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心結ばれ縁繋ぎ - 紡ぐ命と導きし者 -
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朝からずっと鞄の中で出番を待っていた軽食は、どれもこれもが手を伸ばしやすい一口サイズ。
水気の出る生野菜を避けたサンドイッチに、ラップで個包装されたおにぎり。スコーンの付け合わせはジャム以外にも塩気のある瓶詰めが用意され、しっかり焼かれた甘めの卵焼きや酢をきかせたピクルスも、疲れた身体が求める味に仕上がっている。
メニューの考案は柚春だが、長時間の持ち運びに耐えうるかは慢心せず、いつも世話になっている敏腕メイドにも助言を仰いだ。その後は晴月とも相談して、準備の負担が偏らないよう持ち寄る品を振り分けたし、特に気をつけるポイントは理由も添えて、レシピに書き加えて渡してある。
頑張ったのは女性陣だけではない。料理をしないウォルターも、キャンプにでも行くのかと言わんばかりの保冷剤を準備し、軽食が傷まないよう小分けに包むのを手伝った。晴月を手伝いたい気持ちが山々なラッセルだって、刃物や火の扱いをハラハラと見守りつつ、彼女が集中できるよう後片付けに精を出した。
なのに男性陣を待っていたのは、ご褒美ではなく『おあずけ』だったのだ。朝にはつまみ食いをすることも叶わなかったが、ようやくありつけるご馳走を前に、喜びもひとしお。
取り分けながら、まじまじと晴月の力作を目にしたラッセルは、食べるのももったいないと眺めていた。
「なんか気合い入れてんなと思ったら……すげーじゃん晴月!」
卵焼きの断面は、キャラ弁用の焼き海苔が乗せられ表情豊かになっている。しっかりめの焼き色が茶トラの猫を思わせるが、晴月にとっては歪な形を誤魔化すための、苦肉の策だったらしい。
ひとつひとつ手に触れないようラップで作ったおにぎりも、シールや専用ペンで可愛らしくなっていて、一気にピクニックらしさが増した空気に、柚春も参考にしなくてはと考え込む。
「いいアレンジだと思うな。そういう可愛い発想、今から練習しておかないとだよね」
それに比べてと視線を落とす柚春のバスケットの中は、確かに可愛げでは晴月に負ける。それでも彩り豊かなサンドイッチやスコーンは、アフタヌーンティーでプレートに乗っていてもおかしくない出来映えだ。
「やれやれ……今日も予定より早く、ゴソゴソしていたようだけど?」
「……あはは、ちょっとね。楽しみだったから、もう一品作っちゃった」
ナッツ入りのドロップクッキーを指し、予定に無かったものですと白状する柚春に呆れ、ウォルターは没収するように小袋をひとつ取り上げる。無理を窘めていたかと思ったのも束の間、イチャイチャと食べさせあいが始まったので、ラッセルは見ないようにしつつ空気に乗るかと、自然な様子で晴月に合図を送る。
「食べたいもんには届きそうか? その、良かったら、俺が」
「それじゃあ……ラッセル、あーん♪」
褒めてくれた卵焼きの、とびっきり気に入っている顔の子をラッセルの口へ運んだ晴月は、また褒めてもらえるかなと期待して続きを待った。
卵料理は溶き方で仕上がりが変わってしまうし、調味料も家々によって違うので難しい。けど、今までラッセルと一緒に過ごした時間から彼の好みを探っていくのは、大変だけど充実した楽しい時間でもあって、晴月を笑顔にさせる。
「私、ラッセルの『すき』に、なれるかな?」
恋人だから特別じゃなくて、安心できて美味しいものを作れて……いっぱいの『すき』を届けられる人に。
瞳に期待を込められれば、何か言わなくてはとラッセルも言葉を考える。格好付けた飾りはいらないけれど、頑張ってくれたことを褒めるだけにならないように、純粋な誇らしさを伝えた。
「ああ、十分だ。今までで一番好みかも……この甘い卵焼き、味付けいいな!」
未だに人間の生活が不慣れだということが事実でも、気遣いを理由に上から評価するようなことは、したくない。晴月が手探りながらも手を伸ばそうとしているのに、芽を摘み取るような真似もしたくない。
「ほら晴月、こっちはグリル野菜とチーズだって。食べるか?」
「食べる! あーん」
対等な関係であろうと力を入れすぎると、今は違うのかと問いたくなるが、これは忘れてはいけないことだ。
ただ尊重して愛おしく思うラッセルは、これからも晴月を支えていこうと、改めて心に決めた。
「やってらんないですね……」
いちゃつきタイムの頃合いを見計らって、千里がわざとらしくぼやいた。
決して敷物の隅に追いやられたでもないのに、なんだろうこの空気。着いてきたのは自分なので、生暖かい目でカメラを向けるのは忘れないが、気付かれないのも面白くないほどに二組は盛り上がっていた。
「で、これあとどんだけ回すんだよ」
「3分くらいで十分……って、勢い付けたら溢れますって!」
なので、千里と透破はオクトーバーフェストで買った自分用土産の缶ビールを冷やしている。コンビニで調達した氷の上で転がし、二組を肴に一杯やろうと企てているが、すでに当てられ気味なのでノンアルコール一択。
程よいところでプラスチックカップへと注ぎ、今日何度目かの呆れる目線で柚春たちを眺めた透破は、こうして見守る自分こそが大人だと言いたげに泡立つ飲み物を一口煽る。
しみじみと噛みしめるように、この時間と苦みのある後味を堪能していると、何故か隣で千里が大笑いし始めた。そのおかげで注目を浴びることになった透破は、ますます解せないと眉を顰めている。
「海道君、撮り逃さないで!」
「りょーかいっ!」
いつでもラッセルたちを撮れるようにカメラを控えさせていた千里が激写したのは――僅かに不機嫌さを滲ませているが、泡ひげの存在に気付いていない透破だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
2人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月25日
参加申し込みの期限
2026年01月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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