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ねこねこ看守と、庭園迷宮デスゲーム(?)
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ランデブーのちエスケープ
さゆるとじゅんがねこたちに連行されてお茶会に一番乗りしていたころ――。
梓親子と逃げていた
初瀬川 理緒
は、恋人である
佐和崎 紗月
との邂逅を果たしていた。
それも、意外な形で。
「あれ? 紗月……って、なんで看守の格好してんの?」
「理緒ちゃんこそ、その恰好……まさか囚人なの!?」
愛する二人は目的を異にする敵同士、看守と囚人として出会ってしまったのだ。
紗月は驚いて固まっている。
理緒はじりじりと紗月から距離を取る。
「つまり……紗月があたしを追い回すってこと?」
心を許しあっている相手のはずなのに、こうして敵同士の設定が与えられてそれに見合った衣装を纏うだけで、警戒心が芽生えてしまうとは……人間はこうやって戦争に駆り立てられていくんだな、と大きいことに思わず想いを馳せてしまう。
「理緒ちゃん。大人しく投降して」
紗月が一歩にじり寄ると、理緒は無言で一歩下がった。
「悪いようにはしないから」
悪いようにはしない。
紗月の言葉は真実なのだろう。
だけど……。
(そもそもこの変な世界に来たのだって、あの紗月ラブなかぎしっぽ猫の言いがかりみたいなもんじゃない。大人しく捕まっちゃっていいわけ、あたし?)
それは面白くない展開だ。
ならばここは紗月を振り切って逃げようか?
(待って。……逃げるのはいいとして、その場合、紗月はどうなるんだろう? このままこのへんてこな異世界に取り残されるのかな?)
紗月を見つめたまま、理緒は黙り込んでいる。
ひりつく時間に耐えかねて、紗月はそっと腕を伸ばした。
「理緒ちゃん。こっち来て。来てくれないなら、捕まえさせてもらうよ?」
「――あたし、決めた!」
「え?」
「一緒に逃げよう」
伸ばされた紗月の手を取り、固く握って引き寄せる。
「ええっ! り、理緒ちゃん!?」
「あたし、紗月を攫って逃げる! ねこねこ看守の思い通りになんて、なってたまるか!」
理緒の手は力強かった。ともにここから脱出しようと導いてくれる強い手だった。
決意を固めたその顔に、紗月は無意識で返事をしていた。
「え、はい」
こうして紗月は理緒に攫われた。ふたりは笑いながら緑のなかを走る。目指すは、エスケープ――!
ごめんね、あたしたち別の道を行くね、と去り行く理緒にバイバイしていた楓がふと、母を見上げた。
「ママ、いまのって『あいのとうひこう』っていうんでしょ?」
「そうね。……って、いったいどこでそんな言葉覚えるのかしら?」
保育所? と楓は首をかしげる。
ともあれ子どもの世界には、いろんな大人の用語が忍び込むようだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年07月24日
参加申し込みの期限
2025年07月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年07月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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