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アホー! ~そしてカラスは闇夜に哂う~
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一方で、ののこを守るべく配置された、うさぎ軍団も頑張っていた。
雨寺 凛
はレールからうまくコースターに潜り込むと、<虚偽声楽(フェイク・ショウ)>でののこの声真似を大音量で響かせる。うさぎ軍団の数は多いが、凛の目立つ事は、この上ない。
桃原 空音
も凛に同調し、そっくり同じ声とはいかないが、ののこのように甲高い声をあげて、はしゃぎまわる。
――怖いけど……何よりあたしの大事な、楽しい日常を守るためだから……!
「きゃっきゃ! 追いかけっこ楽しいなー!」
内心の動揺を堪えて、空音は踏ん張った。
いつの間にか紛れ込んで、眠っている
夜榊 水月
も、周囲の声に呼応してなぜか、ののこの真似をし始める。
どうやら寝言らしい。夢の中で彼は、かくし芸大会に出場しており、ののこのモノマネを披露していたようだ。
これで猫の鳴き声が近くからしたら、ろっこんも発動したが、残念ながらこの付近に猫はいなかった。
空音はカラスに向かって、手を振る。
「お空へ連れてってくれるの!? わーい、楽しいなーっ!」
――だめ、ビビっちゃダメ! 出来るだけバレないように、時間を稼がなくちゃ!
だがそんな瀬戸際の攻防を何回かするうちに、空音は神経が擦り切れ、しまいには膝を抱えて蹲った。凛はそんな彼女に微笑むと、空音の前で腕を広げて強くアピールした。
「うきゃぽー! カラスさんも一緒に、ののこと あ・そ・ぼ♪ ねえ、早くぅ~!」
カラス達に人間の言葉は、わからないだろう。
だがカラス達は最終的に、“ののこ” というワードを発した凛の挑発に乗った。
背中を足で掴まれて、凛の体に浮遊感が起こる。少し布が引きつれた感触があったが、血は出ないから平気だと、凛は自分を宥める。
凛を浚い、カラス達はジェットコースターを離れた。
「待って! カラスさんのバカッ!! 負けない、行かせないんだから!」
慌てて身を起こした空音は、投げるものがないか探した。
そうしているうちにも、凛は手が届かない程、小さくなっていった。
「う、うう、凛ちゃん……ごめんね……。
カラスさん! 絶対いじめちゃダメだよ、その子は神様なんだから!」
泣きたい気持ちで叫ぶ空音だったが、去って行くカラスの群れの中から、ふと懐かしい声を聞いたような……そんな気がした。
ニャンダム
の
サガミ大佐
フィギュアの
八神 修
は、追っ手の玩具を<分解>でガラクタの山に変えながら、テオを探していた。
「テオ、どこだ! お前もやられたままでは気持ちが収まらないだろ?」
しかし周辺には見当たらず、一つ息を落とす。
と。
「修ちゃーん、円ちゃーん、巴ちゃーん、武道ちゃんセンパーイ、ラッセルちゃーん、竜司ちゃんセンパーイ!
猫鳴館のみんなー、陸上部のみんなー! 誰かいませんかなのだー!」
心細そうな少女の声が響き渡る。
タオル地のお猿の縫いぐるみ、
後木 真央
だ。修は腕を振った。
「後木!? ここだ」
「修ちゃん!」
「呼んでくれて、ありがとう」
ぽふぽふと頭を撫でる修に、にんまり頷くと、真央はむっちりヘビー級の三毛猫を召喚する。
「にゃにゃがおー!」
「がおー、お前の背に乗せてくれるかい?」
問いには大きな欠伸で答えて。
「がおー、のしのしじゃなくて走ってくれなのだー」
主人の悲鳴など、どこ吹く風。三毛猫のがおーは、二人を乗せて実にの~んびりと移動を開始した。
凛が囮となって浚われた事を、空音から知らされた飛行グループは協議の末、ののこを守るという本来の目的を果たすために、ジェットコースターに留まる事にした。
「にしても、おっかしいな……」
達磨は、ひとりごちる。
用は済んだはずなのに、数羽のカラスがジェットコースターに残ったままだ。
それも最初に達磨が怪訝に思った時と同じように、距離を取っている。
――相変わらず、離れたまんまだな。まるでこっちを監視してるみたいだ……。
あ、と達磨は声を上げる。
「どうかしたの?」
尋ねる望春に、達磨は答えた。
「ひょっとしたら、あいつ。視覚情報をクローネに送ってるんやろか」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
183人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月12日
参加申し込みの期限
2013年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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