this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
酸素がない!
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
【サイクルのはじまり】
地底です。推定深度何百メートルだか何千メートルだか、はたまたもっと下なのか分かりませんけれど、とにかくここは深~~~い地の底です。
八神 修
と
七夜 あおい
はどうやら突然のことながら、どこか遠くの惑星の地下深くへと放りこまれてしまったのです。つまりよーするにいつもの、神魂のヤツです。
「見てみて、修くん!」
くるり振り返ると、地下だというのにぼんやりと明るい理由が、あおいの腕の中に収まっておりました。
「カエル……か?」
「かわいいでしょ?」
ぴかぴか発光するカエルちゃんはなんとも無邪気な顔をして、こんな状況だというのにやっぱり無邪気に笑うあおいといっしょに修を見返しています。
カエルはどうやら、ピカエルという名前のようです。いつの間にか持っていた不思議な道具、レプリケーターで見つけたものについて調べることができるらしいのは、これからここで生存していかなければならないふたりにとっては大変に助かりました。
そのカエルが照らしてくれる空間は、ごつごつとした岩肌に囲まれていて、ところどころにきらめきを放つ壁はおそらく、金属の鉱床でしょうか。それに、
「! せせらぎの音だ。しめた、川があるぞ」
「お水が飲めるかな?」
「ああ、それにここでしばらく生活するために、必要なものがいくつもある。川の水はその足がかりになるはずだ」
ピカエルの光をたよりに下っていくと、たしかにちょろりちょろちょろと清涼な水の流れがありました。
ちなみにレプリケーターを活用して最初に生産したのは、そこらに生えていた植物を原料にした紙、木の根と鉱石から作った鉛筆でした。たどったルートはきっちりメモして、地図を作成していきます。
「よし。ここをキャンプにしようか」
「さんせー!」
忙しく動き始めます。手の中のレプリケーターはまさしく万能で、なんでも収集し、なんでも作り上げることができました。
「珪砂と岩塩、方解石でガラスの容器を作ったよ」
「わ、すごーい!」
きらきらと輝くあおいの瞳がここちよくて、修はどんどん作業スピードをアップ!
「ななな、なにそのキカイ?」
「掘削機だ。レプリケーターの採掘能力には限界があるからな、鉄鉱石を精錬して作ったんだ」
向こうでは石造りの精錬炉がごうごうと熱を発し、掘削機が掘り出した鉱石を熱い鉄へと溶かしています。
「それで、こっちのこれは?」
「これは電解装置だ。水を水素と酸素に分解する。水素をどこかに逃がせば、当面はこのあたりを満たすだけの酸素を生産できるだろう。しかし、地下でこうして生き延びていくにあたって、いずれ避けられない事態にも対処しなければならないな……」
「というと」
寝子島の軍師と呼ばれ、科学にも精通する頭脳派な修。彼はいずれ突き当たるであろう、課題にも聡く気づいておりました。
「熱問題だ」
「助け、来てくれるでしょうか……」
「そう願おう。大丈夫、きっと助かるよ」
レプリケーターをがしゃりと構えて動じない、
早川 珪
先生のなんと頼もしいこと! 危機的シチュエーションですけれど、
綾辻 綾花
はきゅんきゅんしてしまいます。
あたりは蔦が這いまわり、苔が生え広がる湿潤な温暖バイオームです。資源豊富で生活基盤を作りやすい場所で、スタート地点としてはなかなかのアタリと言えましょう。
「まずは、お家をつくりましょうか」
「いいね。手分けして素材を集めようか」
背の低い樹木は、のびのびウッド。こんな地下でも育つ生命力の強い木のようです。それをレプリケーターで収集し、建材とすることにします。
「間取りは……こんな感じでどうですか」
「うん。寝室はふたつに分けようか。ここがトイレ、こっちがシャワーだね。鉱石は僕が集めてこよう」
綾花はレプリケーターを構えて、設計図をセット。トリガーを引くと、どどどどどどどん!
「わっ! で、できた」
あっという間に小さくも可愛らしい小屋ができてしまいました。なんたる超技術!
お家のまわりにはのびのびウッドで作ったプランターを並べて、近くでとれた草を植えました。ぷくぷく草というそうで、酸素を生産してくれるのだとか。
そう、酸素! 地下ですから、必ずしも空気があるとは限りません。酸素はみずから作り出さなければならないのです。
「ええと……なにかいいもの、ないかな。あっ、これはどうかな」
レプリケーターにインストールされた設計図をぱらぱらと眺めていると、そのヒントがいくつか見つかりました。酸素石、というまさしく酸素を発生させる鉱石があるようです。ただし空気にふれると急激に溶けてしまうので、持ち帰るには器が必要になりそう。器を作るには栓のついたガラスびんなどが必要でしょうか。ガラスを作るには珪石や珪砂が必要で、それを溶かして成形するための設備が必要で、
「た、大変ですね……」
とはいえ、レプリケーターは多機能かつ万能であり、それをばっちり助けてくれるだけの性能を秘めておりました。
近くで見つけた珪石を破砕機で細かくし、それを炉に投入して溶かして固め、型に入れて成形。できあがったガラスポットはゆがみもなくカンペキな出来あがりです。
「綾辻さん、こっち。酸素石があったよ、それもたくさん」
「やりましたね! それじゃ、さっそく集めましょう……きゃあ?」
しゅばっ! いざ現場へゆかんと歩き出したふたりの目の前を、謎の影が横切りました。俊敏な身のこなし、くるるとうなるような声、もしや危険な敵対生物……!?
「大丈夫かい!?」
「は、はい。いったいなにが……あっ!」
しかしその正体をとらえるに、綾花の瞳は、ぱあっ! 輝きました。
「にゃんこ!!」
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
酸素がない!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年01月25日
参加申し込みの期限
2024年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!