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心結ばれ縁繋ぎ - 紡ぐ命と導きし者 -
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焼きソーセージの匂いと、次々と掲げられていくジョッキ。
赤レンガ倉庫の前に作られた大型テントの中は、表のビアガーデンに負けないどころか主役級の賑わいだ。
陽気な音楽を奏でる男性は精緻な刺繍を施したレーダーホーゼン、盛り立て踊る女性は色鮮やかなエプロンが揺れるディアンドル姿で、祭りの参加者を輪の中へ誘っている。
所狭しと楽しさが詰まったオクトーバーフェストは、妊婦である
稲積 柚春
にも楽しめる仕掛けが目白押し。
「わぁっ、本当にビールみたい!」
差し出されたタンブラーの赤いイベントロゴは、アルコール0.00%を示すもの。けれど、コーヒーの様な香ばしさと色合いの微発泡飲料が、ふわふわの泡を湛えているとなれば、黒ビールにしか見えない。本当に飲んでもいいのかと窺うように
ウォルター・B
に視線をやれば、愛しの旦那様はクスクスと笑っている。
「ブラック・ラガー・テイストだって。冷やしすぎずに飲むのがいいから、ぴったりでしょう?」
そんな彼の前にあるのは、曲線が美しい背の高いヴァイツェングラス。白っぽく濁った発泡飲料は小麦ビールを彷彿とさせるが、帰りに車の運転が控えていることも忘れてないと、どこか得意げに赤いロゴを見せた。
「お土産用で我慢させちゃうくらいなら、僕らも電車で来れば良かったかな」
ちらりと向かいへ座る
風の精 晴月
に視線を向ければ、泡が綺麗に見える細身のフルート型グラスに目を輝かせている。お洒落な形には青いイベントロゴが入っていて、アルコールが入っていることを示すサインが少しだけ大人びて見えた。羨ましげな柚春に気付いてか、慌てた様子の
桜井 ラッセル
が道中の大変さを物語る。
「さすがに車が正解だって! 連休な上にイベントがあるからか、すっげー混雑してたし」
イベントだって席を予約していたから良かったものの、長蛇の列に並んで席を探してとなると、身重の柚春にどれだけ負担となったことか。大事な時期なんだしと気遣ってくれるラッセルの言葉をありがたく受け取るも、やっぱり柚春は少しだけ羨ましそうに彼の手元を見る。
「酔わない程度に楽しんで下さいね?」
丸みのある持ち手付きジョッキにある青いロゴは、彼が先輩である証。いいなぁと苦笑する柚春に続いて、同じようにウォルターも羨む声を上げると、晴月が待ちきれないとグラスを掲げた。
「ねぇ、泡が消えちゃう! 早く乾杯しよっ!」
ほらっ、とグラスを持つように促す晴月の音頭で、四人のグラスが軽やかな音を立てる。中身もグラスのデザインも異なるけれど、その瞬間に奏でた音色はひとつになった気がした。
「一緒に乾杯してるかな?」
ふと柚春のお腹へと視線を落とした晴月は、楽しんでるといいなと笑う。そうだねと相槌を返す柚春だって、いつもより胎動を感じることを違和感だなんて思っていない。
「もしかしたら、お祭りが好きなのかも」
前向きに捉えて、不安を見なかったことにする。少し気になる張りもあったけど、きっと妊娠後期特有の症状に違いない。気丈さを悟られまいと内心で言い聞かせる柚春は、いつもより明るく笑っていた。
テントの外側では、
緑林 透破
が飲食ブースをしらみつぶしに眺めていた。
普段はカプセルギアの姿で柚春に連れ回されることが多い彼も、今日は堂々と人の姿でイベントを楽しめる。
なので、じっと座っているより歩き回りたいという気持ちがなかったわけではないけれど、やっぱり一番に考えることは柚春のことだ。
「つっても……何なら食っていいんだ?」
あまり香辛料が多くなく、塩分油分も高くなく、食べやすいサイズ感で胃にもたれず。せっかく柚春が誘ってくれたのだ、何か役立てることをと買い出しを名乗り出たのに、彼女が喜ぶつまみひとつも買ってやれない。
先に始めてろと威勢良くテントに送っておいて、手ぶらですごすご戻るのも格好がつかず、透破は舌打ちをして次の区画に向かう。……けれど、そちらは雑貨などを中心に扱っているらしく、目的の物はなかった。
ギロリと店員を睨み付けたところで、奥から隠し持った商品が出てくるわけもない。
「あれ、稲積さんのお兄さん?」
偶然ですねと笑う
海道 千里
は、声を掛けるタイミングを狙っていたのだろう。にんまりとした顔が偶然とはほど遠く、あんなに探しても見つからなかった身体に良さそうな物まで持っている。
「さっき知人と物々交換したんですよ。やっぱりバイクに乗ると運動不足で、ちょっと健康志向というか」
「そのバイクに乗るヤツが、ビールの祭典に?」
どうせラッセルたちの計画を盗み聞いて、世話を焼きに来たのはバレバレだ。けれどそれは透破も似たようなものだから、邪魔をするなと咎める立場にはないのだけど。
「……まあ、なんだ。お互い、まだまだ保護者はやめらんねーな」
「ですね。適度に賑やかしてやんないと、デートの密度も下がるし……発破掛けるのも大事ってことで☆」
同意を得るように千里がおどけるものだから、透破も肩を竦めて苦笑してやる。心配しているのは本当だし、見守るだけでなく手助けも入れたい。それでも何かと理由をこじつけて居合わせるのも、いつまでできるかわからないから、透破は呆れながらも同意した。
「柚春たちも、『心配されてるうちが花』なんて思ってねーだろうけど、安心させてほしいモンだぜ」
「心配と言えば、聞きましたよ。稲積さんの様子に感化されて、ラッセルたちも勉強したみたいで――」
晴れの特異日として知られる、10月の清々しい空の下。
イベント特有の浮き足立った熱気を隠れ蓑に、じわりじわりと広がっていく不穏な予兆。
それに気付くための鍵は、確かに数日前の平穏な日常に隠されていたのに――気付かず誰もが笑っていた。
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ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
2人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月25日
参加申し込みの期限
2026年01月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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