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これはパンダですか? いいえ、ドラゴンです。
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【さて、これからどうしましょうか?】
霧が晴れていく。
視界がクリアになり、素っ裸の者はビニールポンチョを脱ぐことが出来なくなった。
生還できた御剣は、何故か薄野の胸元を手ブラ状態で外に出ていた。
「胃の中に光源を落とした……。無我夢中で掴まったらこうなってた。俺は悪くない」
震える声で御剣は弁明していた。
対する薄野はというと、
「いやぁ、ありがとうございますー。ちょっと恥ずかしいですけど、お心遣い感謝ですよー。こうして七夕の前哨戦を行えたのも感謝ですねー」
あんまり怒っていなかった。
むしろ感謝しているくらいで、両手を合わせて感謝した薄野の目の前に、再びろっこん『天水分』による自販機が出現するのであった。
身体にまとわりついた粘液は、この水で洗い流すことにした。
問題は渚砂だった。
推定ハタチのお兄さんなのだが、なんというか、女子が嫉妬するほどの艶やさかが遺憾なく発揮されていた。
穴の空いた上半身のシャツ。
きめ細やかな素肌。
しっとり粘液で濡れた髪。
そして、羞恥に煽られ歪む表情。
どれもが女子力(♂)を発散させ、周囲の女子たちの心を問答無用でブレイクしていった。
「うぅ、やっぱり気持ち悪いぞ……。修くぅん、お兄さんにも水を掛けてくれないか……?」
上目遣いで言葉を発すれば、響はその耽美なオーラにハートを打ち抜かれて倒れてしまった。
「これは……、いいものを、みた、よ……」
「タルトちゃーん!?」
無念、
響 タルト
、北原に看取られ萌え死す!
傷付いた者、錯乱した者は尾鎌のもとへ連行されていく。
「あら、いらっしゃーい♪ サービスするわよ♪」
予備のブーメランパンツを穿いた尾鎌は、既に戦闘で汗ビッチョリだ。
図らずして彼のろっこん『快感ヒーリングマッサージ』の条件が整い、心身ともに傷付いた者たちを男女平等に“癒していく”。
「のォォォ!? あっしは既に正気だよぃ!?」
骨削が絶叫する。
肌と肌が密着するマッサージは確かに極楽だ。
だが、それと反して男としての何かがガリガリ削られていく。
「わ、わりぃ、尾鎌……、恩に着るぜ……」
風雲児は素直にマッサージを受け入れ、その腕前に感心していた。
「手段はエグいが……、また頼みたいぐらいだ! トレーニングのクールダウンに最適だな!」
「そう言ってくもらえると助かるわ♪ えっと、海ちゃんどうする? ひどい顔してるし、一度マッサージ受けてみないかしら?」
糸の切れたマリオネットのように意気消沈している小山内は、静かに頷いた。
「分かったわ、でも流石に女子はここで行うのはまずいわね。このあと、私の自宅でしてあげるわ。円ちゃん、立ち会ってくれないかしら? そうそう、刀ちゃんも連れてきてね、まとめてサービスするわよ♪」
こうして、バイト終了後、桜庭、小山内、そして別室で御剣はフルコースで尾鎌のマッサージを受ける約束を取り付けるのだった。
「さて諸君。ちょいと話し合おうかい?」
尾鎌の汗でテッカテカになった骨削がもれいびたちを集めた。
「どうやら、パンドラの正体はこの2匹のトカゲのようだよぃ」
骨削の右手には左前足が千切れたトカゲの死体が、左手にはパンダ模様のトカゲが握られていた。
「この2匹が神魂の影響で合体しちまったんだろうねぇ。難儀なこった」
「……こいつらも神魂に『弄ばれた側』なのか……。まぁいい。元の鞘に収まりゃあな」
如月は溜息1つ吐く。
「パンダ模様のトカゲは、もれいびなんだろうか?」
八神の憶測に骨削は「さぁねぇ?」と返答を曖昧にした。
(恐らくドラゴン側の神魂は死んだトカゲに宿ってたんだろうねぇ? ま、ドラゴンでなくても、あっしのカオス実現のためにも、このパンダトカゲは地下帝国に頂いていくよぃ)
骨削の企みはまだ続いていた。
「うーん、やっぱトカゲかぁ、野に返すべきじゃないかな?」
桜庭の意見に、反対する者が数名。
「野放しにするのはどうかな? 動物園に保護してもらうべきだと思う」
市橋が進言すれば、恵御納もおずおずと意見を出す。
「僕は、害をなさないなら野に帰しても保護でもどっちでもいいけど……」
「パンダ柄のトカゲ……珍しいですが、微妙ですね。可愛いといえば可愛いですが……」
鈴野、パンダとトカゲに分裂するばかりだと思っていたらしい。
だが、パンダトカゲが笹を食むと、なんと手乗りパンダに大変身!
トカゲは『笹を食べると手乗りパンダに変身する』もれいびだった!
「気が変わりました。可愛いものは正義です。絶対に保護しましょう」
目を輝かせて鈴野は保護派に回った。
「俺も保護派だな。だが、どうやって動物園に引き渡す気だ?」
八神を始め、皆が頭を悩ませる点は、そこだった。
そこへ登場する寝子島ふぁんた爺ズ!
爺グリーンの無事を喜び合うと、スペアの緑のスーツと仮面を校長に手渡すのだった。
もしかして、逃げたのってこれを取りに行ってたのか……?
そして爺ブルーが手乗りパンダを見て感心していた。
「これは珍しい、うちの孫に言えば動物園で保護してくれるだろう」
爺ブルーが仮面を脱ぐと、ついでにカツラもポロリと地面に落ちた。
「俺はシーサイドタウンのいなせな自遊人、
竹山 輝一
っていうんだ。孫がまたたび動物園で飼育員をしている。この子は俺に任せてくれないか?」
クールなブルーの正体は、ちょっとダンディ(だけどカツラ)なお爺ちゃんだった。
「あれー? ブルーは美術の泉先生じゃなかったのかー」
桜庭はちょっと残念そうだ。
「なんじゃ、正体を明かす流れかのぅ?」
爺レッドも仮面を剥ぐと、眩い頭がキラリと輝く!
「わしは旧市街の漬物屋『うめ河』5代目店主、
梅川 照喜
じゃ! 意外とバレてなかったようじゃの?」
爺レッドは頑固で熱血な漬物屋の店主だった!
「やれやれ、僕も顔を晒す時が来たのか」
爺イエローも渋々仮面を剥ぎ取った。
そこに現るは見事なバーコードヘア!
校長よりもフサフサだ!
「僕は星ヶ丘在住のセレブ、
松田 晃正
だ。今日はハプニングがあったけど、バイト代はちゃんと出すから安心してくれ」
そういうと、作業を終えて戻ってきた旅鴉に全員分のお給金(茶封筒)を手渡した。
「そして輝くインテリジェンス! 爺グリーンこと、寝子島高校校長の
雨宮 草太郎
だよ。チャオ♪」
「「うん、知ってた」」
これには全員が納得。
「竹山さん、それではこの子をお願いします」
鈴野が竹山にパンダトカゲを手渡した。
骨削以外はこれを拍手で歓迎したのだった。
(まー、つまらない展開だこと。大体、大人が勝手に話を進めて、何も考えずに賛成なんて、愚の骨頂だよぃ)
骨削は給金を受け取ると、そのまま1人さっさと下山を始めた。
「とんだ茶番に付き合わされたよぃ。まぁ、次はこうはいかないさね。この調子じゃ七夕祭り本番も、何か面白いことが起きそうだよぃ。ゲラゲラゲラ!」
こうして骨削の目論見は失敗したが、これから起こるだろうカオスに胸を躍らせるのであった。
如月も適当に竹をかき集めると下山の準備をしていた。
「わりぃな。もう給金分の働きはしたはずだ……。俺は帰るぜ、あのクソボロ屋によ……」
竹は猫鳴館の修繕材料に活用するのだという。
こうして如月も下山していった。
服が破けた者は、松田爺さんの計らいでジャージと下着を用意してもらえたので事なきを得た。
「山中でストリーキングとは……、この島の常識を疑いますね……」
風紀委員である神無月は、撮影の一環とはいえ男女問わず全裸になるのは良しとしなかった。
「せめて荒縄だけでも……、って、いけません。今は仕事に集中です……」
持参してきた荒縄を悔やむように見詰めたあと、彼女は竹を縛り始めた。
だが、縄の長さが足りない。やむなく傍にいた桃川に縄を分けてもらうことにした。
「……この手触り、なんて滑らかな荒縄なんでしょうか」
神無月はそのシルクのような感触の荒縄に心ときめいてしまった。
「ああ、それ? 島外のお店にある園芸用品店に売られてるのよ。なんでも、オーガニック荒縄らしいわ」
「オーガニック荒縄……!?」
無表情の神無月も、これには目の奥がキラリと輝いた。
「あとでお店の場所と連絡先を教えて下さい。それともし良かったら、その荒縄の余りを譲って頂けませんか?」
「ん? ええ、いいわよ。別に使わないもの」
「……ありがとうございます」
神無月は深々とお辞儀をした。
「なによ、大げさねぇ? そんなに縛るものがあるのかしら?」
桃川は引越しでもするのかも、と首を傾げた。
神無月はキリッと表情を引き締めて答えた。
「ええ、毎回ではありませんが、備えあれば患いなしですから。今のところ、その機会はありませんが」
「……?? まぁ、バイト用に買ったものだし、あとは好きなだけ使っていいわよ」
こうしてオーガニック荒縄を獲得した神無月は内心ドキドキしていた。
(こんな素敵な荒縄なら、将来の殿方も簡単に籠絡できるでしょうね。
勝負下着として有効利用させていただきます
)
神無月 綾
。実は緊縛嗜好のある少女であった。
ともかく、様々なトラブルがあったが、無事に展望台へ到着した参加者たち。
竹を設置、飾り付けをしたあと、お待ちかねのお弁当タイム!
渚砂の重箱弁当が猛威を振るう!
「みんな! どんどん食べてほしいぞ! なにせ、重箱だけに重い箱だかrモゴモゴ!?」
「渚砂、みんなにお茶のお代わりを」
八神のフォークに刺さったタコさんウィンナーが渚砂の口に捩じ込まれた。
やむなく渚砂は泣きながらお茶を注ぎ回るのであった。
「そういえば、トカゲは煮れば食べられるかもしれないのだ!」
後木の食欲は今日も明後日の方向へ暴走中。
トカゲの死骸を口に含もうとするのを、必死に周りが食い止めたのだとか。
「うわーん! 食キングの道のりは長く険しいのだー!!」
青空に緑の竹が風にそよぐ。
あと数日もすれば、この竹に多くの願いが吊るされる。
君たちは無事、祭りの準備を終え、来る日を待ち侘びるのであった……。
<了>
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グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月08日
参加申し込みの期限
2013年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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