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美和ちゃん先生の結婚式
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エピローグ~幸せの旅路
こうして、幸せいっぱいの披露宴は幕を閉じた。
最後に花嫁と花婿がブライダルカーに乗って寝子島ドライブへと出発する手筈になっている。ステッラ・デッラ・コリーナの入り口にはすでに、後部に空き缶をいくつもつなげた赤いクーペのミニが待機していた。雪乃カーである。
参列者たちは見送りのため、車の周りに集まっていた。ハンドルを握っている雪乃の顔が、鋭い目つきの無口なスナイパーみたいになっていたが、みんな見ないふりをしていた。
そこに支度を終えた花嫁と花婿が現れる。
「美和チャンせんせー! 俊介せんせー!」
旧1-4の子たちが、別れを惜しんで花嫁と花婿を取り囲んだ。
「みっちゃん先生、クロ先生! おめでとうございますー」
ブーケを手にした五月が、お礼もこめてお祝いを伝える。
「五月ちゃん! ブーケ受け取ってくれたのね~ふふふっ、来てくれてありがとうね!」
美和と、それから俊介と握手を交わした五月は、感慨深くなって眼鏡をはずし目元をぬぐった。
きらきらした目で美和に抱きついたのはセレッソだ。
「美和チャンせんせー! せんせーは、ワタシが日本の学校に通い始めて初めての先生で、国語の楽しさを教えてくれた人ヨ! 俊介せんせーと過ごした1年間もトッテモ楽しかった! いまのワタシがあるのは美和チャンせんせーや俊介せんせーのおかげ。ご結婚おめでとうございますナノ!!」
「ありがとうセレッソちゃん! セレッソちゃんのこと、いつまでも応援してるわ!」
セレッソとの抱擁を終えた美和は、そばにいた久雨のことも抱きしめた。
「久雨ちゃん~! 会えてうれしいっ! どうしてるかなって思ってたの。元気だった?」
「元気です。先生こそ元気そうで……幸せそうでよかったです。おめでとうございます、先生」
クールな久雨は勢いの良いハグにいささか戸惑ったが、美和が自分を覚えていてくれたことを嬉しく思って軽めの力でハグを返す。
庚は薄く微笑んで、至極簡素なお祝いの言葉を述べる。
「よぉ、みっちゃん。おめっとさん」
こういうのはシンプルな方が伝わるだろうというのが昔から変わらぬ庚の信条だ。
「庚くん! 相変わらず愛情深いくせにそっけないんだから! でもそこがキミの魅力よねっ!」
美和は庚のこともぎゅーっと抱きしめる。庚は照れて離れようとしたが、美和はぎゅうぎゅうとほっぺたを押し付けてきた。
「みっちゃんは変わんねぇな……幸せになれよ」
「ありがとーっ!」
お酒を飲んでニコニコご機嫌な華菜子が、俊介と美和の手をまとめて握った。
「みっちゃん、くろちゃん、末永くお幸せにアル! いつかふたりで猫島軒に食べに来てアル!」
「ええ。いつかきっと行かせてもらうわ」
……名残惜しい。いつまでもこうしていたい。
けれど出発の時刻が迫っている。
「せっかくですから一緒に写真を撮りましょうー」
五月が呼びかけ、みんなは俊介と美和をかこんで写真を撮った。
幸せな今日の想い出は、みんなの記憶に、写真に、いつまでも残ることだろう。
◇
新郎新婦を乗せた雪乃カーが、ぎゅるるんと激しいアクセル音を響かせて猛スピードで出発した。
綾花が心配そうに口元に手をあて、珪と視線を交わしあう。
「大丈夫でしょうか……雪乃先生は運転の腕はたしかです……けど……」
ひぃぃぃぃい、ぎゃああああ、という新郎新婦の恐怖の悲鳴は、車体の後部に取り付けられた空き缶のガラガラガラという雷鳴に似た轟音と、限界までカーブを攻めるドリフト走行が生んだ土煙によってかき消される。
参列者たちは、追いつかないながらも走って追いかけ、お幸せにー、と大きく大きく手を振った。
歓声のなか、ハンドルを握るとアブない雪乃が運転するブライダルカーは瞬く間に見えなくなった。
綾花はしばらく言葉がなかった。驚いたせいか無意識に珪の手を握っていた。
「最後はびっくりどっきりでしたが……振り返ってみれば素敵な結婚式でしたね」
「そうだね。とてもよいお式だったね」
握った彼の手があたたかい。綾花は己の今の幸せを嚙み締めながら、ブライダルカーが消えていった方向を長いこと見送っていたのだった。
◇
「はーっ。終わったな」
庚はジャケットを脱ぎ、片方の肩に引っ掛ける。撫でつけていた前髪を手でくしゃくしゃともとに戻して、首も回して凝りをほぐすと、そこにはすこし不良っぽい普段どおりの庚がいた。
式、なんて堅苦しいのは、正直あまり性に合わない。
だが今日は来てよかった。
恩師であるみっちゃんにも会えたし、旧1-4の同級生たちとの同窓会のような時間になった。
「よぉ、どっか二次会でも行くか?」
庚がみんなに声をかける。彼の、そこはかとないリーダーシップが高校時代を髣髴とさせて、友人たちは顔を見合わせ笑顔になる。
「ふむ……悪くない提案だ」
「ふっふ、行きましょうー」
「私も行くアル!」
「私もナノ! まだ話し足りないノ!」
私もいいかしら、と美野梨が控えめに手を挙げる。
ふっふと笑って、もちろんですとも、とうなずく五月。
そこから、僕も、私も、あなたも、君も、と巻き込んで。
大人になった若者たちは肩を並べて歩き出す。
どこに行こうか。懐かしいキャットロードか、それとも旧市街の店か。
11月の澄んだ青空のもと、彼らは高校生のころと同じように、和やかに笑いあうのだった。
<了>
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あとがき
担当マスター:
笈地 行
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございます。笈地です。
この度は、久保田先生と黒崎先生の結婚式にご参列いただきありがとうございました。
たくさんのみさなさんにお祝いいただけて、とても幸せなお式になりました!
今回はねこぴょんの日から、ぴょーんと2年半飛んで寝子暦1374年11月ごろのお話。
大人になったみなさんの様子をうかがえて、わたしも執筆していて楽しかったです。
作中でも答えていますが寝子島は随分前から夫婦別姓が認められてる世界だそうです。
姓については、美和ちゃん先生は久保田美和のまま、黒崎先生も黒崎のままとなります。
またブーケトスはたくさんの希望者がいましたので、ダイスで決めさせていただきました。
受け取った方、おめでとうございます。
ではでは、また別のシナリオでお会いできますれば。笈地でした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月07日
参加申し込みの期限
2025年11月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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