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\ オーバータイム!/
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初恋デェト
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倉前 七瀬
は少しぼんやりとしながら散歩していた。季節の変わり目、景色が
移りゆく寝子島は綺麗だ。
と、前方から歩いてきた人影と目が合った。
「あ、偶然ですね」
内心ドキリとしたが、表情には出さずに声をかける。
「七瀬か。本当に偶然だねぇ」
ウォルター・B
のキラキラとした笑顔に、少しだけ心が温まる。
「ウォルターさんは、どこかに」
「僕も散歩だよ。今日は暖かいからねえ」
「そうですね。春、ですね」
七瀬が言うと春風が道を吹き抜けていった。
「もしかして、春一番かなぁ?」
「まだ早い気がします。あ」
今日、この散歩の間、一緒に過ごしたいと、誘ってみようか。
深呼吸。
「ウォルターさん」
「どうしたの?」
「せっかくやけん、少しお茶しませんか」
「いいねぇ、風も強くなってきたし、少し休もうかぁ」
近くの喫茶店に入ることにした。窓際の二人席、正面に座るウォルターの表情に見惚れる。風に揺れる外の景色に目を細める姿はまるでドラマのワンシーンのようだった。
「紅茶で良いかな?」
「はい、ウォルターさんのおすすめで」
そう言ってから少しだけ後悔した。自分の意見を言ったほうがよかったかもしれない。
注文したものはすぐに届いた。
「良い香り……初めて嗅ぐとです」
「フルーツが何種類か入った紅茶なんだけどねぇ。フレーバーティっていうやつなんだよ」
もしかすると、飲みやすい紅茶を選んでくれたのかもしれない。
そっと口をつけて喉に流し込むと、確かに熟した果実のような香りが鼻を通っていった。
「お、美味しい」
ふと見ると、ウォルターはソーサーを持ち、流れるような動作で紅茶を口に運んでいた。
(か、格好いい)
紅茶の飲み方を完璧にこなしているようだ。
憂いを帯びた表情も綺麗だ。
「うん。良いねぇ。ここのお店の人は紅茶を淹れるのが上手いみたいだ」
ぼんやり。
そうしていると、
「せ……なせ……七瀬!」
七瀬はびくっと肩を揺らした。やはり意識がどこかへ行っていたようだ。
「大丈夫?」
「はい」
憧れのウォルターとお茶をしているからか、脳がバグり始めているのかもしれない。
(幸せだ)
「えーっと、僕の顔に何かついてる?」
「へ?」
ぼーっとしつつ、ウォルターを見つめてしまっていたようだ。そういえば、紅茶を飲む所作から目を離せなかったのだ。
「すみません! そんなに見とったつもりはなかったのですが」
ウォルターは笑顔を浮かべた。笑うと、非常に幼く見えるのだが彼の魅力でもある。
「なら良かった。じゃあ」
そこでフロアの店員がテーブルの横についた。お待たせしました。
「そっちにお願いしますねぇ」
ウォルターが店員を誘導し、七瀬の前にグラスを置いた。それは、グラスに入ったチョコミントアイスだった。
「頭がすっきりするから、食べてみてねぇ」
どうやら、注文時に一緒に頼んでくれていたらしい。
「どうぞ」
微笑むウォルター。その気遣いが嬉しかった。しっかりと、自分のことを見てくれているのだ。
(やっぱりうちはウォルターさんが好きだなぁ)
恋人とかじゃない。一人の人間として惹かれる。
(でも、この気持ちは)
きっとこの世界の誰よりも、自分が彼のこと好きだ。
やはりこれは、恋なのかもしれない。
(どんな理由でも、僕はウォルターさんとずっとこのままの関係でいたい)
密かに願うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年09月02日
参加申し込みの期限
2024年09月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年09月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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