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LIQUID -Star Chronicle- 月の雫編
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【サイドクエスト『雪中に炭を送る』(1)】
「ま、前が見えない……!」
「大丈夫か、マユラちゃん? ほら、手をにぎって……!」
暴風雪花、スピリスタの行軍ときたらいつもこうなるのだ。視界は純白に染まり、数メートルの先も見とおせないほど白む険しき道だが、白雪舞い散りダイヤモンドダストがきらきらと瞬くさまはなんとも、実に美しい。見入ってしまうほどだ。
もちろん雪景色にみとれていてはやがて埋もれ、スピリスタの銀世界に取り込まれれば二度と戻ってこれまい。眠り込んでしまう前に、遭難してしまう前に足を一歩、また一歩と着実にでも進めていかねばならない。
マユラ(プレイヤー:
落合 まゆら
)とアヤト(プレイヤー:京極 綾人)がこうも厳しい雪模様を歩んでいるのはひとえに、クエストを達成せんがためだ。
「あとどのくらい……? アヤト」
「やっと半分ってところかな。けど、低体温のデバフがそろそろやばいな」
「どこか、岩陰で休憩しよう。このままじゃ凍っちゃう!」
ふたりの姿はソリの上にあった。引いているのは賢きトナカイが二頭。荷は暖房用の燃料である。すべて氷界へ閉じ込めてしまうような恐るべき寒波の襲来にそなえ、首都トニク近郊の村々へと燃料を届ける、複数のクエストのうちのひとつだ。中でも剣山のごときソルティード山を越えるこのルートはことに難易度が高いことで知られ、代わりに得られる報酬も大きい。
「あそこの岩場に避難しよう。トナカイくんたち、もう少し頑張ってくれ!」
ぶるると角を振り、トナカイたちはソリを引く。マユラは荷台から降りると<マジックダガー>を引き抜き、周囲の警戒へとあたる。安堵する瞬間こそに罠が仕込まれているのは、冒険の中でいつだって痛く感じ入るところだ。そうした経験を経てこそ、マユラも今や一流の冒険者なのである。
強まる雪にアヤトはトナカイたちを急がせるが、
「……? どうしたんだ?」
「あれ、トナカイたちが止まっちゃった……?」
「何か……来る!?」
勇猛でタフな相棒たちが歩みを止めたのは、白銀の空へと響く咆哮を聞きつけたからだろう。次いで、地鳴りのような足音がこちらへと向かい迫ってくる。
燃料運搬クエストの中でもこのルートが高難度を誇る理由がつまり、これだ。
「こいつは……<ウェンディゴ>だ!!」
「でかっ! 強そう!」
全高は3メートル近いだろうか。ねじくれたような細い手足、痩せこけた身体は真っ白な体毛におおわれ、ともすれば風雪にまぎれてしまいそうだ。しかし頭部にまたたく双眸だけは赤くぎらつきかがやいている。頭の上には鹿のような角が伸びており、槍の穂先めいた鋭利なそれで貫かれれば冒険者もトナカイたちもひとたまりもないだろう。
熱い吐息をはきながら猛然とこちらへ突進するウェンディゴを迎え撃つべく、アヤトもソリから飛び降りマユラへ並び立つ。彼の武器はギターだ。売り出し中のロックバンド『Edwoods』のリードギター、アヤトは戦いのさなかも音楽とともにあるのだ。
「今回はマユラちゃんが前衛だな、気を付けてくれよ!」
「ふふ。アヤトこそ、贈れないでよ!」
「ああっ、120%で熱く援護するさ! <プリング・オフ>!」
かき鳴らすギターの音色がマユラ、それにトナカイたちの防御力も高めてくれる。燃料を運ぶ彼らが倒れてしまっては即座にクエスト失敗だ。マユラはトナカイたちの前に立ち、すうと冷たい息を吸い込んだ。
「いっくぞお、<熱唱絶歌>!!」
燃えるような熱いリリックが聴く者の潜在能力を極限まで高める。マユラ自身も昂揚し、踊りかかるウェンディゴめがけて跳躍してマジックダガーを叩き込んだ。
「くっ……!」
「マユラちゃん!」
交錯の瞬間にウェンディゴの鋭い爪がマユラをかすめる。致命には至らずともダメージは小さくない。一撃必殺の恐るべき爪だ。
「ヤツの姿が……」
ごうと舞う吹雪はウェンディゴ自身が呼び寄せたものか、視界は悪化し真っ白となる。
「気をつけろ、来るぞ!」
「うん……!」
赤く灯る瞳が風雪を切り裂くようにして灯るのを、マユラは見逃さなかった。
「見えてるよ!」
今度は間一髪で身をかわし、カウンターでダガーを突き入れる。甲高い悲鳴を上げてウェンディゴはふたたび雪の中へと消えるが、マユラの瞳は揺らがない。背後にて鳴音響かせる彼の存在が、マユラの足元をしっかと地に据えていた。
「……来る! そこおっ!!」
攻撃を叩き込むもウェンディゴの巨体がマユラを打ち据える。途方もない衝撃だが、倒れない。歯を食いしばりマユラは立ち続ける。暴風にも揺るがず低体温にも震えず、強敵にだって退くことはない。
トナカイたちのいななきに、危険を前にしながらなんだかふっと和み、マユラは微笑んだ。
「絶対に助けるからね。アヤト!」
「ああ、決着つけようぜ、マユラちゃん!!」
アヤトの<オルタネイト・ピッキング>が快音奏で、マユラの心も身体も熱く燃え上がらせる。咆哮上げる雪の獣へ臆せず踏み込み、渾身の一刀を繰り出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月29日
参加申し込みの期限
2026年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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