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\ オーバータイム!/
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●香りの間
「すごい、香水がいっぱい! いろんな瓶に入ってるから、見てるだけでも楽しいな」
アンティークの棚にずらりと並んだ香水瓶に、柚春は目を輝かせた。
アロマテラピーの資格を取り、アクセサリーにしたアロマオイルを持ち歩くほど香り好きの柚春にとって、ここはまさに天国だ。
「これはバニラの香りだ。美味しそう」
「こっちはローズだ」
「これはシャボンだね」
などと言いながら、柚春は様々な香水をムエットにふきかけ、その香りを楽しんだ。
その様子を、ウォルターは隣で見守っている。
「ほんと好きだよねえ」という声は、感心したからこそ出たのだろう。
柚春は香水瓶を持ったまま、ウォルターを見上げた。
「香りって最後まで記憶に残るんだよ。顔も声も忘れても、思い出せるんだって。だから僕は、香りが好き」
そう言って、手持ちの香水を、ムエットにふきかける。
「これは柑橘系だ。すごい爽やかな感じ」
「本当だ。オレンジっぽいね。同じ柑橘系でも、稲積の匂いとはちょっと違う」
柚春の手元に鼻を寄せ、ウォルターは呟いた。
その距離の近さに、ドキドキするけれど――。
「……ワット、お休みは名前で呼ぶ約束」
柚春はちょっと拗ねたような顔で、ウォルターを見た。
「そうだった」
ウォルターは苦笑し、すぐに言い直してくれる。
「柚春の匂いとは違うねえ」と。
「僕はいつもレモンの香りをつけてるんだ。ワットに、いつでも思い出してほしいから」
レモンの匂いで思い出すことがある? と聞くとウォルターは「思い出す必要もないくらい、一緒にいるしねぇ」と言った。
「えぇ? 僕としてはもっと一緒にいたいくらいなんだけどな」
「もっと?」
「うん。今日くらいずーっと」
言うなり柚春は、ウォルターの腕に抱き着いた。
いきなりのことによろめきながら「おやおや」と笑うウォルター。
(僕は本気だよ、ワット)
ウォルターの肩口に、顔を寄せる。
なにもつけないウォルターは、何の香りもしない。
(いっそ、僕の香りが染みついちゃえばいいのに)
もしウォルターからレモンの香りがしたら、柚春はきっと、心の底から嬉しいと思うだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年03月23日
参加申し込みの期限
2024年03月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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