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恐怖!ミドリ人間の襲来
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●一緒に映画作りませんか?
【ガチ募】一緒に映画作ってくれる人。
マタ大生数名で映画作ろうと計画していたのですが、
圧倒的人数不足でとても作れそうにありません。
協力してくれるヒマな方大募集!
役者・道具・撮影やアドバイスなど全方位大歓迎です!
興味ある方はリプかDMで
木天蓼大学のカフェテリアの一画に、冴えない印象の学生が二人集まってなにやら話し込んでいる。
「よし、と。募集文面はこんな感じでいいな」
スマートフォンからねこったーに投稿しているのは、今回の発起人でもある一ノ瀬だ。
満足げに投稿する彼とは打って変わって、あとの二人の表情は微妙である。
「んー、俺ならこの文面見て参加したいとは思わないね」
そう言いつつ、早速カメラマン気取りでハンディカメラを回しながら二宮がカフェテリア内を撮影する。
その液晶に映し出されるのは、カフェテリアで談笑する学生たち……。
と、その中にひときわ目を引く華やかな学生が映し出された。
「あ、この子美人」
二宮の率直な言葉に、どれどれと一ノ瀬は反射的に身を乗り出して尋ねる。
「ほら! この人」
カメラの液晶は、カフェテリア内を颯爽と歩く一人の女子学生を追っていた。艶やかな黒髪や長身で均整のとれた体つきはまるでモデルのようである。
「マジだ、すげー美人じゃん! もっとズームにしろよ!」
「分かってるって……あ」
その顔を光学ズームでぐんとアップにした瞬間、液晶の中の彼女と目が合った。
女子学生は怪訝そうにカメラに視線を向けている。まずい。これではただの盗撮野郎ではないか。一ノ瀬は違うんだと声を震わせながら立ち上がった。
カフェテリアの学生たちの視線がいっきに彼らに向けられる。けれど一ノ瀬は怯まない……というか気づいていない様子で言葉を続けた。
「違うんだ! これは盗撮なんかじゃなくって、俺たち、いやあの僕たち、実は映画を撮ろうとしていて……」
「映画?」
一ノ瀬の言葉に、女子学生――
城山 水樹
は興味を持ったような表情を見せて尋ね返す。
あれ、思いのほか食いつきがよかった?
「そうそう、それで君みたいな美人が出てくれたら嬉しいよなーって話をしてたんだ!」
横から二宮がカメラを回しながら言う。その液晶は相変わらず城山の顔を映していて、バカお前今はそれしまえって! と一ノ瀬はその頭をはたいた。
そんな彼らの様子に、城山は面白そうに笑ってみせた。
「ふふ、なんだか楽しそうね。映画って……それってつまり、私は役者ってことかしら」
幸いにもノリのいい城山の反応に、一ノ瀬はぶんぶんと首を縦に振った。
「もちろん! 女優だよ!」
「ふーん、女優、ねえ」
読者モデルとして活躍する城山にとって、撮られるということにあまり抵抗はない。
(素人の自主制作とはいえ、映画に出られるってなんだか面白そうね)
ちょうど今は仕事も入っていないため時間はある。にっこり笑うと、城山は二人の学生にうなずいてみせた。
「そういうことなら、参加させてもらうわ」
一方、とある講義中のこと。
やる気のない教授の声がマイク越しにぼそぼそと響くだけの、午後の気だるい講義室。
ふああー、と隣から緊張感のないあくびが聞こえてきて、黙々と板書していた
宮田 真澄
は思わずそちらに顔を向けた。
「眠くない? 退屈だよね」
「授業中に寝る訳にはいかないからな」
確かに退屈ではあったが、芸術学の講義は彼の専門である。とりわけ今回は映像学という興味のある分野なのだから、退屈を理由に寝てしまうわけにはいかないのだ。
教授が何か言ったかと思うと、ぱっと教師の明かりが落とされた。あらかじめ窓に暗幕の張られた部屋は真っ暗になり、教室前方のスクリーンに昔の映画の一部が映写される。
その白黒のフィルム映像を真剣に見つめていると、三村が小声で尋ねてきた。
「宮田ってさー、映画好き?」
「急にどうしたんだ」
……好きじゃなければこんな講義受けないだろう。
短くそう答えると、暗がりの中で三村はぱっと顔を輝かせた。
「やっぱり? ならさ、映画制作とかさ、興味ないかな」
「……映画制作?」
その言葉に思わず尋ね返すと、三村はうなずきながら言葉を続けた。
「うん、実はさ、俺いま友達と映画作ろうぜーって話しててさ。でも俺ら全員ド素人だし、宮田みたいに詳しいヤツがいたら助かるなーって」
そう言う三村の顔は、先ほどの眠たげな様子とは打って変わって生き生きと楽しそうだ。
「そうか。……俺でよければ、手伝うぞ」
映画制作の勧誘。断る理由は真澄にはなかった。彼の言葉に、三村はよっしゃと小さく嬉しそうにガッツポーズをする。
真澄にとって、映画監督は将来の目標である。たとえ遠くても、一歩ずつ近づいていつの日かは実現したい大きな夢。
スクリーンに映し出されるモノクロの人たちが不意に動きを止めたかと思うと、時間の流れに逆らって動き始める。教授がぼそぼそと何かを言いながら、あるワンシーンを巻き戻しているのだ。ここの表現技法が斬新で……だなんて、たぶん講義的にはようやく重要なことを言っているのかもしれないけれど、その声は真澄の耳には届かない。
(やっぱり、実際作ってみないと分からないよな)
再び時間の流れに従って動き出した白黒の人々をぼんやり眺めながら、真澄はそう思った。
放課後。
夕日の差すカフェテリアの一画には、先ほどより少しだけ多くの学生が集まっている。
一ノ瀬と三村、そして彼らに勧誘されてやってきた城山と真澄の四名だ。
「美人女優に未来の映画監督か! 早くも心強いメンバーが集まってきたな」
軽い自己紹介を終えて一ノ瀬が嬉しそうに言ったとき、入り口の方からカメラを片手に二宮がやってきた。
「おい二宮! カメラ撮りながら歩くなよ、危ないだろ」
「危なくねえよ! そんなことより、手伝ってくれるっていう人が見つかったぞ!」
やってきた二宮の後に現れたのは四人の男女である。男性二名、女性二名。その予想以上の人数に三村が歓声を上げた。
「二宮やるじゃん!」
「紹介するよ、こっちが俺の友達の五十士と朝倉。あと手伝ってくれるっていう桧垣さんと澪乃さんだ!」
二宮がそう言うと、四人の中でも一際目を引く金髪の男性――
五十士 柊斗
が軽く頭を下げた。
「俺は五十士。なんか二宮に頼まれて、なんか手伝えることはないかなと思ってさ。よろしく」
その隣で、にこにこと人の良さそうな笑みを浮かべている小柄な女性は
朝倉 陽波
である。五十士に倣って、よろしくねぇと楽しそうにお辞儀してみせる。
「ミドリ人間だっけ? 面白そう! 猫神様とかやってみたいよねー」
朝倉はそう言いながら、ねえ、ともう一人の女子学生の
桧垣 万里
に笑いかけた。
「そうね。猫なら私も連れてこれるから、少しくらいは力になれるわ」
女性二人はどうやらすっかり意気投合してしまったらしい。えー万里ちゃんとこの猫見せてよぉ、と早くも猫談義に花を咲かせている。
「今のところ参加人数はこの八人だけかな?」
最後に口を開いたのは、物静かな印象の黒髪の青年、
澪乃 湊弥
だった。
大学四年生とこの中でも最年長の彼は、さすがに落ち着いた様子で勧誘時に二宮に手渡されたノートに目を通している。
「そうっすね……。あ、でもそういえばさっきねこったーで募集かけてたんだった!」
言いながら一ノ瀬はスマートフォンをポケットから取り出す。そんな彼の様子に、あら、と城山は声をあげた。
「その投稿ならさっき見かけたけど……結構拡散されてるみたいね?」
「ああ。俺も見てみたけど、わりと盛り上がってる様子だったな」
城山の言葉に、真澄もうなずいて言う。
まじかよ、と急いだ様子でねこったーにアクセスする一ノ瀬。返信のページを恐る恐る開いてみると…。
――面白そうだから参加しまーす!
――猫ならうちいっぱいいるから手助けできるよ?
――マタ大の人? 人手がいるなら呼んでくださーい
かなりの返事が集まっていた。
参加表明してくれている人だけでも、ざっと二十人はいるだろう。
「おい、すごいぞこの人数! 見てみろよ!」
「よ、予想以上だな……! 役者だけじゃなくて効果音とか楽曲提供してくれるっていう人までいる!」
感激に打ち震える二宮と三村。これだけ協力者がいれば映像化もいよいよ現実的になってくる。
よし、とスマートフォンをテーブルに置きながら一ノ瀬は改まったような様子で口を開いた。
「じゃあ本格的に計画を立てるぞ! 撮影は一週間後! それまでは俺たちで出来るところまで準備を進めるぞ!」
一ノ瀬の高らかな宣言が、放課後のカフェテリアに響く。
……と、再びカフェテリア内の視線がこちらに向けられ、他のメンバーは若干気恥ずかしげに咳払いをするのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
花村翠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月18日
参加申し込みの期限
2013年12月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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