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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
遊ぼう！ トロピカルランド
高校最後の夏休み。
福引でペアチケットをゲットした有沢 茉奈は、彼氏の大学生、閑野 カノンと共にトロピカルランドにやってきました。
そして友人である水上 桜もまた、一緒に福引して当選したのです。
彼氏のマタ工生、滝沢 匠が同行していました。
「まさか二人とも当たるなんてね」
更衣室で、桜は言いました。
「最近はお互い、個別にデートしてたけど、たまにはこうしてダブルデートもいいよね」
着替えながら茉奈が返事をします。
（福引でもなきゃこんなとこなかなか来れないし）
と思い浮かれる茉奈ですが。
「そうね、のんびりできるのは夏休みまでかしら……来年の春は無事大学に合格しているのかはたまた浪人確定か……」
ぽつりと桜がつぶやくと。
「え？ 来年大学受験？ 息抜きぐらいさせてよ！」
信じられない、という表情の茉奈に、桜ははっとした様子で言いました。
「……そうね。来年のことを考えてもキリがないのでやめておくわ」
彼と二人で過ごせる時間は次第に少なくなるでしょうけれど。
（まあ、一緒に勉強するという手もあるし、実際、そうしてるけど）
こうしてプールを目の前にすると、受験のことは頭から吹っ飛んでいきそうです。
「お待たせ！」
男性二人と合流した茉奈は早速、桜と腕を組んでスマホで自撮りしました。
「桜、滝沢君と並んで！ いい感じ♪」
水泳部なので水着は慣れている桜ですが、今日のデザインは競泳用ではなく可愛いセパレート。
ちょっとドキドキしながら匠と並び、写真に納まるのでした。
「はい、今度はあたしとカノンを撮って」
そう言って桜にスマホを押し付けると、ピンクのフリルビキニをまとった茉奈はカノンに抱き着きました。
カノンも優しく茉奈の腰に手を回します。
（目のやり場に困るわね……）
内心そう思いつつ、桜は二人の姿をなるべく綺麗に撮れるようスマホに納めるのでした。
「サンキュー。後でSNSのアカウントにUPするね」
茉奈は満足そうに画像を眺めるのでした。
「まずはストリームプール行きましょ。浮き輪借りるわよ」
茉奈が言います。
（ウォータースラーダーはお楽しみにとっておきたいし）
レンタルの浮き輪着用、カノンと一緒に流されつつ泳ぎます。
「わっ！」
そこへ大波がやって来て、四人はバラバラに流されてしまいました。
「カノーン！ どこ？」
引き離された悲劇の恋人気分で、茉奈はカノンを探します。
しかしプールは広く、人は多く。
「もうクタクタ……」
「茉奈ー！」
「あっ、カノン！」
ようやく彼のもとに合流した茉奈は、嬉しさもひとしおでひしと抱き着くのでした。
桜と匠はといえば、すぐに合流を果たしカノンも見つけて、茉奈を探していたのです。
「もう離れないからね！ ウォータースライダー行こう！」
その宣言通り、茉奈はカノンとぴったりくっつきながらペアスライダーに飛び込みました。
「速ーい、楽しいわね♪」
最初は余裕ぶって笑っていた茉奈ですが、段々加速度がつくとそうもいかなくなり。
「キャアアアアー！」
思い切りカノンにしがみついて悲鳴を上げていました。
（でも公然とイチャイチャできるからいいよね☆）
などと思いながら。
「こういうところに来るとやっぱりスライダーやっとかなきゃって感じだよね」
桜も匠と共にペアスライダーに向かいます。
「水泳部だから飛び込みとか慣れてるはずなんだけど……」
でもいざやるとやっぱり怖くて。
桜は思わず匠にしがみついてしまいました。
「あっ、ごめん……」
照れる桜に、匠も照れながら。
「いや、俺は別に……しがみついてくれていいぜ」
と答えるのでした。
「初々しいわねえ」
茉奈は満足そうにそんな二人を眺めます。
「次はウルトラモンキーフロートに行きましょうか」
「よし、負けないわよ」
桜が先陣を切ります。
「こういうグラグラ揺れる場所は一気呵成に突っ走るのが……って！」
走り出した桜の足元がぐらり、と揺れ。
ざぼーん！
真っ逆さまにプールに落ちてしまいました。
「大丈夫か？」
匠がすぐに駆け寄って、手を引っぱってくれました。
「ありがとう……」
「あたしはカノンと手をつないでいく～」
その様子を見ていた茉奈は、最初から甘えることにしたようです。
ドキドキした後は流水プールでのんびりと過ごし。
それから４人は、サマーカフェでハワイアンバーガーと飲み物を買ってプールサイドでのんびり休憩したのでした。
「楽しかった～」
「そうね」
「このバーガー美味いな」
「あ、カノンそっちのジュース一口ほしいな～」
「どうぞ。茉奈のももらっていい？」
「はーい☆」
楽しい夏の夜のダブルデートとなりました。
福引でペアチケットをゲットした有沢 茉奈は、彼氏の大学生、閑野 カノンと共にトロピカルランドにやってきました。
そして友人である水上 桜もまた、一緒に福引して当選したのです。
彼氏のマタ工生、滝沢 匠が同行していました。
「まさか二人とも当たるなんてね」
更衣室で、桜は言いました。
「最近はお互い、個別にデートしてたけど、たまにはこうしてダブルデートもいいよね」
着替えながら茉奈が返事をします。
（福引でもなきゃこんなとこなかなか来れないし）
と思い浮かれる茉奈ですが。
「そうね、のんびりできるのは夏休みまでかしら……来年の春は無事大学に合格しているのかはたまた浪人確定か……」
ぽつりと桜がつぶやくと。
「え？ 来年大学受験？ 息抜きぐらいさせてよ！」
信じられない、という表情の茉奈に、桜ははっとした様子で言いました。
「……そうね。来年のことを考えてもキリがないのでやめておくわ」
彼と二人で過ごせる時間は次第に少なくなるでしょうけれど。
（まあ、一緒に勉強するという手もあるし、実際、そうしてるけど）
こうしてプールを目の前にすると、受験のことは頭から吹っ飛んでいきそうです。
「お待たせ！」
男性二人と合流した茉奈は早速、桜と腕を組んでスマホで自撮りしました。
「桜、滝沢君と並んで！ いい感じ♪」
水泳部なので水着は慣れている桜ですが、今日のデザインは競泳用ではなく可愛いセパレート。
ちょっとドキドキしながら匠と並び、写真に納まるのでした。
「はい、今度はあたしとカノンを撮って」
そう言って桜にスマホを押し付けると、ピンクのフリルビキニをまとった茉奈はカノンに抱き着きました。
カノンも優しく茉奈の腰に手を回します。
（目のやり場に困るわね……）
内心そう思いつつ、桜は二人の姿をなるべく綺麗に撮れるようスマホに納めるのでした。
「サンキュー。後でSNSのアカウントにUPするね」
茉奈は満足そうに画像を眺めるのでした。
「まずはストリームプール行きましょ。浮き輪借りるわよ」
茉奈が言います。
（ウォータースラーダーはお楽しみにとっておきたいし）
レンタルの浮き輪着用、カノンと一緒に流されつつ泳ぎます。
「わっ！」
そこへ大波がやって来て、四人はバラバラに流されてしまいました。
「カノーン！ どこ？」
引き離された悲劇の恋人気分で、茉奈はカノンを探します。
しかしプールは広く、人は多く。
「もうクタクタ……」
「茉奈ー！」
「あっ、カノン！」
ようやく彼のもとに合流した茉奈は、嬉しさもひとしおでひしと抱き着くのでした。
桜と匠はといえば、すぐに合流を果たしカノンも見つけて、茉奈を探していたのです。
「もう離れないからね！ ウォータースライダー行こう！」
その宣言通り、茉奈はカノンとぴったりくっつきながらペアスライダーに飛び込みました。
「速ーい、楽しいわね♪」
最初は余裕ぶって笑っていた茉奈ですが、段々加速度がつくとそうもいかなくなり。
「キャアアアアー！」
思い切りカノンにしがみついて悲鳴を上げていました。
（でも公然とイチャイチャできるからいいよね☆）
などと思いながら。
「こういうところに来るとやっぱりスライダーやっとかなきゃって感じだよね」
桜も匠と共にペアスライダーに向かいます。
「水泳部だから飛び込みとか慣れてるはずなんだけど……」
でもいざやるとやっぱり怖くて。
桜は思わず匠にしがみついてしまいました。
「あっ、ごめん……」
照れる桜に、匠も照れながら。
「いや、俺は別に……しがみついてくれていいぜ」
と答えるのでした。
「初々しいわねえ」
茉奈は満足そうにそんな二人を眺めます。
「次はウルトラモンキーフロートに行きましょうか」
「よし、負けないわよ」
桜が先陣を切ります。
「こういうグラグラ揺れる場所は一気呵成に突っ走るのが……って！」
走り出した桜の足元がぐらり、と揺れ。
ざぼーん！
真っ逆さまにプールに落ちてしまいました。
「大丈夫か？」
匠がすぐに駆け寄って、手を引っぱってくれました。
「ありがとう……」
「あたしはカノンと手をつないでいく～」
その様子を見ていた茉奈は、最初から甘えることにしたようです。
ドキドキした後は流水プールでのんびりと過ごし。
それから４人は、サマーカフェでハワイアンバーガーと飲み物を買ってプールサイドでのんびり休憩したのでした。
「楽しかった～」
「そうね」
「このバーガー美味いな」
「あ、カノンそっちのジュース一口ほしいな～」
「どうぞ。茉奈のももらっていい？」
「はーい☆」
楽しい夏の夜のダブルデートとなりました。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2025年08月21日
- 参加申し込みの期限
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- 2025年08月28日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2025年08月28日 11時00分
