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Mon seul Tresor
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鈴の音と共に何処からともなく足元に落ちて来た壊れたボールペンを拾い上げ、一瞬だけ見えた光景にみゆきは息を呑んだ。ボールペンを投げ捨てる少年の顔と、前から歩いて来る刀の顔が重なる。刀がこちらに気付き、みゆきの手元のボールペンを見て固まった。
「それ、どこで……?」
突然足元に落ちて来たと説明したところで、要領を得ないだろうと考えたみゆきが、刀の手にボールペンを乗せる。刀がボールペンを握り締め、悲しそうに目を伏せる。何か言葉をかけてあげたいけれども、刀の強さを知っているみゆきはあえて何も言わなかった。
何だか今日は、寝子島で不思議な事が起きているらしい。鳴の話を聞くに、大切なものを失う白昼夢を見たとか……。何かを失う事への怖さ、失った時の悲しみを、みゆきは誰よりも知っているつもりだった。みゆきのろっこんは、自分の意志とは関係なく何かを奪う力だ。そのせいで、沢山のものを失わせてしまった。それが全部、みゆきのろっこんのせいだと人が知れば、全てを失ってしまうだろう。
「北原、ありがとう」
ポツリと呟かれたお礼に、みゆきは小さく微笑むと刀の顔を見上げた。
チリンと音が聞こえた気がして、ジャンヌは足を止めた。黄色い明かりに照らされた公園には数人の人影があり、何かを話し込んでいる。ジャンヌの目が、ベンチに座るボロボロのぬいぐるみに向けられ、隣に座る男の子へと向く。蜜色の瞳をした少年は、驚くほど綺麗な顔立ちをしていた。ジャンヌの脳裏に、アドニスの話が浮かぶ。美の女神と冥府の女王から愛された少年の流した血は、アネモネの花となった。
赤いアネモネの花言葉は、君を愛す。それなら、紫のアネモネの花言葉はなんだろう……?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月17日
参加申し込みの期限
2013年12月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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