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寝子島高校
2大巨大美女南海の大決戦、またはジャイアント弁当の逆襲
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●VSジャイアント北風弁当(3)●
【東門】
「い、一体何なのっ、あの化け物は!?」
自分の痛弁に追われる
北風 貴子
は、もはやパニック状態に陥っていた。
「それに、私にそっくりな顔をしてたわ……!」
堅物の貴子が、この異常な状況を受け入れられる筈もない。そんな彼女の手を引き、東門へと走る
伊賀 解理
が、こう説明してあげる。
「あれは悪の組織が開発した兵器にして先輩の妹なんだ!」
ナ、ナンダッテーー! いや貴子の方は「悪の組織」という所からもう理解できずに、
「は、はあ? 何を言ってるの、伊賀さ……」
「違う、僕は伊賀解理ではなくスパッツ・ハクイというものだ」
そいでもって後ろで暴れている巨人たちを指さし、
「あんな進撃っぷりを見せられたらこっちもイェーガーしたくなるけど先輩はどうかな?」
とか、わけのわからない事を口走る解理に、目を白黒させるばかりの貴子である。
「大体こうなったのも、君がこんな夢を見るからいけないんだ(ビシイッ)」
けれども、そこで白衣少女に指を突き付けられ、
「え……? ここは、夢の世界なの……?」
ようやく貴子のパニックが少し治まった! そんな彼女の様子に解理もホッとして、
(よし、いいんちょは堅物だから、変に現実だと説明するより、
夢だと言う方が、信じてもらえやすい。それに……)
そしてちょっぴり、真面目な顔になる解理だ。
(本当のことを話すとなると、僕がもれいびだという事も話さなきゃならない。
そのせいで避けられたり怖がられたりするのはイヤだから……ととっ!)
そこでドォオン、ドォオンと足許を揺るがす地響きに振り向けば、ジャイアント北風がこちらに向かってくるところ!
尾鎌 蛇那伊
や
矢萩 咲
たちが足止めで稼ぎ出してくれた貴重な時間、だがその距離も、巨人の歩幅の前ではたちまち詰められてしまいそう──
「わわっ、駄目だ、このままじゃ追いつかれる!」
「北風先輩、それに伊賀! ここにいたのか」
ハッとその聞き覚えのある声に振り向けば、自転車置き場の方から走ってくる1人の生徒の姿、
「おっ、八神氏!」
息せき切って現れたのは、
八神 修
だ。両手に引いてきた2台の自転車を見せ、
「これなら、あの巨大物質の歩幅に対抗できる。
北風先輩、生徒達に被害が出ない場所に誘導しませんか?」
と迫る巨人を指さす八神、
「少なくともあれは生徒じゃない。学校の敷地にいる事は“風紀的に”取り締まらねば」
願ってもない助けだ。混乱しながらも了解する貴子を荷台に座らせ、自分も自転車にまたがる解理。ところがその解理を、妙な顔で八神が見ているぞ?
「──伊賀」
「ウン? どうしたのかね、八神氏」
「2人乗りは禁止だ(キッパリ)」
「今そんなこと言ってる場合じゃないだろう!?
まったく融通が効かない奴だな、君って男は!」
【正門の並木道】
「来たな!」
正門付近で待機していた
御剣 刀
は、こちらに走ってくる2台の自転車を見て、サッと立ち上がった。
(よし、北風先輩に伊賀……それに八神か。誘導助かる!)
ベキベキベキベキィッ!
さらにその3人の背後から、生い茂る木々の緑をヘシ折って、姿を現すジャイアント北風!
「のわああっ、並木を折ってショートカットして来たぞ!?」
振り向き悲鳴を上げる
伊賀 解理
、その白衣にかじり付き、もはや声も出ない
北風 貴子
だ。
その自転車に先行して走っていた
八神 修
も、前方に御剣の姿を見付け出した。
「んっ? 御剣……それにあのロープは?」
その背後から解理が叫ぶ、
「御剣氏がトラップを張ってるそうだ!
いいからこのまま、走り抜けたまえ!」
「分かった」
御剣の目の前を駆け抜ける2台の自転車、
「今だ!」
そのタイミングで勢い良くロープを引っ張る御剣、地面に渡されていたバレーのネットが、木々の間でビンッッと張り、巨人を転ばせるトラップになる!
ドォオオオオオンンッ!!
「やったぞ!」
巨大委員長が見事に引っ掛かり、そのまま地響きと共に並木道に倒れ込んだ!
うつ伏せに倒れた巨人を見て、八神たちもキッと自転車を止め振り向く。そこに御剣も走ってきて、
「北風先輩、ありがとう。囮にするような真似をしてすまなかったが、これで……」
「いや、ちょっと待て」
その御剣を静止し、八神が不審な表情になった。
「何か、聞こえないか?」
顔を見合わせる解理たち、しかし巨人はまだ身じろぎもせず倒れたままだ。
にもかかわらず、地面をガタガタと揺さぶるこの振動は、
「まずいぞ、この掘削音は……!」
「地下だ! 地下から来るぞ!」
\おっぱいミサイルRIGHT、発射/
【プール】
どごっぱああああああああんっ!
「キャーーーーーーーーーーー!!」
「どわああああああああああっ!?」
地中を迂回して襲い掛かってきたドリルおにぎりに、高々と突き上げられ、地面ごと空に吹き飛ぶ4人の生徒たち……ああ何ということだ、このまま地上に落ちれば、墜落死は必至だ!
ざっぱーーーーーーーーんんっ!
いや、助かった! 運良く隣りのプールに着水し、命拾いだ!
「ぷはあっ!」
と水面を割り、ずぶ濡れの顔を見合わせる
伊賀 解理
たち。だが、一難去ってまた一難。ベキベキと並木を掻き分けフェンスを踏み倒し、プールサイドにやって来るジャイアント北風!
「うわあ、もう駄目だあ!」
「いや待て……様子がヘンだぞ。それ以上は近付いてこないようだ」
御剣 刀
の指摘に、
八神 修
がハッと気付く。
「水を……厭がってるのか!」
そう、あのジャイアント剣崎も水を嫌っていた。主成分がご飯のこの巨大委員長の場合は、水に浸かるとふやけて、その結合が解けてしまうのだろう。
「よく分からないけど……このプールの中にいれば安全ってこと?」
恐る恐る
北風 貴子
が訊ねる、その頭上の空から……先ほどのドリルおにぎりが激しく落下し、プールサイドに大穴を空けた。
ズバビシャーー。
その地割れの亀裂から水が抜け落ち、たちまちスッカラカンになるプール……
「…………。う、嘘だろう!?」
ポカンとする4人、障害の消えた巨人が、その中心の貴子めがけてグワッと右腕を伸ばす──
「伏せろ、貴子!」
そこに走ってきた生徒が、咄嗟に彼女を押し倒し、バサッと私服のコートをかぶせた。危ういところでその頭上を掠める巨人の右手、だが北風弁当はとくに戸惑う様子も無く、再び風紀委員長を掴み直しにかかる。
(ちっ。視覚で貴子を認識してるワケじゃないのか)
だが……『ひと』である貴子が、ろっこんを目撃することは、これで無くなった。すばやくコートの下の手を握り、能力をフル稼働させるその眼鏡男子──シパッ!
『ゼッ……?』
右腕をあらぬ方向に弾かれ、目を見開く巨人。圧縮された空気が鎌鼬となって、その腕のベクトルに干渉したのである。
コートの下からその人物の顔を覗いてさけぶ風紀委員長、
「あ、貴方は!?」
「大丈夫か、貴子(ニヤリ)」
ろっこん【恋はタイフーン】を操るもれいび、
十条寺 達磨
の登場だ!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月20日
参加申し込みの期限
2013年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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