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アホー! ~そしてカラスは闇夜に哂う~
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▼水のみ場 1
「……さっきの声、何だったんだろう?
でも確かにここは研究室じゃないし、俺は……これは人形、かい?」
澪乃 湊弥
が恐る恐る手足を覗けば、確かに人形。それも眼鏡に亜麻色のロングヘアの、少女のビスクドール。
信じられないが、受け入れるしかないのだろう。
頭の中に響く不思議な声に、そう割り切って湊弥はやって来たのだが。
水のみ場には、多くのカラスが集っていた。
「!? なして、カラスがこんなに……? さっきの声の主は、居ないのか?」
「にゃごふっ! カラスいっぱいなのだ!?」
八神 修
と途中で別れ、三毛猫がおーの背に揺られ一人やって来た
後木 真央
は、想定外の事に瞬いた。
「ふむ。だが思った通りだ、うまい具合にカラスと玩具で潰しあっているな」
和服に日本髪、その上からズルズル白衣を引き摺っているのは、真央と同じようにテオを探して来た
伊賀 解理
である。
「がむしゃらに襲い掛かってはくるが、このモブ玩具共はテオが造った物。
そう考えると、本来の存在理由は野々を守るため。暴走でテオがろっこんのコントロールに、失敗したのだろうな」
「なるほど! 確かにそうなのだ、解理ちゃんあったまいーのだ!」
目を輝かせる真央に、解理は咳払い。
「ややや、やめたまえ! 照れるじゃないか!
あー……テ、テオは居ないか? おーい、テオ~、居るなら出てこ~い。
でないと色々、口じゃ言えない事してやるぞ~……いや、今のは嘘だ。普通に出てこ~い」
解理の呼びかけに、おずおず灰色猫が物陰から出て、近寄ってきた。
「テオ!!?」
だが、良く見れば縫いぐるみ。紛らわしいそれは、
東雲 人里
だった。
人見知りの激しい彼女は、おどおどと答える。
「ええと……目につきそうな場所に、クローネはテオを放置して置かないと思って。
ジェットコースターが見える室外で、ジェットコースターからは見えにくい場所。だからここかなと……。
けっして迷子になった訳ではないんですよ?」
ちょっと怪しい。
「がおー! 周りの敵全部ぶっ飛ばすのだー!」
真央の命令が飛んだ、次の瞬間。
がおーは真央の首根っこを咥え、ゴム鞠のように横とびに跳ねると、普段は見せない恐るべき俊敏さで、戦略的撤退を開始。
「がおー、戻るのだ! どうして言う事聞かないのだ~!!」
つーん。がおーは肉布団だから、傷つくのヤダしぃ~、もうご主人様のお願い一つ聞いたからいいんだも~ん。
カラスと玩具達との戦いで、混乱を増す現場。
そんな中、
寝子島高校ホスト部
管理者の
八城 昌也
は、ひとであるためテオの話が聞こえなかった。
しかし周囲から説明を受けた彼は、迷い無く水のみ場に向かった。
そして戦闘に加わらず悠然と構えるその一羽が、足で摘もうとした蛇口を、昌也は手を伸ばして恭しく捻った。
「あら、気が利くのね?」
カラス――クローネは、人の言葉で話した。
気だるげな女の声に、昌也は驚嘆したが。
「ああ、失礼。考えてみれば、高い知性を持った神だし、鳥の姿をしているなら喋れてもおかしくないね。
きっと喉が渇いてるはずだから、ここへ来ればキミに会えると思ったんだ」
そう。昌也の予測は的中していた。
テオの罵声の通り、日常的に深酒の傾向があるクローネは、喉の乾きを覚えて水のみ場に来ていたのだ。
「ホーント、お酒を飲むと喉が渇くのよねぇ~」
「さあ、どうぞ」
美味そうに水を呷るクローネに、昌也は極上のスマイルを向ける。
「この可笑しな出来事の発端は聞いたよ。
けど、キミが何をしようとしてるかまでは、分からなかった。悪い事なのかどうかも、ね。
だから俺はキミを、一人の女性として丁重に扱わせてもらう。
少なくとも水を飲みに来ている間は、キミをエスコートさせてもらうよ♪」
【
八城 昌也
水のみ場でクローネを発見・特定!!】
一方。
「がおー、戻れ! 戻るのだ~!!」
がおーに咥えられたまま、じたばたする真央を上空から
桜井 ラッセル
が発見した。
カナリアのままでは、喋れないラッセルは地上に降り立つと変身を解き、フィギュア姿に。
「おう、後木! どうした、何かあったのか?」
「ラッセルちゃん?
た、た、大変なのだ、真央ちゃんはテオを探しに行ったのだ。でも水のみ場に居たのはカラスだったのだ!
いっぱいいっぱい居たのだ! 水のみ場に居たのはテオじゃなくて、クローネご一行様だったのだ!!」
「何だって!? すぐに行きてえとこだけど、押し負けちまうな……仲間を集めねーと」
ラッセルは再びカナリアになると、行動を共にする
真辺 敬子
と
真辺 伸幸
の姉弟を水のみ場に運ぶ。
敬子はろっこんで皆に知らせるための地図を作成しようと試みるが、人間ではないクローネを起点にする事は出来なかった。
「仕方ない……ノブ、無事に帰ったら本5冊で手を打ってくれー!」
「け、けーねぇ!!?」
敬子は躊躇なく、弟をカラスのど真ん中に放り出した。
カラス達は玩具との戦闘の真っ最中であるため、キラキラした伸幸に気付くものは少なかったが、それでも早速数羽から、綿を引きずり出されている。
「ひ、ひどいのよ~~~!!」
「悪いな、ノブ! これでお前を起点に、地図が作成出来るよ!」
「ひょっとしてー、俺、ろっこんで帰っちゃダメなのね~?」
「その通り!」
敬子、サムズアップ。ラッセルは友の不運を嘆いた。
伸幸の献身で、敬子の地図は出来上がっていく。
後は配るだけだ。
「あら、地図があるなら話が早いですね。私も配布をお手伝いしますわね」
設備君の話を聞き、通りがかった
檜扇 唱華
も地図の配布を積極的に手伝う。
こうして。
がおーの戦略的撤退を皮切りに、クローネが水のみ場にいるという報せは、徐々に拡散する事となる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
183人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月12日
参加申し込みの期限
2013年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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