無邪気なきらめきに、ブドーは微笑みを返しながらも、複雑な思いを胸に抱いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月29日
参加申し込みの期限
2026年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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