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休日の過ごし方=おでかけ編=
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【ふたりで聖地巡礼を】
大学生兼キャバ嬢となって初めての8月。
朝鳥 さゆる
は、恋人で同棲相手の
姫木 じゅん
と、休みが一緒の日に横浜に出かけることになった。
じゅんが積極的に外出したいと言うのは、珍しい。
アニオタの彼女は、普段は部屋から出ないのだ。休日は撮り溜めたアニメを見て、それが終わったら部屋でできるストレッチをやったり、積んだままの漫画やラノベを読んで過ごすのが常だった。
だが、じゅんのお気に入りの冬アニメ、『シンシア』こと『シンフォニック・ラフレシア』の舞台が横浜だったことから、そこに実際に行ってみたいと彼女が希望したのだった。
いわゆる、聖地巡礼である。
ちなみに、じゅんは普段と変わらずゴスロリ姿で、レースの日傘をさしていた。
一方さゆるは、キャミソールとショートパンツの上にパーカーを羽織り、サンバイザーをかぶっている。もちろん、二人とも日焼け止めはしっかり塗っていた。
横浜に到着した二人が最初に足を運んだのは、みなとみらいだった。
「ここが、最終決戦の場なのね」
あたりを見回し、じゅんが感慨深げに呟く。さゆるは、それを聞いて、小さく笑った。
「じゅんって、意外とバトルアニメが好きよね」
「そうね。やっぱりこう……見てるとワクワクするから」
さゆるの言葉に、じゅんは言った。
さゆるは、なるほどとうなずいて、改めてあたりに目をやる。こうして見ると、アニメで描かれた風景そのままだ。
「すごいわね。本当にアニメのあの世界にいるみたいだわ」
「作画が良かったから……」
感嘆の声を上げるさゆるに言いかけ、じゅんはつと向こうに見える観覧車に目をやった。
「最後、あの上で戦って、あれが真っ二つになったのよ」
そちらを示して、彼女は言う。
「だったわね」
さゆるも、最終決戦の様子を思い出してうなずいた。
「そう思うと、すごいわね」
改めて彼女は、ここがアニメの舞台なのだと思い、鳥肌が立つのを感じた。
じゅんも同じ気持ちなのか、感嘆の吐息をついたあと、周囲をスマホのカメラで撮影し始めた。
みなとみらいで感動の時間を過ごした二人は、次に中華街に向かった。ここに、主人公たちがバイトしていた中華料理店のモデルだと言われている店があるのだ。二人はその店で、昼食を取ることにした。
席に通され隣り合って座ると、二人はさっそくメニューを開く。
「この『三色ギョーザセット』って、作中で主人公の百花が考えたってなってたものだわ。……あたし、これにするわ」
「う~ん、じゃああたしは、この『点心セット』にするわ。なんだか、百花の相棒のナナがよく作ってたものに似てる気がするし」
じゅんが言うのへ、さゆるもメニューの中から作中に登場した料理に似たものを示した。
「ああ……いつも失敗して、百花たちが泣きながら食べてたやつね」
じゅんがそれを見て、小さく笑って返した。
そんなわけで、それぞれ決めたメニューを注文する。
やがて料理がテーブルに並ぶと、二人はそれらを口にして感想を言い合ったり、互いの料理をシェアしあったりして、楽しく食事した。
料理はどちらも美味しくて、二人の舌とお腹を満たしてくれた。
料理を堪能したあとは店を出て、普通に横浜の名所巡りをした。
中華街を出て横浜開港資料館に行き、そこから横浜マリンタワー、人形の家を巡って、最後にやって来たのは、山下公園だった。
あたりはすでに薄暗くなっているが、カップルらしい二人連れの姿がいくつかあった。
「じゅん、疲れてない?」
つと足を止めて、さゆるが尋ねる。
「平気よ。いろんな場所が見られて、楽しかったわ」
じゅんが小さくかぶりをふって返した。実際、普通に名所巡りをしていても、名場面が頭を過る程度には、横浜は『シンシア』の舞台なのだ。
「ならよかった」
さゆるは笑い返して言うと、つとじゅんに近づき、寄り添う。そのまま、どちらからともなく、唇を重ねた。しばらく互いの体温を感じるかのように抱き合っていた二人だが、やがて幾分か名残惜しげに身を離す。
「このあとはどうするの? 何か食べて帰る?」
問うたのは、さゆるだ。
「……何か買って、うちに帰ってから食べたいわ」
少し考え、じゅんが答える。
「わかったわ」
さゆるがうなずいた。
二人は、どちらからともなく手をつなぐと、すっかり暗くなった山下公園をあとに、帰路に着いたのだった。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年04月26日
参加申し込みの期限
2025年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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