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美和ちゃん先生の結婚式
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披露宴
厳かな挙式を終えると場を移して披露宴がはじまった。会場は「猫光(ねここう)の間」という名前で、奇しくも「寝子高」と同じ読みだ。新郎と新婦はそんなところにも縁を感じて、この会場に決めたという裏話もあったりするが、それはさておき。
お約束のウエディングケーキ入刀と、お互いに最初の一口を食べさせあうファーストバイトという甘ったるい時間のあと、披露宴は早々に歓談タイムに突入した。本当は
雨宮 草太郎
校長に一言ご挨拶いただこうか、という案も出るには出たのだが、なにしろ話の長い校長のこと、披露宴がシトラス・ガムダン話で終わってはたまらない。校長に頼まないなら、あえてほかの人に頼むのもね……と、これもまた裏話である。
「ご結婚おめでとうございます」
歓談が始まって早々、紳士的かつクールに新郎新婦の席に挨拶しにきたのは修とあおいであった。
俊介は、修が注ぐビールを受けながら微笑む。
「八神君、七夜さん。遠いところからわざわざありがとう。たしか八神君は東京だったね」
「覚えていてくださったんですか」
「もちろん。八神君は僕が新聞部の顧問をしていたときの部長だったし」
「2年生のときはクラス担任も受け持っていただきました。黒崎先生はオレにとって強い存在感を放つ尊敬する恩師ですよ。正直……八神家のどれかの会社に引き抜きたいくらいです」
「はは、そこまで評価してもらえるとはありがたいね。だけど……」
「わかってます。先生の天職はやはり教師ですね。先生に教われてよかったです。ありがとうございました」
修は俊介にお辞儀をし、それから、あおいときゃあきゃあ話している美和にもビールを注ぐ。
「久保田先生。先生は生徒にいつも寄り添ってくれて話してて楽しかったですよ」
「ありがと~!」
「二人なら全部うまく行きます。愛の力は確かにある。幸せになれますよ。笑顔が素敵な女性はとくに」
「きゃあ~恋愛小説でしか聞いたことがないようなセリフがこんなにすらすら出てくるなんてっ! スマートすぎるぅぅ! 惚れるわ。惚れちゃうわ!」
「えっ!?」
冗談だとわかっていてもぎょっとする俊介。
あおいはにこにこしたまま、修の腕を引っ張る。
「ほかの人も先生と話したいだろうしそろそろ行こうか修くん」
「え? あ……もしかしてやきもちを焼いてくれたのか?」
「知らないっ」
「ちょ、あおい! で、では俺たちはこれで……公私ともにご活躍を願っています。……あおい~!」
去ってゆく修たちと入れ替わりに挨拶に来たのは莉鳥だった。
エメラルドグリーンのエレガントなミモレ丈ドレスで、髪にベージュのブーケを飾ったその姿をみて、美和は驚いて両手をひろげた。
「来てくれたのねっ。ありがとう~」
ハグされるとは思っていなくて、莉鳥は目を白黒させる。
美和にとって莉鳥は気にかかる生徒のひとりだった。それなりにクラスの中に溶け込んではいたと思うけれど、時折見せる翳があって、しかもその翳の要因を外に見せないところがあったから。
どこか無理をしているように見えたというか。
「元気そうな姿を見せてくれてうれしいわ。すっかりキレイになっちゃってー。ドレスもよく似合ってる」
結婚式だと思ったから背伸びをしたけれど、ドレスもメイクも慣れていなくて微妙に落ち着かない気持ちだった莉鳥は、美和に褒められて気が楽になった。
「ありがとうございます……先生もとてもきれいです。ご結婚おめでとうございます」
「ありがと~。莉鳥ちゃんは元気? 今どうしてるの?」
「マタ大薬学部の3年生になりました」
「専門課程に入ったところ?」
「はい」
「薬学部か~。忙しい?」
「ええ。でも何とか時間をやりくりしてはいます」
「これからも頑張ってね! もう勉強は教えられないけど、先生応援してるから!」
「はい」
莉鳥は俊介にもお祝いの言葉を述べようとして、しばし固まる。
(ええと……名前なんだったかしら。黒なんとか……黒田、黒磯……なんだっけ?)
思い出せない。どうして新郎に名札を付けておいてくれないのかしら、と莉鳥は心の中で理不尽に憤る。なんて思っていることはもちろん表情に出したりはしない。気づかれたりもしない。ふだんから表情表現が乏しめなのが功を奏したといえよう。
しかし本当に、何先生だっただろうか……ただの『先生』呼びで誤魔化そうかと思ったそのとき、『黒崎家・久保田家結婚披露宴』と書かれた看板が目に入り、九死に一生を得る。
「黒崎先生、この度はおめでとうございます」
……そうだ。黒崎。黒崎だ。
どうしてこの先生はこんなに影が薄いんだろう。それなりにイケメンで出来る男なのに。
「ありがとう」
俊介がそういって屈託なく微笑むから、名前を忘れていたことにすこし罪悪感を感じてしまうが、次会ったときに名前が思い出せるかはわからないな、とも思う。
(相思相愛での結婚なのよね……意外というかなんというか)
2年間、久保田クラスにお世話になっていたときは、正直、彼女の恋愛願望や結婚願望にすこし引いていた。そんな彼女が結婚とは……感慨深いにもほどがある。一方、自分はといえば……。
(結局、意味不明な迷走の末に高校時代のアイツとは別れちゃったわね。あれからまた色々あって……)
今は陸上部の後輩と奇妙な関係にあるのだが、それはまた別の機会に語られるだろう。
「結婚おめでとうございます。末永くお幸せに……にゃー!」
「夏朝がずっとお世話になりました。僕としても感謝を込めてお祝いしたくて……」
莉鳥と入れ替わりに、夏朝・夏夜姉妹が挨拶におとずれる。
ふたりとも結婚式の来客としておとなしめのドレスだ。春の日差しみたいな淡いクリーム色のドレスが夏朝、秋の夜空のような紺のドレスが夏夜である。夏朝の片手には高校時代と同じようにお日様色の猫パペットが嵌められていて、「にゃー!」はその猫パペットからの祝福であった。
「うううう~先生泣いちゃうっ! ありがとう!」
美和は、夏朝と夏夜をまとめてハグし、猫のパペットにも両手でくるむようなハグをする。
双子はそれから簡単に近況などを話したが、あまり長話にならないようにして席に戻った。
「美和ちゃん先生と黒崎先生が結婚、か……めでたいね」
「先生のウェディングドレス、綺麗だね」
ふたりの心はまるで繋がっているかのようにひとつの想いへ収束していく。
(夏朝もいつの日か、良き結婚をする日が来るのかな)
(……僕も夏夜ちゃんも、いつの日か、幸せな結婚ができるといいな)
お互いに違う伴侶を見つけるのかな? それはいったいどんな人なんだろう? なんて具体的に考えようとすると曖昧になって、ぜんぜん想像できないのだけれど……それでもいつかウェディングドレス姿のお互いを見る日が来るのかな、と思うと、がぜん未来が楽しみになる。
(いつか、ね……)
ふたりは同時にそう考えて微笑みあった。
「ふふ。寝子島高校に通ってた頃が懐かしいな。当時のクラスメイトや同級生のところにも挨拶に行ってみようか」
「そうだね。僕は途中で転校してきてからの1年だけの付き合いだけど……」
転校。ということになっている。もともと夏朝のなかにいた夏夜の存在は。みんなの認識では夏夜は途中から来た子だけれど、夏夜の認識では夏朝を通して知っていたクラスメイトや同級生も多い。だから気になる。
「みんなは今どうしてるかな?」
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担当ゲームマスター
笈地 行
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月07日
参加申し込みの期限
2025年11月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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