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寝子島高校
2大巨大美女南海の大決戦、またはジャイアント弁当の逆襲
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●VSジャイアント剣崎弁当(1)●
【南校舎1F:生徒玄関前】
「きゃあああああああああっ!?」
一方、巨大痛弁に捕まり悲鳴を上げている
剣崎 エレナ
、
『ギギギギギ……ざぎ、……ザギ』
その耳障りな声に身をよじって振り向けば、そこにいるのは自分と瓜二つの巨大な顔──その口がさらにガパッと、人ではありえない大きさに開く。
(うそ……まさか、私を食べるつもり!?)
「いやあああああああああっ!!」
美しい顔を恐怖に歪めて絶叫するエレナ、そのか細い身体がぱくりと、巨人の口腔に放り込まれようとしたまさにその寸前、
ぐらぁ……
ジャイアント剣崎の巨体が、突如バランスを失い大きく傾いだ。
『ギッ……ギギィ?』
「えっ?」
巨人の指の隙間から、眼下に目を凝らせば。はるか地上の巨人の足許、そのくるぶし部分に、ガジガジと齧り付いている1人の生徒がいるではないか!
「やいGKB剣崎、事情は今テオから聞いたのだ、
エレナちゃんセンパイをその手から離すのだ〜!」
そう、
後木 真央
だ! 彼女がジャイアント剣崎の足首を喰らい、エレナのピンチを救ったのである。
「やべぇのだコレ全部喰うとか至難の業なのだでも動けなくなるまで食べるのだ、
体育科の食欲と猫鳴館の欠食児童を舐めんなし! タダメシひゃっほうなのだ〜!」
大木のようなその足に齧歯類よろしく取り付き、みるみるくるぶし部分のパンを平らげていく真央に、たまらず巨大エレナが反応する。
『パッ……パパパンッ!』
「えっ……何よこれ」
エレナの見ているその前で、巨人の髪を形成していた無数のクロワッサンがビシリと分裂し、
シパパパパパパパッ!!
ホーミングの軌跡を描いて四方から、真央の口腔めがけて襲いかかった!
「にゃふっ!?」
首に巻いていた部活用のタオルを咄嗟に引き上げ、大掃除のマスクのように口許をガードする真央。さらに自分の両腕もクロスさせて、べしべしと着弾するミサイルパンの侵入を防ぎきり、
「やいGKB剣崎! お前の攻撃はもう初見で見切ったのだ、
そのパンで真央ちゃんの喉を詰まらせ、気絶させようって魂胆なのだ?
でもそんなの真央ちゃん恐くないのだ、このタオルのマスクでパーフェクト防御なのだ!
ふっふっふっ。諦めて大人しく、真央ちゃんの腹に喰われろなの……だ……?」
さて、そこでようやく、真央も気付いたようである。
「しまったのだ、マスクをしてると剣崎弁当が食べられないのだ!
でもマスク外したらホーミングパンに狙い撃ちなのだ、真央ちゃんどうすればいいのだっ!?」
後木真央、いきなりのピンチ!
【南校舎3F:3年9組の教室】
息せき切って3階まで駆け上がった
財前 華蓮
は、教室に跳び込んだ。
「いましたわねっ、ドンピシャですわ……って、んんっ?」
窓の向こうに巨大エレナの横顔を見付けるが、その髪からシパパパッと今しも発射されていくクロワッサン。どうやら地上の誰かを攻撃しているようだ。
「遠目で誰だかよく分かりませんが……でもラッキーですわ!
あの女の子がデブ崎の注意を引いている、今のうちにっ」
教室の机を隅に寄せ、あるいは窓際に築き上げてバリケードを作り、
「クロワッサンで攻撃しているということは、あのデブ崎の主成分もきっとパン?
ということは、水をかければどうにかなりそうですわね!
中庭からホースを持ってくれば、この高さからビッチャビチャにしてやれますわ!」
急ぎ廊下に出ると、そこでばったり出くわしたのは、後輩の
畑中 華菜子
である。
「あっ、財前先輩!」
「まあ畑中さん、どうしたのこんな所で。あら、そのホース、まさか……?」
「ビッグ剣崎先輩は、パンとか食べ物で出来てるみたいアル。
ということは水を勢いよくかけたら効果あるんじゃないアルか?」
中庭から調達してきたホースを見せる華菜子に、
「まあ! 私も同じ事を考えていましたのよ! さすがは私の妹分!」
感激してがばっと抱きつき、有能な後輩に頬ずりする華蓮だ。
「財前先輩も私と同じ事考えてたんですアルか! 私たち気が合いますアルネ!」
憧れの先輩に抱きつかれて、こちらもちょっと嬉しそうな華菜子である。
「さあ、これで後はあのデブ崎を退治するだけですわねっ!」
「はい、先輩。一緒にビッグ剣崎先輩を倒して、本物の剣崎先輩を助けましょうアル!」
「……あら? 畑中さん、今何か、不思議なことをおっしゃったような?」
「私の尊敬する大好きな財前先輩と一緒に、
財前先輩の大親友である剣崎先輩を助けられるなんて、とっても光栄ですアルヨ!」
「ん? んん〜?」
【南校舎1F:生徒玄関前】
一方、その直下の地上では、
後木 真央
がなおミサイルの大群相手に、孤軍奮闘していた。
「ええい真央ちゃん、覚悟を決めるのだ!」
ガッと口許のタオルを引き下げ、再びジャイアント剣崎の足首にかぶり付く真央、その彼女の頭上から、雨あられと降り注ぐパンのミサイル!
「(ゴッゴッ)痛い痛い痛いのだ、フランスパンまで混ざってるのだ硬いのだ」
たまらず見上げてしまった真央の口に、所狭しと殺到するクロワッサン、
「モ、モガーーーーーー!?」
目を白黒させる真央の視界全面に映る、さらに絶望的な数のホーミングの軌跡──
シパンッ
シパンッ
シパンッ!
その全弾を受けきった少女が、キャスケットを目深に被り直して、こちらを振り向いた。
「ろっこん──【絵空事】」
ちょん、とスケッチブックの絵に触れた口中のパンが、バキュームのように吸引され、真央の喉詰まりがたちまち解消。ようやく出せるようになった声で、真央がその救い主の名をさけぶ。
「月詠ちゃん、来てくれたのだ!」
「すまないな、真央。ちょっとバタバタあって遅くなってしまった」
「助かったのだありがとうなのだ、月詠ちゃんのろっこんスゴイのだ!(ぴょんぴょん)」
そう、
旅鴉 月詠
だ。中庭から駆け付けた彼女が、非生物を封印するそのろっこんで、今のパン攻撃の全弾を捌いたのである。月詠のろっこんは、およそ生命の無い「物」相手なら、強力な防御策ともなるのだ。
「もしかして月詠ちゃんのそのろっこんなら、
あの痛弁もまるごと封印できるのだ?」
「ああ、そのつもりで来た。いささか相手が大きすぎるかもしれないが、
やれるだけのことはやってみよう……しかし、1つ問題がある」
キャスケットのつばを親指で上げ、そびえ立つ巨人を見上げる月詠。真央の活躍で、エレナが食われる事態は未然に防げたものの、あくまで時間稼ぎに過ぎない。あの金髪の美少女は顔を蒼白に歪めて、今なお巨人の右手に捕らわれたままだ。
「問題はエレナが捕えられてる事。私の【絵空事】は、生物が絵に触れると封印できない。
あの巨大弁当からどうにかしてエレナを引き剥がすことさえできれば、
封印を試せるんだが……ふむ?」
その時だった。にわかに2人の頭上が騒がしくなり、空から水しぶきが降ってきた。
「にゃふっ? ヘンなのだ、お空はこんなに晴れてるのに雨なのだ?」
「いや、空からではない。これは……」
振り仰ぐ校舎、その3階の窓から突き出ているホースの先っちょを見付け、クールな月詠の口許が、わずかに微笑を造る。
「ふむ、どうやら戦っているのは私たちだけではないようだぞ、真央」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月20日
参加申し込みの期限
2013年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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