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ふたりでパフェひとつきり
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【つめたくて、あたたかい】
夏休み! なんだかんだと
梓 智依子
も学生です。アルバイトに子育てにと多忙な日々を送りながら、学業にだって手を抜かず……なんて大変エライのですけれど、だからこそ休日は大切です。気分転換をして、おいしいものを食べて、ゆっくり休んで活力チャージするからこそ、智依子は高校生兼お母さんという過酷な人生の荒波にだって立ち向かってゆけるのです。
そんな智依子の元気な源と、めいっぱいにふれあう時間を捻出することができるのも、夏休みの嬉しいところ。
「ママ、ママ! あれな~に? あれな~に!?
きになるきになる~、見てみた~い!」
「はいはい。走っちゃダメよ、この前もころんでお膝をすりむいたでしょう?」
「だいじょうぶだも~ん!」
楓
といれば、バイト中に心ないお客から浴びた暴言でくもった胸の内も、思い出の中から時おり浮かび上がる暗い記憶だって、このぴっかりこんと満点な笑顔がぜーんぶ吹き飛ばしてくれました。最近はたったかたたんとまだ慣れないステップを踏みふみ、かわいらしいダンスも癒しパワーに満ちあふれております。
「郵便局に寄るから、後でね。おじいちゃんに頼まれたものだからね」
「む~」
たかたかたたん。喜びも不満も足運びで表現する愛娘に、智依子はくすりと笑み。とはいえ智依子の祖父母にもしっかりなついている楓は、ふたりの用事だと言えば納得してくれました……荷物の郵送手続きをお願いしている間も、ぱたぱたぱたと足は動いておりましたけれど。
用事をすませて郵便局を出ると、楓はさっそくしゅたたたた! 駆けだします。
「なんだろ~、あれ? なんだろな~♪」
「ちょ、ちょっと楓! 待ちなさい!」
つかまえようと伸ばした腕は空を切り、びゅーんっと楓は通りの向こうのお店へ駆け込んでいってしまいました。よほどに気になるものがあったのでしょうか、実に好奇心旺盛ですもので。
「ダメでしょ楓、迷惑になっちゃう……」
「いらっしゃいませ! 二名さまですね、お席へご案内いたします」
「えっ? え……?」
楓はにっこり、出迎えたスタッフさんもにこにこにっこり。智依子は思わず、あ、どうも……なんて力なく返してしまいました。
どうやら楓が、あとからママが来るの! とイキオイあまって伝えてしまったようでして、断るスキもなく、入店することになってしまいました。
「楓、ダメじゃない。ひとりでお店に入っちゃダメって、ママ言わなかったかしら?」
「だって~……」
と、楓はお外をちらり。なるほど暑い日ですし、楓のほっぺたもなんだか赤い気がします。ひんやりエアコンのきいたお店で涼みたい、と思うのも無理からぬことでしょうか。
智依子はふうとため息ひとつ。けれど笑って楓の頭をひとつ撫でると、案内された席へと着きました。たしかに休憩やら水分補給も必要ですし、しばし休んでいくことに……はて? ところでここは、なんのお店?
「ええと、メニューはこれね。パフェテリア『ブリック』?」
「うん! これ!」
しきりにメニューを指さす楓。『3色ムースのキャラメルパフェ』をショーウィンドウに見かけて気になったのが、突然の猛ダッシュの原因であったようです。
「なかなか渋いチョイスね。こっちの濃厚イチゴミルクパフェじゃなくていいの?」
「うん、キャラメルがいい。これね、ふたりでひとつ、食べるの!」
パフェメニューはなかなかのボリュームですし、楓がひとりで食べるのは大変そう……と思いきや、注文を取りに来たスタッフさんのいわく。
「本日、パフェメニューはおふたりでひとつをオススメしておりまして」
「……? そうなんですか?」
「はい。流行にあやかろうというオーナーの意向でして……あはは」
なんだかそういうムーブメントが流行っているのだとか。熱心にSNSをのぞいたりはしない智依子には、なんのことやら。
けれど、楓が、ひとりで食べるもん! なんてワガママを言い出さないのは助かりますし、ママといっしょに食べたい! という楓の気持ちが嬉しくて、智依子の胸はぽわっとあたたかくなりました。
「お待たせしました、3色ムースのキャラメルパフェです。ごゆっくりどうぞ♪」
気の利いたスタッフさんは楓にウィンクをひとつ。どどん、とゴージャスなパフェに、幼い瞳がぱあっと輝きます。
「ママ、食べていい!? 食べよ、ママ!」
「ええ、食べましょう。慌てないで、ゆっくりね」
さっそくスプーンでクリームをひとすくい、ぱくりっ。楓の瞳はさらに、星がまたたくかのようにきらきらきらり。
「あ、楓、クリームついてるわ」
智依子は楓のもちもちほっぺを指で拭うと、キャラメルクリームをぺろり。
「ふふ。おいしい」
「うん! おいしいね、ママ!」
甘くて幸せなお味に、智依子も思わず、に~んまり。とろけるような笑みをこぼしました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年08月05日
参加申し込みの期限
2025年08月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年08月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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