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寝子島高校
【進路・合格発表】寝子島に、サクラ咲くころ
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◆京都にて
同じころ。
元寝子高生、
北里 雅樹
が通う京都大学でも合格発表があった。
「こんにちは、合格おめでとうございます! テニス、どうですか?」
合格したばかりの受験生たちに明るく声をかけるのは、雅樹の今カノ、坂本 美優だ。
雅樹と美優は所属するテニスサークルの勧誘に駆り出されていたのだ。
「本格的にスポーツする気はない? そんな君に出会えてよかった! うちはガチでやる気はないけど身体を動かす機会は持ちたいという学生向けのゆるいサークルなんで。雰囲気もいいし、典型的な文化系の俺でも続けられてるよ」
雅樹はそんな説明をしながら、合格者たちにビラを配る。
「テニスサークルはっ! 彼女、出来ますかっ?」
如何にも勉強ばかりしてきたような、瓶底眼鏡の学ラン青年がけっこう食いついてきた。
「あー、眼鏡変えたらいけんじゃない? しらんけど」
「あなたはっ! 彼女できましたかっ!」
余程彼女が欲しいのか、瓶底眼鏡くんは鼻息荒く雅樹に詰め寄ってくる。
「それは……」
雅樹は美優と顔を見合わせた。
「まあね」
雅樹がテニスサークルを続けられた理由のもう一つの理由は、美優がいるからだ。
(理学部の俺が法学部の彼女と大学内で顔を合わせるには同じサークルに所属するしかないしな)
雅樹の返答は、瓶底眼鏡くんの心を揺さぶったらしい。
「前向きにっ! 検討しますっ!」
「お、おう。よろしく」
去っていく瓶底眼鏡くん見送りながら、
雅樹は美優と出会った日のこと
を思い出していた。
「もしかすると今日も俺たちみたいに新たな恋が芽生えるきっかけが生まれてるのかな」
「せやね」
「春だもんな」
雅樹は美優の横顔を見る。
美優の横顔はいつしか、元カレの
椎井 莉鳥
の横顔とだぶっていた。
(そういえば椎井もそろそろ合格発表だよな。マタ大の薬学部だっけ……)
1年。寝子島を出て、1年経ったのだ。雅樹にとって、今カノの美優と関係を築くのに十分な時間が。
(あいつも大学で新しい出会いがあるだろうさ。いや、恋よりも勉強に打ち込むかな)
物思いに耽っていると、雅樹の視線に気づいた美優が怪訝そうに首を傾げた。
「雅樹、どうしたん?」
「ボーっとしてた」
「元カノのこと思い出した?」
雅樹は莉鳥の面影を振り払うように首を振る。
「いや。美優の横顔を見たらそうなった。綺麗だなって」
「いややわ、嘘ばっかり」
「嘘じゃないって」
雅樹が美優の、綺麗だと思った頬に手を伸ばすと、彼女はぴしゃりとその手を叩く。
「あほう。ほら、ビラ配りの続きせな!」
美優は照れ隠しみたいに合格者たちのほうへ駆けて行く。
(あいつとは全然違うな)
雅樹はふっと笑みをもらし、美優の背中を追いかけた。
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担当ゲームマスター
笈地 行
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年03月31日
参加申し込みの期限
2024年04月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年04月07日 11時00分
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