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さくらのかき氷屋さん
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◆初めての味
緋埜 伊吹
は強い日差しと自分の体温で体調が悪くなっていた。彼は体温の変動が激しく、しかも今日は3月にしてはだいぶ暖かい。それらが重なって動けなくなっていた。しばらく木陰にあるベンチで横になっていると、誰かが駆け寄って来た。
「大丈夫ですか?」
彼女はさくらと名乗った。どうやらキッチンカーでやってきたときに、彼を見かけて心配になったらしい。体温が上がっていることを伝えると、さくらはキッチンカーにいちど戻り、かき氷を手に再びやってきた。
(これはなんだ?)
伊吹はかき氷を食べたことがなかった。崩した氷にシロップのかかったものが定番らしく、それはレモン味のものがかかっていた。食べてみるとしゃりっとした口触りとレモンの酸味が口いっぱいに広がる。初めての感覚で驚いたが、美味いと感じた。
彼が礼を言うと、さくらは嬉しそうに微笑んだ。そして彼女はキッチンカーへと戻っていった。
かき氷のおかげで体温が回復した後も、そのまま休んでいた。キッチンカーを見ていると、だんだん客が増えて行列ができている。店内ではさくらが慌ただしく働いていた。
しかし客の多さとオーダーの複雑さに混乱して、どの客にどのかき氷を渡すのか分からなくなっているようだった。かき氷のトッピングを間違えているのも多々ある。伊吹はベンチからすくっと立ち上がった。
(まだかき氷の礼もしていないし、自分が助けてもらっておいて何もしないのはよくないだろう)
それに、明らかに目の前で困っているさくらが心配だった。さくらに近づいて手伝いを申し出ると、彼のことを気遣いつつも了承してくれた。伊吹は、客に整理番号を渡してオーダーの内容を把握しやすくするようアドバイスをした。幸い、今まで入ってきたオーダーと客の顔を彼は全部覚えている。
さくらがかき氷を作り、伊吹が整理番号とオーダーを記録して客へ受け渡すことにした。もし彼女が慌ててしまいオーダーミスなどを起こしても臨機応変に対応する。
客のペースも落ち着き、ついにかき氷が完売した。売り上げもかなりのものだろう。
(少しはさくらの役に立てただろうか)
そんなことを考える彼に、さくらは精一杯の感謝を伝えた。その言葉に伊吹は小さく頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年09月04日
参加申し込みの期限
2024年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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