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【七夕】飛べ、天の川! ラブラブ♪ランデブー!
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【北風と太陽】
そろそろお忘れかもしれないが、真っ先に空を飛んだ幼馴染コンビ、
北風 貴子
と
南波 太陽
は未だに星の海を漂流していた。
2人とも『ひと』だというのに何故こんなにも長時間飛び上がってしまったのか?
それは、2人の願いが余りにも強すぎたからなのだ!
『全ての人々が品性高潔で礼節弁えた真人間、かつ平和な世界が実現できますように
北風 貴子
』
『宇宙非行士になるっきゃないっしょ! ロケット超ヤバイ! たいよー♪』
北風の願いは「お前はお釈迦様かよ」とツッコミ入れたくなるほどの壮大さだったし、太陽に至っては「そんな頭で大丈夫か?」と心配になるレベルだった。
宇宙飛行士の字を間違えるのもあれだが、自分の名前を漢字で書かない時点で色々とヤバい。
小学生か。
つまり、神魂もビビって空に浮かすほどの願いだったのだ。
「貴子お姉ぇ! つーかマジヤバくね?? 天の川チョー近いッスよ!! え、これリアル? マジリアルっぽくね? でも人間空飛べないってゆーかぁー自分うちゅーひこーしになりたかったから半分夢叶ったッス! あれ、ってことはやっぱりこれ夢ッスかー?」
「ああ、もう! うるさいわよ、バカ太陽!!」
苛立つ貴子さんの手を取り、あっちこっちビュンビュン飛び回る太陽くん。
そして彼はよく喋る。
「あれが織姫と彦星ッス! あれ、どっちが彦星? どっちが織姫? 話しかければ分かるッスよね! ちょろ~んッス! 織姫っちアンド彦ボッシー! どっちがどっちッスかー!?」
「星が会話するわけないでしょうが!」
「え、でも貴子お姉ぇ? あのカップル、年に1度しか会えなくね? それって宇宙人だからッスよね? だからきっと会話できるッスよね、気合で!」
「太陽、あんたのこと時々大馬鹿か天才か、どっちか時々大真面目に悩むわ……」
「いやぁ~、貴子お姉ぇに褒められちゃったッス!」
「褒 め て な い わ よ !」
全く噛み合わないグダグダな漫才のような会話。
そこへ現れたのは、白衣の
伊賀 解理
と猫さん浴衣の
恵御納 夏朝
の2人だ!
「おい! そこのチャラ男! いいんちょから即刻離れろ!」
「そんなことより猫さん撫でよう! 猫さんがダメなら兎さんやワンコさんでも!」
2人がここへ駆けつけた経緯を話さねばなるまい……。
ボッチーズ&チャラ男撲滅という利害が一致した2人は地上で意気投合後、すぐに短冊を吊るして飛び立った。
「とはいえ、恋愛成就、ねぇ……? どうせ噂だけだろうけど」
ねこったーで広まる噂を再確認する伊賀。
「僕たちには関係ないよね。僕たちは、戦いに行くんだ……!」
恵御納は天を見上げて力強く頷いた。
「ああ、いいんちょに近付くチャラ男は万死に値する。……でも、う、噂の真偽を確かめるのも悪くない、かなっ? 僕の知的探究心がくすぐられるからね!?」
そう言って伊賀は白衣から短冊を2枚取り出した。
「1人で2枚はずるい? 別に1枚じゃなきゃダメというルールはどこにもないはずだが?」
ドヤ顔だ。渾身の伊賀のドヤ顔だった。
「僕は思いのままに書こうと思うよ」
対して恵御納は一枚にぎっしり願いを書き連ねるようだ。
しかも、油性ペンで。
「あれ……? なんでこんなに書いちゃったんだろう?」
自分でもお願いの量にびっくりしているようだ。
そんな彼女の願いはこれである。
『リア充爆発しろと言っている人は
沢山の猫さんに埋もれて、幸せになりますように
リア充爆発させようとしてる人は
流れ星にでもなって、皆の願い事を叶えたらいいと思います えみな・かーさ』
そしてこの4行である。
「まぁいいか……。心からの願いだもんね」
そういうことらしい。
伊賀は1枚目の願いに真っ黒な感情を篭めながら書き記していた。
『世の乙女の胸部装甲が軒並み軽量かつ縮小化されろよ』
※要約:巨乳以上は滅びろ&フラット甲板万歳
「おかしいと思いませんか? 世間は平等を声高に叫んでるにも関わらず胸囲のたった数cmで女性の価値が定まるだなんて! やはりこういう部分でも平等になるべきだと思わないかね?」
「でも伊賀さん、だったらみんなおっきくなったほうが幸せにならないかな?」
恵御納の指摘に伊賀は食ってかかってきた。
「ええい恵御納氏、ダマラッシェー! フラット甲板や装甲甲板の何処が悪いというのだね??」
どうやら伊賀は空母で女性の胸部を例えているようだ。
そして2枚目は恥ずかしいから既に書き込み済みである。
『彼ともっといっぱい会えますように』
奥に飾ろうと場所を探していた伊賀だが、うっかり手を滑らせて短冊を地面に落としてしまう。
「好きな人、いるの?」
拾った恵御納に尋ねられた伊賀は、顔を赤らめて弁解し始めた。
「こ、これは噂の真偽を確かめるために書いたのであって、決して本心から願ってるわけじゃない! ま、まあ同じ寮生なのに何故かまるで会えない事が多いなぁとは思ってたし、その、会って話したいとか、笑った顔みたいとか……なんて微粒子レベルで思ってたけど、それとこれとは関係ない! 関係ないんだ!」
「う、うん、分かったよ……」
伊賀の必死な態度に、恵御納はただ頷く他なかった。
こうして、僕っ娘2人は短冊を吊るすと、伊賀は白衣をはためかせて「まん・おぶ・すてぃぃぃる!」と叫びながらぶっ飛ぶ。
恵御納もまるでミサイルのように直立不動の姿勢で天へ突っ込んでいった。
そして現在、北風と太陽の前に推参。
イクサ寸前のピリピリムードが漂っていた。
「おいチャラ男! いいんちょが嫌がってるじゃないか!」
伊賀の言葉に首を傾げる太陽。
「そんなことないッス。貴子お姉ぇは楽しんでるッス!」
「あのねぇ、こんな夢なんて楽しくもないわよ……」
貴子さん、『ひと』ゆえに神魂事件を夢だと思っているようだ。
伊賀もそれを把握し、それならばと太陽に指を突き付ける。
「ええい! ならばいいんちょの安眠を妨げるお前の罪を僕が裁く!」
伊賀は急上昇の後、錐揉み状態で急降下キックを放った!
「スゴイシロイ=ハクイキーック!」
白衣がなびいてスゴクカッコイイぞ!!
「うわわっ! 超すげーッス! でも女の子がそんな危険な事しちゃダメッスよ!」
太陽は身を翻しながら伊賀に優しく言葉を掛けた。
「ユーみたいな可愛い子は乱暴なことするよりも、可愛く笑っててほしいッス!」
「貴様ー! 僕を口説こうというのかー! ふざけるなー!」
怒り心頭の伊賀が鼻眼鏡をクイッと中指で持ち上げたかと思えば、全速力で太陽目掛けて体当たりを敢行!
「吹っ飛べー!!」
「ま、待つッス!!」
伊賀の突撃を、何故か太陽は庇うように前に進み出るではないか!
そこへいきなり放たれた黒炎の波動!!
爆発する伊賀と太陽!
「な、何が起きてるの……??」
「なんなのよこの夢は!?」
戸惑う恵御納と貴子さんが見たものは、全身真っ黒なオーラに身を包んだ、闇落ち状態の
矢萩 咲
の姿だった……!!
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月25日
参加申し込みの期限
2014年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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