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- 00月00日生 00歳
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【七夕】飛べ、天の川！ ラブラブ♪ランデブー！
【若年寄の独白と暴走カップル】
立井 駒鳥は己から壁を作りがちな性分である。
そのせいか、今日の祭りの誘いはゼロ。
仕方がなく、１人でふらっとやってきたものの、やはり寂しい。
紺の浴衣に橙色の帯で、首には赤＆橙色のマフラーを巻いている立井はかなり目立つ。
だが、言い換えれば浮いているとも言えなくはなかった。
「１人は静か過ぎるものよ」
黄昏ていると、道外れに捨てられていた柔らかめの銀色ボールを発見。
ボールは友達、なんてな？
「一緒に行くかの？」
立井はボールに話しかけながら、竹飾りを目指した。
竹飾りを前にして、彼は目を細めた。
「なんか、人が空飛んどるのう？」
不思議なことがるものだ、と考えながら、立井も短冊に願いを書く事にした。
『一緒に笑い合える人ができますように』
彼にとって、結構本質的な願いである。
その願いの強さ故か、なかなかのスピードで天へ飛翔！
「おお、天が近い、気持ちが良いのう！」
銀色のボールを携えて、立井は空を駆ける。
立井 駒鳥：飛翔開始
二年連合地上班は平穏そのものだった。
奴らが、来るまでは。
突如、展望台に響き渡るエンジン音。
何事だ、とその近くにいた志波 武道と冴木 竜司が警戒する。
そして、奴らは姿を現した。
「ベガちー！ 突っ込むよ！」
「いっちゃえ、彦にゃーん！！」
山道から飛び出す200ccバイク！
その後部座席には、新婚カップルよろしく空き缶を結び付けて、缶同士がぶつかる音が騒音となって目立ちまくり！
人ごみの中に現れたバイクに、会場は大パニック！
「なんだ！？ 新手のボッチーズか！？」
武道がバイクの乗り手を確認する。
「いや、あれはボッチーズとか変態の類じゃねぇぜ！」
冴木が慄然としていた。
「アレは……！ 正真正銘の馬鹿ップルだーッ！！」
「うわー、ほんとだー」
わざとらしく迫真の口調で指差す冴木に対して、武道はひどくフラットな口調で答えた。
八十八旗 信彦と瑠璃条 ベガ、暗い山道をバイクで登ってきた真性の馬鹿ップルである！
その理由は、勿論、恋愛成就の噂の竹飾り！
「やぁやぁ！ 驚かせてすまないね！ 今から信彦さんとべがちーの人体消失マジックをお披露目するよ！」
効果は薄くても、ろっこん『Money In The Bank』で少しでも「これはイベントです」と信じ込ませようとブラックカードを見せびらかす八十八旗。
ろっこんの効果はさておき、派手な登場をイベントなのかと群集心理で納得し始める観光客たち。
霧が立ち込めているのでかっ飛ばせないが、着実に人の波が２人の前から割れていく。
「今日の俺はモーゼと呼んでくれ。人の波を今まさに割っているのだからね！」
「彦にゃん素敵！！」
瑠璃条は彼をぎゅっと抱きついて甘える。
するとろっこん『オトメティックオーラ』が多少なりとも発動し、八十八旗の視界に入るモノ全てが煌びやかに見えてくる。
一方、群衆を掻き分けて進む二年連合コンビはなかなか馬鹿ップルに追い付けない。
遂にバイクは竹飾りの前まで到着。
２人はさっさと短冊を吊るし始めた。
『世の中のレディ達を俺の手で幸せにできますように 八十八旗 信彦』
相変わらずブレない御仁である。
そんな願いすら愛おしく思える恋人、瑠璃条はまさに乙女パワー全回だった。
ここからは彼女の想いの丈をノーカットでご覧下さい。
「彦にゃんと二人。短冊に願いを書いて。そう、蕩けるように甘く。素敵な時間を貴方と過ごせますように！ なーんていっちゃったりして。でも、短冊は小さすぎて、彦にゃんのかっこいいトコも、好きなトコも。二人でバカップルに選ばれたネコノメ企画のときとか、告白されたときとか。いつもいつも一緒に過ごしてきたたくさんの時間の、ありがとう、大好き。愛してる。ぜーんぶぜんぶ、書ききれないし、言葉なんかじゃ足りないから。この気持ちも、幸せもゼーンブ表してくれる一言を短冊に載せて彦にゃんと空を飛ぶ！！」
それは！！
＿人人人人人人人＿
＞スイートポテト＜
￣ＹＹＹＹＹＹＹ￣
そして彼らはバイクごと空を駆け巡り、宣言通り忽然と姿を消していった。
バイクごと飛べた理由として、恋愛関係で『認識が甘い』『詰めが甘い』『脇が甘い』という三重殺が展開されていたからだ。
これは神魂も想定していなかっただろう。
「やばいぞ……。まだたー坊たちが戻ってきていない！」
「俺たちも空飛ぶぞ！」
上空がパニックになることを危惧した２人は、地上班に連絡。
動ける面子が彼らだけだったため、「あとは頼んだ」と断りを入れ、素早く短冊を書いて吊り下げた！
『たー坊ラヴィ！！（訳：弟の友達や同級生絡む全てを護りたい！） 志波 武道』
『まゆ先生と結婚したい！ 冴木 竜司』
「馬鹿ップルもやってることがボッチーズと変わらねぇとか意味わからねぇよ！ 確かにリア充は羨ましくて俺も嫉妬しちゃうが、だからと言って幸せな彼らを傷つけていいわけがない！ そして見せつけるのも当然アウトだ！」
しかし、内心「これで幼女絡みだったら更に気合が入ったんだけどなぁ」とボヤく冴木である。
武道を見習うがいい、弟のため（そして弟に関わる全ての人たちのため）、懸命になって天を仰ぐ姿を！
「間に合え……！！」
武道シリアスモード、始まります。
馬鹿ップル：なんか飛んでった
志波 武道＆冴木 竜司：カオスに終止符を打つためフライアウェイ
立井 駒鳥は己から壁を作りがちな性分である。
そのせいか、今日の祭りの誘いはゼロ。
仕方がなく、１人でふらっとやってきたものの、やはり寂しい。
紺の浴衣に橙色の帯で、首には赤＆橙色のマフラーを巻いている立井はかなり目立つ。
だが、言い換えれば浮いているとも言えなくはなかった。
「１人は静か過ぎるものよ」
黄昏ていると、道外れに捨てられていた柔らかめの銀色ボールを発見。
ボールは友達、なんてな？
「一緒に行くかの？」
立井はボールに話しかけながら、竹飾りを目指した。
竹飾りを前にして、彼は目を細めた。
「なんか、人が空飛んどるのう？」
不思議なことがるものだ、と考えながら、立井も短冊に願いを書く事にした。
『一緒に笑い合える人ができますように』
彼にとって、結構本質的な願いである。
その願いの強さ故か、なかなかのスピードで天へ飛翔！
「おお、天が近い、気持ちが良いのう！」
銀色のボールを携えて、立井は空を駆ける。
立井 駒鳥：飛翔開始
二年連合地上班は平穏そのものだった。
奴らが、来るまでは。
突如、展望台に響き渡るエンジン音。
何事だ、とその近くにいた志波 武道と冴木 竜司が警戒する。
そして、奴らは姿を現した。
「ベガちー！ 突っ込むよ！」
「いっちゃえ、彦にゃーん！！」
山道から飛び出す200ccバイク！
その後部座席には、新婚カップルよろしく空き缶を結び付けて、缶同士がぶつかる音が騒音となって目立ちまくり！
人ごみの中に現れたバイクに、会場は大パニック！
「なんだ！？ 新手のボッチーズか！？」
武道がバイクの乗り手を確認する。
「いや、あれはボッチーズとか変態の類じゃねぇぜ！」
冴木が慄然としていた。
「アレは……！ 正真正銘の馬鹿ップルだーッ！！」
「うわー、ほんとだー」
わざとらしく迫真の口調で指差す冴木に対して、武道はひどくフラットな口調で答えた。
八十八旗 信彦と瑠璃条 ベガ、暗い山道をバイクで登ってきた真性の馬鹿ップルである！
その理由は、勿論、恋愛成就の噂の竹飾り！
「やぁやぁ！ 驚かせてすまないね！ 今から信彦さんとべがちーの人体消失マジックをお披露目するよ！」
効果は薄くても、ろっこん『Money In The Bank』で少しでも「これはイベントです」と信じ込ませようとブラックカードを見せびらかす八十八旗。
ろっこんの効果はさておき、派手な登場をイベントなのかと群集心理で納得し始める観光客たち。
霧が立ち込めているのでかっ飛ばせないが、着実に人の波が２人の前から割れていく。
「今日の俺はモーゼと呼んでくれ。人の波を今まさに割っているのだからね！」
「彦にゃん素敵！！」
瑠璃条は彼をぎゅっと抱きついて甘える。
するとろっこん『オトメティックオーラ』が多少なりとも発動し、八十八旗の視界に入るモノ全てが煌びやかに見えてくる。
一方、群衆を掻き分けて進む二年連合コンビはなかなか馬鹿ップルに追い付けない。
遂にバイクは竹飾りの前まで到着。
２人はさっさと短冊を吊るし始めた。
『世の中のレディ達を俺の手で幸せにできますように 八十八旗 信彦』
相変わらずブレない御仁である。
そんな願いすら愛おしく思える恋人、瑠璃条はまさに乙女パワー全回だった。
ここからは彼女の想いの丈をノーカットでご覧下さい。
「彦にゃんと二人。短冊に願いを書いて。そう、蕩けるように甘く。素敵な時間を貴方と過ごせますように！ なーんていっちゃったりして。でも、短冊は小さすぎて、彦にゃんのかっこいいトコも、好きなトコも。二人でバカップルに選ばれたネコノメ企画のときとか、告白されたときとか。いつもいつも一緒に過ごしてきたたくさんの時間の、ありがとう、大好き。愛してる。ぜーんぶぜんぶ、書ききれないし、言葉なんかじゃ足りないから。この気持ちも、幸せもゼーンブ表してくれる一言を短冊に載せて彦にゃんと空を飛ぶ！！」
それは！！
＿人人人人人人人＿
＞スイートポテト＜
￣ＹＹＹＹＹＹＹ￣
そして彼らはバイクごと空を駆け巡り、宣言通り忽然と姿を消していった。
バイクごと飛べた理由として、恋愛関係で『認識が甘い』『詰めが甘い』『脇が甘い』という三重殺が展開されていたからだ。
これは神魂も想定していなかっただろう。
「やばいぞ……。まだたー坊たちが戻ってきていない！」
「俺たちも空飛ぶぞ！」
上空がパニックになることを危惧した２人は、地上班に連絡。
動ける面子が彼らだけだったため、「あとは頼んだ」と断りを入れ、素早く短冊を書いて吊り下げた！
『たー坊ラヴィ！！（訳：弟の友達や同級生絡む全てを護りたい！） 志波 武道』
『まゆ先生と結婚したい！ 冴木 竜司』
「馬鹿ップルもやってることがボッチーズと変わらねぇとか意味わからねぇよ！ 確かにリア充は羨ましくて俺も嫉妬しちゃうが、だからと言って幸せな彼らを傷つけていいわけがない！ そして見せつけるのも当然アウトだ！」
しかし、内心「これで幼女絡みだったら更に気合が入ったんだけどなぁ」とボヤく冴木である。
武道を見習うがいい、弟のため（そして弟に関わる全ての人たちのため）、懸命になって天を仰ぐ姿を！
「間に合え……！！」
武道シリアスモード、始まります。
馬鹿ップル：なんか飛んでった
志波 武道＆冴木 竜司：カオスに終止符を打つためフライアウェイ
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2014年01月25日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年02月01日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2014年02月01日 11時00分
