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LIQUID -Star Chronicle- 時は流れゆく
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【ロボットキングダムへの道】
タビガラス(プレイヤー:
旅鴉 月詠
)は王となった。
サイディア領内にて独立国家の樹立を宣言し内紛の火種を灯したというわけではなく、先日催された『
ハウジング王決定戦
』にて優勝し初代ハウジング王となったのだ。いかなる類であろうと王は王であり、タビガラスはここに頂点を極めたのであった。
などと、自身を模りながらその十数倍はあろうかという巨大トロフィーを見上げて悦に入る。
クールに過ぎるタビガラスも、自身がそれなりに労力や時間を費やし取り組んできたものが評価されれば、そりゃあ嬉しいものだ。顔には出ないが喜んでいた。あまりにも大きすぎるトロフィーはかさばるが、今ではそれなりに気に入っていた。
「ども~、お邪魔します……うわデカッ!」
「やあいらっしゃい。おやその出で立ち、新人かね? まあゆっくりしていくといい、必要とあらばアイテムトレードにも応じるよ」
そうしてひとつの到達点へ至ったタビガラスだが、『LIQUID』をまだまだ味わい尽くすにあたっては道半ばだと考える。先日はストーリークエストのエピローグなども配信されつつ、こうして新規プレイヤーだってやってくるのだし、これからもしばらく盛り上がりは続くだろう。そうした者たちの到来も見据えて、ハウジングエリアの拡充や機能充実には終わりが見えず、だからこそ楽しみがいがあった。
「おお~、これすごい武器っすね。でも高いんだろうな……」
「それは私がつくったものだよ。レアリティの高い『Chemitoria』カードで不要なものがあれば、交換も受け付けるよ」
「あ、それなら、さっき拾ったこれとかどうですか? なんかいいものらしいけど、俺はカードバトルには興味ないんで」
「おっ、これはレアものだね。ではこの武器に加えて、完全復活ポーションのセットをつけよう。どうだね」
「交渉成立っすね、やったあ! てかあの、このポーション、<エリクサーちゃんこ>って書いてるんですけどなんすかこれ……?」
ハウジングエリアはトレードシステムを活用するにも都合がよい。おとずれた者にとって不要なアイテムと引きかえに、真に必要とするものを進呈する。それでいて自らの足で歩み切り拓き、手に入れる喜びを奪う無粋な真似はしたくないから、施しよりもほんのすこしの手助けに留めた。そうやってタビガラス自慢の拠点はこれからも多くの人々を歓迎し、アイテムやプレイ体験をも循環させながらに、長く続いていくことだろう。
「ありがとーっす! また寄らせてもらいますね」
「うむ、いつでも来るといい。冒険も頑張りたまえ~。さて……」
その上でタビガラスには、先日のハウジング王決定戦をひとつの区切りとし、あらたに始めてみたいことがあった。
「ほう! ふたり目のアバターを作ったのか。これはまた、初々しいのう」
拠点を長く利用する常連、白髪オカッパなサムライマイスターのシロヘビ嬢の前で、タビガラスはくるりと回ってみせた。
「久しぶりのレベル1だ。新鮮だな」
「しかしクラスはまたクラフトマスターか。ちゅうことは、<ロボットフォートレス>を目指すつもりじゃな?」
「ご明察」
アルケミックドクターとしてはスキルも極まって、ホムンクルスの育成も完成の目途がついたから、心機一転。新しいクラスへ挑戦することにした。
ロボットフォートレスは機械工学をあつかうクラスだ。各種作業に特化したロボットやベルトコンベアを使ったラインの構築などでクラフトの効率を一段も二段も引き上げることができるほか、カスタマイズ可能な戦闘ロボットによってバトルもこなすことができる。育成が進めば行動範囲が広がるし、ハウジングエリアのさらなる充実にもつながるだろう。
ほかにもメリットがあった。
「クエストもね、すべて知った上で二周目をプレイするというのもオツなものだろう?」
「そりゃあそうじゃが、本当に手伝いはいらんのか? フレンドのよしみじゃし、いくらでもキャリーしてやるものを」
「それでは味気ないじゃないか。新たな気分でのぞむのがいいんだよ、なあロボットくん」
タビガラスのかたわらには、クラフトマスターの初期スキルで構築することができる、もっとも原始的なロボットがいた。まだ外装をかぶせていないネイキッドのままだが、これからタビガラスらしくヒヨコになったり、セキトリっぽかったりあるいは筋肉ムキムキになったりするのかもしれない。
シロヘビ嬢はすこしうむむっと腕組み思案した後に、
「よし! ならばわしも、新たな英雄キャラでも育てるとしよう。お主の付き合いにな。それなら文句はなかろう?」
「それはいいね。では、ともにゆこうか」
善は急げだ。駆け出しふたりと生まれたてのロボットは、まだおぼつかない足取りで、はじまりのクエストへと向かった。リキッド大陸をめぐる壮大な冒険の数々をいま一度、もう一度。心おどるじゃあないか、とタビガラスは表情変えぬままに思うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年08月02日
参加申し込みの期限
2024年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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