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事故もなく、一日楽しく母親と過ごした小淋は、寝子島駅で帰る母を見送った。大きく手を振って暫らく母親の背中を見送った後で、ポケットで鳴った携帯を取り出す。
安心しなさい。離れていても、私はちゃんと傍にいるわ。
絵文字つきのメールに小淋が小さく微笑んだ時、肩をポンと叩かれて目を見開く。振り返れば響也が複雑そうな顔で立っていた。
「今の人は、浅山の?」
『母です』
「そうか……仲、良いんだな」
いつもと違う様子に戸惑いながらも、小淋は小さく頷き、響也の手元の絵本に目を向けた。昔、母によく読んでもらっていた絵本だった。小淋の視線に気付いた響也が絵本を見て、自嘲気味に息を吐く。昔、家族でよく読んだ絵本を書店で見かけて衝動的に買ってしまったが、今更買ってどうなると言うのだろうか。また皆で絵本を読む? この歳で?
「浅山、良かったらこの本、貰ってくれ」
『でも……』
「頼む」
普段とは違う弱々しい声に無碍に断る事もできずに、小淋は『ありがとうございます』と書かれたページを開くと絵本を受け取った。
「いや、俺の方こそ……。もう遅いし、送る。浅山は、桜花寮だったよな?」
普段通りの表情に戻った響也だったが、その瞳はどこか寂しそうだった。けれど、何があったのか聞いてはいけない気がして、小淋は小さく頷くと『すみません』と書いたページを開いた。
何となく部屋に居たくなくて、久雨は街をぶらついていた。陽が落ちた街をとぼとぼと歩き、前方から歩いて来た人影を見て立ち止まった。
「おや、久雨君、奇遇だね」
言嗣が足を止め、黒い瞳を瞬かせる。いつもと変わらない言嗣の姿に、何故だか触れたくなって、手を伸ばす。急に腕を掴まれて驚いた言嗣だったが、久雨の不安げな表情から何かを悟ると、ふわりと微笑んだ。
「どうかしたのかい?」
その笑顔があまりにも優しくて、久雨の胸が締め付けられる。けれどその痛みは不快ではなくて、くすぐったいような甘さを持った痛みに、久雨は頬をほんのりと赤く染めると俯いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月17日
参加申し込みの期限
2013年12月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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