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ハレよ、風吹け ~ぼくらが幸せでありますように~
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寝子島図書館にて
外の世界がたとえ騒がしかったとしても、図書館のなかは静寂に満ちている。
夢宮 瑠奈
は、木天蓼市に住む
里見 ゆい
を誘って旧市街にある寝子島図書館を訪れていた。ゆいは瑠奈にとって特別な人だ。血縁でもなんでもないのに、ゆいと瑠奈はそっくりなのだ。世界には自分を含めて三人、自分のそっくりさんがいるというが、あるときふたりは偶然にも邂逅し、以来お互いに他人とは思えず、時折こうして会うようになっていた。
とはいっても、性格は正反対だ。未明せれねとしてアイドル活動をする瑠奈は天然でロマンチストで人前で歌うことが好きだが、ゆいはインドア派で物静か、人前に出ることは好まず一人で本を読む時間が至福というタイプである。
「卒業なんだってね、おめでとう」
大しておめでとうと思ってもいなさそうな感じで、ゆいは言った。
「ありがとうございます」
瑠奈は囁き声でお礼を言う。卒業式のあとにこうしてゆいと会えて嬉しかった。話が弾むという訳でもないのに、一緒にいるだけでどうしてか安心する。
(ゆいさんが、本当のお姉さんだったらいいのにな)
そんなことを思ったりしながら図書館での時を過ごし、外に出てきたときだった。
「にゃあ」
猫の声がする。それはするか寝子島だものね、と思ってあたりを見回すと、一人の女の子が猫を撫でている。
本を読むのは苦手そうな。それでいてどこかで会ったことがあるような……。
(あたしはそれを忘れちゃ、いけなかったような)
心に浮かんできた思いにはっとして、立ち止まる瑠奈。しかしゆいは普通にその子に話しかけている。
「可愛い猫さん」
「一緒に撫でる?」
「うん。……よしよし、いい子いい子」
しゃがんだゆいは、その子と一緒に猫を撫でる。
(ゆいさんて内向的だった気がするけれど……あの子に打ち解けさせる魅力があるのかな?)
きっとそう、と心のどこかが答えてくる。
(話をしたら、仲良くなれるかな)
――うん、なれるよ。そんな心の声に従って、瑠奈はその子に話しかけた。
「初めまして、あたしは夢宮瑠奈」
そう挨拶をしたら、ちょっとだけ悲しい顔をされた気がした。
(……気のせいかな。だけどあたしも、この子とどこかで……)
どうしてだろう。鼻の奥がつんとする。
名前も知らないのに、懐かしいような、古い友人に会ったような切ない気持ちになる――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
79人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年08月04日
参加申し込みの期限
2024年08月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年08月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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