this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
携帯戦記カプセルギア 第九話「生まれ変わる、カプセルギア!」
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
15
つぎへ >>
新作発表会当日。
パーティの流れを紹介する司会者に呼ばれ、壇上には子供達に人気の
CAPGEAR MEIJIN
が挨拶にやってきた。
早く新作の情報が聞きたいとせがむ子供達を宥めながら、まずは存分に用意してある余興を楽しんでほしいと会場の説明をする。
愛光堂がカプセルギアをどんな風に開発してきたか、展示コーナーでは初期設計図や当時の開発陣による企画書の抜粋、それからプロトタイプのギアや歴代の人気パーツが見られるし、先日の大型アップデートを楽しんでもらうために、トーナメント戦や愛光堂の社員と力試しができるバトルコーナー。そして休息には、ささやかながら食事も用意してあるので、心ゆくまで楽しんでほしいと締めくくり、パーティ開始の音頭を取った。
それを聞いた子供達は、わぁっと歓声を上げて目的のコーナーへと散り散りに駆けていく。「走らないで」という注意が繰り返し行われるほど大興奮のようで、
滝原 レオナ
は小さく息を吐きながら隣を見やる。
「カノン、はしゃぐのはいいけどはぐれないようにね?」
見た目だけは同い年かと見まがうほど大きくても、
滝原 カノン
は中学生。まだまだレオナにとっては心配になるほど子供っぽく、純粋で可愛い弟だ。どこから行こうかと目を輝かせている様子からも、小さな釘は事前に刺しておくべきだろう。
「もう中学生だよー?」
口先を尖らせ拗ねるカノンは、小学生と一緒にしないでよねと言わんばかりに、興奮状態の子供らを見る。確かに見たい物もたくさんあるし、豪華になったというエフェクトも見たいからバトルだってしたい。けれども、それはレオナと一緒に楽しめるからだ。姉の腕を引いて走り回ることはあるかもしれないが、置いていくなどとんでもない。
「それじゃあ、カノンはどこにエスコートしてくれるのかしら?」
クスクスと笑うレオナに、信じてないなと頬を膨らませかけたカノンは、それこそ子供っぽいと我慢して、入り口で貰った三つ折りパンフレットを広げる。
「うーんと……じゃあ、ねーちゃんと一緒に遊べるものは……」
会場の賑わいの中、それぞれが思い思いに楽しみ方を探す中――
悩むカノンと同じように、どこから見て回ろうかと考える子供も少なくない。
白石 龍樹
もその1人だ。
展示コーナーを見れば、既にスムーズな入場にご協力くださいと列整理が行われているし、料理が運ばれてきたのか美味しそうな香りはここまで漂ってくるし、もちろんバトルだって捨てがたい。けれどもそれも、トーナメントや社員への挑戦、パーティ参加者によるフリーバトルと形式は様々だ。
「困ったな、全部やるにはどうすればいいんだ?」
あまりにも真剣な面持ちで龍樹が考え込んでいるものだから、そこに居合わせた
稲積 柚春
と
ウォルター・B
は微笑ましく思いながらアドバイスをする。
「発表会までは時間があるし、展示も食事も逃げないから……バトルの申し込みが先じゃないかな?」
「戦う時間は待ってなきゃいけないんだし、受付さえ済めば自由に見て回れると思うよぉ」
「そっか、それが効率よくってヤツだな! サンキュー!」
お礼もそこそこに駆け出す龍樹を見て、クスクス笑うウォルターだけれど。彼の瞳もまた少年のように輝いているのを柚春は見逃さない。
「ワットが楽しめてるってことは……あれから、変な手紙は届いてない?」
「そうだねぇ。少なくとも、カプギアを警戒したり嫌いになったりするような物はね」
最初こそ何の悪戯かと思ったが、事件の真相が明らかになるにつれてウォルターもヒヤヒヤしたものだ。こんなにも危険な――今や世界を股にかける犯罪組織として知名度を上げるような相手と、子供達はずっと戦い続けていたのだから。
大人として不甲斐ないとは思うが、子供達の力で解決に至ったのもまた事実。彼らの功績を称えることはあれど、第二、第三のユグドラシルを警戒して取り上げようなどと思うものか。
「良かった。ワットも巻き込まれて大変だったね、お疲れさまっ!」
コツンと額を合わせて労いの言葉をかけると、柚春は好奇心旺盛なウォルターのために展示コーナーへと誘った。2人共バトルは不慣れなので、見学するだけなら急いで申し込む必要は無いし、ウォルターの機体はカスタマイズの余地があったはず。ならば、色んなパーツを見てイメージを膨らませるのが良いのではという提案だ。
嬉しそうに頷くウォルターは、既に待ちきれない様子で展示コーナーの入り口を眺めているものだから、柚春は彼が迷子にならないようにとしっかり手を繋ぐ。
新作発表までは、まだ時間がある。それまではめいっぱい余興を――楽しむことが、できるだろうか。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
15
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
携帯戦記カプセルギア 第九話「生まれ変わる、カプセルギア!」
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
前回シナリオ
携帯戦記カプセルギア 第八話「Re:play」
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年10月29日
参加申し込みの期限
2024年11月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年11月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!