ねこったーは言いました。現在、寝子島内のカフェやフルーツパーラーでは、
ふたりでひとつのパフェを食べるのが密やかなムーヴメントであるのだと。ほんとかどーだか、けれど少なくとも
サキリ・デイジーカッターがなにげなく目にしたつぶやきには、カップルが仲むつまじく巨大なチョコパフェを食べる写真がいくつか投稿されていて、たくさんの『いいニャ!』がつけられています。
「へえ、そんな流行があるのか」
サキリもこう見えて甘いもの好きでして。ナイフ集めやらハードなバトルやらにばかりご執心なわけではなくて、今日だって甘味を求めて街へ出てきたところです。
夏の暑い一日ですから、ソフトクリームかかき氷をいただいたり、冷たいアイスケーキというのもいいですね。
あるいは、そう……ボリュームたっぷり、あま~いパフェもいいかも。たしかにそんな気分かも、パフェ、食べたくなってきたかも!
「しかし、今日は多くのカップルがパフェを食べているんだろうね。僕ひとりではどうも、店に入りにくい気もするな……」
「あら。それは困りましたわねぇ」
気がつけばおとなりに立っていたのは、寝子高の
四十九院 鸞先生でした。
先生は整ったまゆげをふにゃっとひん曲げて、
「私も、パフェを食べるつもりだったのよぉ。けれどそこのお店に入ったら、『今日のパフェメニューはカップルのお客さま限定でして』だなんて言われてしまって。まったくもう。困ったわねぇ」
そんなふうに言いながら、サキリのほうをちらり。ちらり。
「どこかにパフェの食べられるお店へエスコートしてくれる、親切で素敵な男の子でもいないものかしらねぇ?」
「えーと……僕で良ければ、お供しようか」
サキリの申し出に、鸞先生はにーっこり。
そんなわけでして、ひとつのパフェをふたりで、あるいはみんなで食べるのがハヤリなのだそう。
恋人同士でイチャイチャ、おともだち同士でワイワイ。おひとりの方は、思い切って相席をお願いしてみるのはいかが? きっと快くOKしてくれますよ。
なんたって、甘いもの好きに悪いヒトはいませんもの。ね!
墨谷幽です。
サキリ・デイジーカッターさん、ガイドにご登場いただきましてありがとうございます!
ご参加いただける場合は、ガイドの内容によらず、ご自由にアクションをお書きくださいませ~。
このシナリオの概要
時の流れは、自由です。
7~8月くらいの晴れた日となっております。
ふたりでひとつのパフェを食べるお話、としましたが、基本的にフリーシナリオです。
パフェは行動の一例として、ほかのものを食べたり飲んだり、ただお散歩したり、
遊んだり趣味に没頭したり勉強や部活をがんばったり、夏の日を自由にお好きにお過ごしください。
<『ふたりでひとつパフェ』を提供中のお店>
☆パフェテリア『ブリック』
王道のパフェメニューをいただけるオシャレなカフェ。
濃厚イチゴミルクパフェが看板メニュー。3色ムースのキャラメルパフェも人気。
☆シネマカフェ『クランク・イン』
映画を見ながらコーヒー飲んだり軽食が食べられる気さくなカフェ。
コーヒーゼリーとジェラートのパフェがオススメ。
☆夜パフェ『Sweet Owlet』
深夜営業がメインの珍しい甘味処。仕事帰りや飲み会のシメなどに。
塩キャラメル&ピスタチオパフェが一番人気。ほかにもいろいろ多彩なメニュー。
メニューやお店は上記のほか、自由にご指定いただいて構いません。
NPCについて
登録済みのキャラクターでしたら誰でも登場可能です。
また、墨谷のシナリオに登場したNPCでしたら、登録・未登録問わず登場OKです。
ただし、不自然でないシチュエーションに限ります。登場が難しい場合もありますので、ご了承ください。
こんなNPCと絡んでみたい、なんてリクエストがありましたら、お気軽にご指定ください。
細かく指定もOKですし、マスターにおまかせもOK。
Xキャラクターも登場可能です。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
以上になります。
それでは、ご参加お待ちしております~!