this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
さくらのかき氷屋さん
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
◆同士のよしみ
三毛谷 道哉
は寝子島を散策していた。
「ふあっふ……私としたことが欠伸なんてはしたないな」
3月の陽気は心地よく、街中を歩くにはちょうどよかった。むしろ少し暑いくらいだ。
「なにか心躍る面白いものはないものか……」
そんな彼の目に飛び込んできたのは、1台のキッチンカー。店主のさくらが1人でかき氷を販売している。その姿を見て、一目で同士だと分かった。
(私も化けて寝子島に来てるよしみ。声をかけるか否か、はてさて……最後まで種明かしなしというのも乙なものかねぇ。気付けたら一人前と認めてもいいだろう)
一方的にそんなことを思いつつ様子を見ていた。しかし彼女が想像以上におっちょこちょいでドジをやらかすタイプだと分かってくる。
(おやおや、これは少し手助けするとしよう)
道哉は三毛猫の姿や青年の姿を駆使して密かにさくらを手助けした。風が吹いて耳や尻尾がみえそうになれば、にゃーんと大きな声を出して客の注意を引く。さらに頬すりをすると大抵の客は道哉に気が向く。それでも難しいようなら青年の姿でメニューや寝子島について世間話を振った。
その甲斐あってか、大きなトラブルもなく客のピークが過ぎていった。キッチンカーにいるさくらは疲れているようだが、満足そうだ。
(……眩しいほどの情熱、いいね。腹ごなしに私も一杯頂くとしよう)
道哉がキッチンカーの前に立つと、さくらが元気に出迎えた。
「この『さくら』をもらえるかい?」
「はい、かしこまりました!」
ほどなくして提供されたかき氷を受け取った。桜の花びら状のチョコチップを散らした、さくらんぼ味。口に運ぶと、パリパリとした食感にチョコとさくらんぼの風味が広がる。
「こんなかき氷は初めてだね。美味しいよ」
「ありがとうございます」
「おりじなるなのかい? 拘りを聞いてもよいかな」
ピークも過ぎて他に客もいなかったから、2人は歓談に興じた。ふたたび他の客がやってきたのが見えたので、道哉は去る前に改めてさくらの顔を見る。
「頑張りたまえ、若人。持ちつ持たれつ学びつつ、そうやって成長していくものさ。隣人は大切にしたまえよ」
猫でも人でも関わった人を大事にして強く生きてほしいという、先輩からのお節介だ。その言葉の意味がどれほど伝わったかは分からないが、その気持ちは本当だ。
「私もふぁんになりそうだ。また食べにこよう」
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
さくらのかき氷屋さん
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年09月04日
参加申し込みの期限
2024年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!