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転がる不法投棄 from 宇宙
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【17番ホール 家に帰るまでがゴロン】
転送装置が設置されているそのホールにも、ダンゴムシの残党が少数残されていた。
夏神 零
は俊敏な動きで巨大型をバンカーへ誘うと、身動きの効かなくなったそれに向けて手刀を振るった。
「ただでかければ良いものではござらん」
開いた腹のスイッチを押し分解までを見届けると、タワーの方へと歩み寄っていく。
晴海 飛鳥
が興味深げに、タワーの隅々までを細かに観察している。
「うーん、これは文字なのか紋様なのか。とりあえずメモしておこう」
オカルト好きな彼女にとって、これほどの養分はなかなお目にかかれないだろう。
「なんか、見てると不思議な感じだね」
北原 みゆき
もいた。確かにそのタワー型装置は、異様な黒光りもさることながら、全体的に漂うオーラに並々ならぬものがあった。
「宇宙人の手がかりがつかめるといいが」
零がひょいと持ち上げる。
「重さはさほどでもないでござるな」
3人はタワーの不思議な魅力にとらわれていた。それが、猛スピードで襲いかかるダンゴムシの存在を気づかせることを、数テンポ遅らせたのだった。
「!」
まるでタワーを守るかのように、スピード型が零にタックルした。後ろへ跳ぶ零、しかし観察のために札をくわえていなかったことに気づく。スピード型は一旦停止すると、再び零へと加速するため、方向を切り替えだす。
プシュー
すぐ横で尻もちを付いていたみゆきがスプレーを吹きかけた。たっぷり10秒、スピード型は完全に動くことをやめた。
「冷却スプレー、持ってきててよかった」
武器になるかも、と思って救護箱から取り出していた。
「助かったでござる」
胸を撫で下ろしたその直後、光が3人の間を走った。
「あ、お疲れさまでーす」
黒服の、いかにも公務員といった真面目で純朴そうな若者が、光の中から頭を下げながら登場した。
「どうも……えーっとラパーマ星人です」
「え、宇宙人?」
「はいー。まあ、私から見ればあなた方が宇宙人なんですけど。えー、今のダンゴムシで全部撃破です、お疲れさまです……いや、それを報告するために来たわけではないんですけどね……オエ」
胃が痛むのか、腹の辺りを押さえながら、零へと近寄る。
「その装置、ちょっと見せてください」呆気にとられている零からタワーを取り上げる。「あーやっぱり故障しちゃってますね、ほら、ここのランプが見たことない色に光ってる」
そして腕に巻いた端末をいじりだす。
「本来ならば討伐とともに皆さんは元の場所へ帰れるはずなのですが、今回は装置の故障につきそれができません」
「え、それって……」
みゆきの顔が青くなる。
「申し訳ないですが、自力で帰ってください」
「えぇ!?」
「それでは失礼しま」
光が差し、若者は跡形もなく消え去った。
「ふむ」
どうしたものか、と零が苦笑いする。結局手がかりはほとんど得られなかったが、ラパーマ星人がどんな気質なのかはなんとなくつかめた。
「どうしよう、明日学校なのに。みんなが知ったら、驚くだろうな」
みゆきも一気に疲れが押し寄せた気分だ。
「あーーーーー!」
ホールいっぱいに大声を響かせる飛鳥。
「宇宙人のサインもらっておけばよかったああああああ」
というわけで、朝一番の電車とバスで富士を後にすることになる22人。朝のニュース番組では、ゴルフ場に一夜にして起きた超常現象が話題をかっさらっていた。数カ所に作られた大穴や、「あーーーーー!」という形のブロック、短く切りそろえられた芝や荒らされまくった芝など、宇宙人の仕業だろうか、と様々な物議を醸していた。まさかそんなわけ、と鼻で笑いつつも謎めいた事象に首を傾げる視聴者が後を絶たなかったが、実際に宇宙人が起因していることなので、あながち間違いではないのだった。しかしその話題も一週間も経てば多くの人の興味から逸れ、またいつもの日々に戻っていくのであった。
ゴロン
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あとがき
担当マスター:
小西 秀昭
ファンレターはマスターページから!
ゴロンゴロンなお話でしたゴロン。小西秀昭ですゴロン。
今回の参加者やアクションに多く見られた傾向は以下の通りでございました!
・転送のタイミングが悪く(作業に没頭している最中だったなど)、激おこな方が多かったこと
・「玉乗りをする」というアクションがなんとも3つもあったこと(まるで示し合わせたかのように)
・「衝撃波を繰り出す」ろっこんの持ち主が多く、リアクション内で「衝撃」という言葉がやたら頻出したこと
「だからなんだ」と言われればぐうの音も出ないのですが、いい意味で類友が集まって、一致団結した掃討ができたのではないかと思っています。
また「ラパーマ星人、転送装置について詳しく調べたい」というアクションは前回同様に多くありましたので、次回以降はより核に迫れるようなシナリオにしていけたらいいな、と思います!
以上、不法投棄シリーズの第2弾でありました。ゴロン
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月30日
参加申し込みの期限
2013年12月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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