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\ オーバータイム!/
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幸運?の青いバラ
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夜
第3倉庫《アングロス》
。入口
情報はすぐに耳に入ってきた。島の住民から忘れ去られていた第3倉庫の存在を一応は知ってはいたが、まさか、これほどに華やかで不自然な光景が広がっているとは思ってもみなかった。
「いつの間に、こんなことに……」
普段から倉庫を使っている者たちが、今になってガーデニングを張り切りすぎたわけでもないだろう。サビだらけの壁はびっしりと蔦で覆い尽くされ、様々な色の花までつけている。入口周辺にもそれらは所狭しと咲き誇っており、よく見知ったものではユリやチューリップなど、決して雑草とは言えないような草花まで一面に見受けられた。
そんな倉庫の珍妙な外観を、ひとまずは手の中に握るビデオカメラで映像として保存しつつ、
八神 修
が神妙な面持ちで呟く。窓や扉から眩い光が漏れているあたり、内部の照明は健在のようだが、繰り広がる現状にはただただ細い息が漏れるばかりだった。テオの話だと、これをこのまま放っておけば、倉庫の植物は四方八方に増殖し、いずれ寝子島のすべてを覆い尽くしてしまうとのことであるが……。
かくして、テオは可能な限りのもれいびを集めて、巻き起こっている事の説明をくれた。解決を頼まれた者の身としては突拍子な風景に目が丸まる一方、寝子島がジャングル化すれば他人事にもならないので、事態の解決へと協力するのになんの躊躇いもなかった。
しかしながら、一体どうすれば、これの解決に至るのか……不可解な倉庫の光景を遠い目で眺めつつ、修は目を細めて思案した。何者が? 何故? どのように? この現象を解決へと導くためにも、まずは実地に立ち入り、それらの解明が必須となるだろう。
倉庫を元に戻すには、青いバラを身にまとったネコ、『ハナネコ』が鍵になるとテオは言っていたが……。
「八神さん、お待たせしました」
テオの話を思い返しているうち、ふと、背後から声をかけられた。
淡くか細い声。修は振り返ると、見慣れた顔を見つけてさりげなく手を掲げて応える。
「急に呼び出して悪かった、来てくれて助かる」
「いえ、私でよければ」
体ごと振り返って頭を傾ける修に、マフラーで口元を隠した
常闇 月
がぼそりと答えた。「ハナネコなる存在を生かして確保したい」。修からその言葉と「ハナネコ」に関するいくつかの情報提供を受け、「ハナネコ」の確保を目指している修へ協力する為、月はこの場所へと参じていた。これは十中八九神魂の影響、そうでなくとも神魂が関わっているのは間違いない。その「ハナネコ」とやらを捕らえることが寝子島の危機の回避につながるかもしれないが、流石に修一人では調査が滞ると踏んでの声かけであった。
月は腕をさすりつつ、目の前にある蔦だらけの倉庫を見上げてみた。闇夜の中で、屋根から垂れた蔦の葉が風になびいて揺れている、それはまるで、罠の中にでも誘っているように見えて気味が悪かった。
「よし、行くか」
ある程度の情報もあり、すでに何人もの先駆者がいるとは言え、倉庫の中は未だ未知の空間。神魂のことも踏まえ、この中へと進むにはささやかな怖気を覚えたが、しかし修は言葉を張って一歩踏み出した。「ハナネコ」のことも含め、ひとまずは内側の状況確認を急がなくてはならないだろう。
この先、どんなことが待ち受けているか知れたものではない。冷静な横目で植物に目を這わせながら、月もまた、その後に続いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
tsuyosi
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月25日
参加申し込みの期限
2014年01月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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