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R&R Journey:密林のルーインズ<前編>
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深奥
密に重なる木々を抜け、黄色いカナリアはレヤックの黒い姿を追いかける。
危険な状況でありながらも、ラッセルは心が浮き立つのを抑えられなかった。
(やっぱ……飛べるって最高だ!)
風を切り、梢を避けて――。
地面のくびきから解き放たれて宙を飛べる自由は何ものにも代えがたいと再認識する。
だがふいに。
重なり合った葉の暗がりで視界が閉ざされたその一瞬のあと。
ラッセルはレヤックの姿を見失っていた。
「そんで、その辺の鳥たちに聞いてみたんだ」
戻ってきたラッセルは息を整える間もなく、とある場所へ皆を案内した。
そこは、古びた二本の樹木の間に蔦が異様に絡まった場所で……。
豪が慎重にその場所を観察する。
「この蔦の絡まり方、隠された入り口みたいにも見えるな」
「だろ? 鳥たちはここを『へんなところ』って呼んでたんだ。近づいた鳥やけものがいなくなることがあるんだとさ」
「レヤックがこのあたりで消えたという事実と、桜井君が鳥さんから聞いた情報を合わせると――何かある、わよね。絶対」
朝衣はごくりと生唾を飲み込んだ。
「行かないの?」とじゅんが聞く。「この先に坂内梨香がいるか、遺跡があるかわからないけど……それを調べにここまで来たんでしょ?」
その通りだ。しかし、この先に進んではいけないと尻込みさせるような雰囲気が、そこにはあった。
「慎重に行こう」
豪はそう言うと、すこし重みのある石を拾って絡まった蔦の中央へ投げつける。
と――蔦が絡まっているあたりで、まるで空気が波紋のように揺れて――。
「石が……消えた!?」
「どこかへ繋がっている!? まさか……母さん、そっちにいるのか!?」
駆けだしたのはグデだった。
石が消えたその場所へ、青年はまっすぐに飛び込んで――
「グデ!」
豪の呼び止めた声ごと、グデの姿は虚空へ消えた。
「うそだろ、一体どこへ……!」
空間の波紋は、石が消えた時より大きく強く、広がっている。
その向こうから声が聞こえる。
『――ああ、コレだ! この遺跡だ! あああ、やっぱり本当にあったんだ!』
「グデの声だ」
豪は皆を振り返った。
「行くか……?」
一同、うなずく。
「珪さん、離れちゃだめですよ。……手をつないでいてくださいね」
綾花はしっかりと珪の手を握った。
どちらかだけが消えてしまうなんてまっぴらだ。
さゆるとじゅん、朝衣と遥人も、互いに離れ離れになるまいとしっかり互いと手をつなぎ。
「行くぞ」
空中に浮かぶ揺らぎへ――飛び込む。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年03月20日
参加申し込みの期限
2025年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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