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携帯戦記カプセルギア 最終話「未来へRe:connect!」
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ただ力と力をぶつけ合うことでは勝てないと察しながら、一同は前に進んだ。
少しでも動きを封じられないかとβが動き、能力を展開している間はアタランテーが弓で援護する。
ヘリポートの外周を走るカプリッチオもスピードに乗って勢いを保ち、爪で斬りかかるタイミングを探っている。ラズちゃんだって敵の退路を断つように跳ねまわり、可愛いふわふわの足で踏みつけてやろうとしていた。
それらの迎撃に気取られ敵が背を向けた瞬間、ニャーサーは素早い剣撃を見舞おうと距離を詰めたが、すぐに疾風で追いやられ後方へ飛ぶ。体勢を整える者には、ニャイチンゲールが駆けつけてカンテラを掲げ癒やして回ったし、遠距離射撃でアマネと羨音が敵の気を引く中、Diablo Azulとミオもタッグを組んでレーザーソードを挟み込むよう斬りつけた。
敵が逃げ場を失ったところでворは目眩ましを炸裂させ、前後不覚なところをアールグレイが関節を狙って数発狙撃する。追い打ちを掛けるように透破も仕込みナイフをパーツの隙間に捻じ込んだが、手応えの無いことに舌打ちして距離を取った。
満を持してエネルギーをチャージしたカザリューが咆吼のようなビームを放つ。それに続くように機体を切り替え、αとγの連撃も決まる。
「ふぅん……ギアバトルって、こんなものなんだ」
クスクスと笑う青年の隣に立つギアは、悲鳴を上げているように見えた。パチパチと小さく爆ぜる音と、小さな煙が上がっているのに、それでも青年は疲弊や戦闘不能と判断する感覚が無かった。
確かに、カプセルギアに存在するパラメーターだけ見れば、ダメージをいくつ負ったら敗退というような概念はない。アタック・ディフェンス・スピード以外の細かなものはバトル前に相談しておくか、ギアマスターの手腕で差がつくかのどちらかになっている。
だからこそ決着というのが難しいのかと紫は祈るように手を組み、決定打がないかと情報を精査した。
ギアバトルを遊びだと示し、ギアが道具ではないと伝え、勝利を掴む方法――。
「……名前?」
彼と、自分たちの違い。先に戦った美里や、慶司との違い。それをどうするのか糸口を知るために、紫は柚春に駆け寄った。
正体に気付いていた彼女ならと期待を込めて、こんな遊びを超えた戦いなど終わるように願って問う。
「さっき、あの人に……ギアの名前を聞いたのって、どうしてかしら」
「え? あれは、彼に聞かれたんです『君たちのギアには名前があるの?』って。それを思い出して」
口に出したとき、柚春もハッとする。彼との雑談の中に、印象深い言葉があった。
――生まれた祝福を受けた者は、何よりも力を持つよ。
爆風で荒れるヘリポートの中で掻き消されないように、柚春は敵を見据えて声を上げた。
「写真を撮ってばかりだったけど、僕だって戦える……行くよвор! 透破さんは援護して!!」
跳躍したворの姿を追わせないように、透破がポケットから煙玉を数個取り出し敵の視界を塞ぐ。そこへ落下の勢いをつけて回転したворが、左右で色形の違うナイフで左腕に斬りかかった。
『ガッ……ア……!』
声を上げることを忘れた慶司が、歪みが残るものの悲鳴を上げている。きちんと意思を持って呼ぶことに意味があるのかと、ウォルターも続いた。
「君の力量は引き出しきれてないけど……やってくれるね、アールグレイ?」
すぐさまアールグレイは姿を消して、音もなく敵へ忍び寄る。すぅっとシルクハットの隙間から覗いた瞳が弱点を見極め、ворがダメージを与えた左腕に追撃を放った。
なんだか良くわかっていなかったラッセルも、そんな流れなんだなと把握して気合いを入れる。
「よっし、こういう時は遅れをとるわけにはいかねーな。カザリュー! バシッと決めてくれ!!」
高らかに吼えるよう口を開き、カザリューも力を込めて思いっきり尻尾で叩き付けた。そうして踏ん張って耐え抜いているのを、千里が容赦なく狙う。
「個人的な恨みがあるわけじゃねぇけど……目を覚まさせてやろうぜ、カプリッチオ!」
呻き声の連続も重なれば、偶然とは思えず夏朝も羨音と視線を交わせば大きく頷いた。
「もう悪いことなんて考えつかないように……アマネちゃんと羨音ちゃんとで、行くよっ!」
くるくると円輪を指先に遊ばせた羨音が、中距離から慶司の四肢に掠めるよう投げつける。動きが止まったところをアマネが接近し、舞うようにして円輪で脇腹あたりを狙って体勢を崩させた。
背後に回り込んでいた蒼とミオが、この瞬間を待っていたとばかりに勝利を確信した笑みを浮かべ動き出す。
「ギアマスターのAOIとして、一緒に戦う相棒として……頼んだわよDiablo Azul! ミオも、続いて!」
重量のあるキャノン砲と引き換えに得た機動力で、Diablo Azulは素早く背中の大出力ビームライフルを慶司の肩へ照準を構える。道筋を作るように放たれたその下に身を屈めたミオは、レーザーソードを左から払い、勢いを殺さぬまま振りかぶって右太股を焼き付けるよう突き刺した。
ガビガビとした叫びが聞こえるたび、瑠樹はラピちゃんを抱きしめて深呼吸をする。迷いなく拳を握れるからこそ、その理由に間違いはないよねと自分に問いかけて、ぐっと歯を食いしばった。
「楽しく遊ぶ邪魔をし続けたユグドラシルを、残してなんておけない……! ラズちゃん、いっくよぉ!」
心なしかキリリと瞳を細めて、ラズちゃんが右手の肉球を慶司に向ける。本当はギアに向けるものだし、痛い思いをさせたいわけじゃないけれど、輪っか型のビームが悪い心や良くない考えだけ吹き飛ばしてくれたらいいなと願って放った。
やや準備に手間取っていたスピカも、体勢を整えた。本来、ギアを扱う際に使うアプリ『A.I.C.O.』は、機体情報を1体しか登録できない。新しい機体を登録すれば古い情報が上書きされるので、別端末を使うなどしないと複数のギアは扱えなかったが、新アプリの『PAL』ではタブを切り替えることで操作は可能。
「お願い皆……! γは惑わせて……αは焼き尽くして。……βは制圧……これで、全部……終わらせる……!」
時間差は生まれるが、スピカはそこを利用した。先にγの攻性デコイをばら撒くことで敵の判断を壊しにかかり、動揺を誘ったところでβがジャミングを展開し行動を封じる。短いがその効力が残っている間にαが波動砲のエネルギーを溜めて放出し、余波を捨てて再度γに切り替え追撃の波動砲。
おそらく、この愛光島という環境下と火事場の集中力とがなせる技で、現実世界で再現することは難しいだろう。
続々と決まっていく攻撃に、怪我人はいないようだとレオナは安心し、ふらつきながらも立つ慶司にカノンは少しだけ恐ろしさを感じていた。
「……やれるか?」
優しく問うレオンに似て、レオナもカノンも臆病だ。暴力の類いは得意ではないし、さっきまで人だった敵を討つのは心苦しさがあるはず。
「だいじょうぶ。……おれには、にーちゃんも、ねーちゃんも……ニャーサーだって、ついてる」
敵を見据えるニャーサーは、剣を自分の正面に突き立てるだけで返事はしない。玩具なのだから、勝手に動いたり喋ったりしないとわかっている。
それでもカノンには闘志が宿っているように見えたし、頷きの代わりに整った背筋から信頼を向けてくれている気さえした。
「だよね? ニャーサー。……一撃必中より、おれたちらしくっ! 行くよ、ニャーサー!!!!!」
素早く飛び出し、慶司の左膝から下を狙ったニャーサーの剣技が切り刻んでいく。一太刀で装甲に傷をつけることは叶わなくとも、素早く数を重ねていくのが戦い方だ。
続いてニャイチンゲールも応援に駆けつけ、ヘヴィアックスを高々と構える。
「私のことも、忘れてもらっちゃ困るわよ? 誰も怪我をしないように……頑張ろうね、ニャイチンゲール!」
白衣をなびかせるように回転したニャイチンゲールは、攻撃に集中するニャーサーを払おうとする慶司の右腕に飛びかかった。重量をものともせず振り上げられた斧で手首を叩き割ろうとしてみたが、そう簡単にはいかないようでレオナの手のひらには若干の痺れが走る。
雄叫びのような悲鳴が慶司から上がり、身を竦ませていると左腕に鋭い旋風が構えられていた。早く体勢を立て直さねば、真正面から食らってしまうと怯える顔をしたカノンとレオナは、2人揃って微笑んだ。
「「――なんてねっ!」」
すぐにニャーサーがニャイチンゲールを連れて距離を取る。追うように目線を向けた慶司の隙を、レオンは見逃さず最後のひと仕上げへかかる。
「俺は黒幕を止めて、カプセルギアを『みんなのアソビ』に戻したい……協力してくれるか? アタランテー」
まるで矢を束ねるように、エネルギーを圧縮して生成する矢を強靱なものに整えていたのが終わると、すぐに放たれた。敵を見据えているアタランテーの表情をレオンが見ることはなかったけれど、煌々と照らし揺れ動く矢の明かりが絶妙な影を作り、アタランテーは微笑んでいるように見えた。
応援や掛け声ではなく、自然と絆を確認するようにギアの名前を呼んでいた。
一緒に戦ってくれる愛機の名前、玩具の枠を越えた相棒の……友達の名前。
それを聞き届けた青年は微笑みを浮かべ、もうすぐ動かなくなるだろうギアのようなものを見た。
望まれなかった者は……少なくとも、『遊び』を教えてくれようとする子らの中にはいない。
「ふふっ、人もまだまだ捨てたものじゃないみたいだね」
どちらが最初に利用しようと手を伸ばしたのかは、胸にしまっておく。
きっと祝福を受けたものたちには些細なことで――何があっても正しい理に戻せるのだから。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
前回シナリオ
携帯戦記カプセルギア 第九話「生まれ変わる、カプセルギア!」
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月19日
参加申し込みの期限
2025年11月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月26日 11時00分
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