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R&R Journey:密林のルーインズ<前編>
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魔女の島、密林へ
「普段ならこんな怪しい話は断るわ。でもウソは言ってなさそうだったし、それにどのみち旅行どころじゃないって心境だったのよね。それで遥人と二人で即決して、今ここにいるってわけ」
朝衣は、ね、と遥人に目配せして、みずからの話を終えた。
「で、みんなは?」
砂浜に着いた小舟から降りて、朝衣は、いっしょに『魔女の島』に渡ってきた人々の顔を見渡す。
「私たちも、商店街の福引で当たったインドネシアのバリ島旅行中だったんですけど……」
密林の入り口にあたる島の南端、コバルトブルーの海が広がる白い砂浜で、準備をしながらそう語るのは
綾辻 綾花
。いっしょにいるのは
早川 珪
だ。
「お願いされて協力することになりました。困っている人は放っておけないですし」
「そうだね。人が消えたというし、それが寝子高のOGとなればなおさらね……。
今は坂内さん探しに協力するよ。旅行の続きは終わってからゆっくりすればいいから」
あたしたちも似たようなものね、と気だるくため息をついているのは
朝鳥 さゆる
だ。二十代後半に見えるさゆるの連れは、十代の少女のような
姫木 じゅん
。実際にはじゅんが年上で、さゆるは十も年下なのだが、さゆるの精神年齢が実年齢より高いからか、ふたりはよく釣り合っている。
「あたしは大学の夏休みで。彼女も店……ん、仕事が休みだったから、旅行に来ていたのよ。そしたら……いわゆる昔のバイト先……R&Rから連絡をもらって」
旅行中ということもありさほど興味がなかったさゆるだが、話を聞いたじゅんが「面白そう」というので、旅程を変更してこの探索に加わったのだという。
「ね、あんたたち、こっち来てからテレビ見た? 日本の戦隊モノのパチモンみたいなドラマがあってね」
オタクキャバ嬢なじゅんは、そんなことを言いながらくすくす笑っている。
「てれび? センタイモノ?」
きょとんとしているのは、今回の面子のなかでも異色中の異色な少女、
イツトリ
だ。13歳くらいの少女なのだが、長い黒髪と全身に入った赤い入れ墨がなんとも呪術的で、まるで古代からタイムスリップして来た巫女のようである。しかしてその正体は――彼女の連れ、というかご主人様である、
サキリ・デイジーカッター
の愛刀の一本、
呪術的な模様が刻まれた黒曜石ナイフ
の付喪神なのである。ゆえに、テレビやら戦隊ものやら、現代の常識一般はあまりイツトリには通用しないのであった。ただし、ゲームは除く。人の姿を得てからイツトリはすっかり対戦型ゲームに嵌っていた。
「ほほう、たたかうやつか? 赤とか青とか黄色とかがある? 見たい! 見たいぞ!」
だだをこねるイツトリに、サキリは困ったように答える。
「僕たちの宿にはテレビがないよ」
「ぬうっ」
「もし機会があったら見てみて。けっこう出来がいいから」
そういうじゅんに、にこ、と社交辞令的に微笑むサキリ。
この穏やかな彼が、戦いになると鬼神のごとく乱舞するなんて、いまはまだ想像もつかない。
「それよりもじゃ! サキリからR&Rの話は常々聞いていた! 面白そうなので儂も是非入社希望するぞ!」
おしゃべりに花を咲かせる仲間たちのかたわらで、持ち物のチェックに余念がないのは、
桜井 ラッセル
と
龍目 豪
であった。
「迷彩柄の服に帽子、非常食、救急セット、マッチ、ロープ、ナイフ、寝袋……桜井のほうはどうだ?」
「サバイバル生活をおくれるようにリュックに非常食やナイフやライトを一式。遭難しても三日くらいならなんとかなっかな」
「何事もないのが一番だが、備えは大事だからな!」
そういって豪が笑うのを、ラッセルは頼もしく思っていた。
ポジティブさと慎重さを併せ持った元探検部部長の存在は、この探索を下支えしてくれそうだ。
「みなさん、そろそろ準備はよろしいでしょうか。……改めまして、ワタシは
グデ
です」
ガイド役を務める浅黒い肌ですらりとした体躯の青年は、胸の前で手を合わせる。
ここまでは小舟で同行してきたリンコも、いつになく真剣な顔でみなを見る。
「気を付けてね。密林のなかでは電波が通じないわ。すなわち簡単には助けを呼べないということよ」
脚に謎の発疹ができ、歩くことが困難な状態になってしまった彼女は、この先の密林の探索へ向かうことはできず、この浜辺に拠点を作って待つという。
「お願いよ。梨香をどうか、見つけてちょうだい」
イツトリが張り切って応える。
「リンコとやら、大船に乗ったつもりでおれ。このイツトリが
坂内 梨香
救出の為に役立って見せよう!」
「うまくいった暁にはR&R入社の件、ご検討お願いしたい、と彼女は言っています」
サキリがそうフォローすると、リンコは、わかったわと微笑んだ。
「あの、」とグデがおずおずと話を割る。「ワタシの母、リカと同じようにこの密林で消えた。もう十年も前のこと、生きているとは思わないが、なにか、手掛かりだけでもあれば……」
「ああ。あんたの母さんについても何かわかるといいな!」
グデに親指を立ててみせたのは、豪だ。
「さて。準備は万端、出発しようぜ! 安全第一でな!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年03月20日
参加申し込みの期限
2025年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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