this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
LIQUID -Star Chronicle- 狂乱の炎編
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
【家族がふえたよ!】
「子づくり……しよ? ワット」
「ペットのだよね?」
「赤ちゃん、ほしいな?」
「ペットのだよねぇ?」
ペットモンスターのブリーディング(交配)機能が解禁となった。それぞれに育てたペットを持ちより交配することで、双方の特性を引き継いだ新たなペットモンスターを誕生させ、育成することができるのだ。ユズハ(プレイヤー:
稲積 柚春
)も興味津々、ゲームの内外でもパートナーとなったウォルター(プレイヤー:
ウォルター・B
)とともにこの新機能を楽しみたい所存である。
といって、ふたりはいまだペットコンテンツには手を出していなかった。主にユズハの主導によりハウジングスペースの拡充を図り、ウォルターの希望で有用な武器やレアアイテムの収集などに熱中してきたが、『LIQUID』の世界はまだまだ広く底知れず、遊んでも遊び尽くせないほどにボリューム満点なのだった。
拠点として築き上げた立派な家で、ウォルターへのしと覆いかぶさりながらにユズハは甘く言った。
「僕らにはまだ早いって、分かってる」
「うん、ペット持ってないしね」
「けどワットとふたりならきっと大丈夫。そりゃあ大変なことも多いと思うけど」
「うん、卵をゲットしたり、育成用のエサを用意したりね」
「家族が増えるって、きっと楽しいって思うな?」
「ま、そうだねぇ」
ふたりで愛情注いで育てたペットはバトルにだって役立つだろうが、それ以上に、ふたりの絆の証ともなろう。それはとても、いとおしい存在となるだろう。
「そうと決まれば!」
ユズハはいきおいよく立ち上がる。踊るようにワットの手を取り、快活に微笑んだ。
「冒険の時間だよ♪」
『LIQUID』内にてプレイヤーの前に立ちはだかるモンスターのほとんどは、捕獲してペット化することが可能だ。ストーリークエストに登場する特殊なものや一部イベント限定のものなどを除けば、目にするモンスターは概ね捕獲することができると思っていい。
「で、稲積……じゃない、ユズハはどんな子がほしいんだい」
「え~? そうだなぁ。僕に似た女の子がひとりに、ワット似の男の子がひとりずつ……」
「ペットの話だよねぇ????」
「なーんて、冗談。よく分からないし、まずはたくさんゲットしようよ! ねこもんゲットだぜっ」
「テンション高いなぁ」
いささか浮かれているのは確かに、そう。だって彼との共同作業はいつだって刺激的だし、興奮する。わくわくしてしまう。
ちなみにペットモンスターを複数飼うのはなにも非現実的な話ではない。連れ歩けるのはひとり一体までだが、アイテム化してしまっておいたり、プレイヤー間で取引することもできる。以前に目にした素晴らしい
ハウジングエリアの好例
のように、ペット関連の施設を充実させれば、ハウジングエリアで放し飼いにすることもできるだろう。ペットたち、ユズハの言うところの家族がいっぱいの賑やかな暮らしもきっと、悪くない。
そんなわけでふたりのペット行脚が始まった。サイディア王都シードル近郊にて、
「まずはあの子からいこっか。定番中の定番、スライムくんだよ」
「スライムって定番なの?」
ぷよぷよぷにぷに、跳ねるゼリーのようなスライムに捕獲アイテムを投げ、あっさりゲット。
近くで人型の植物アルラウネと、子犬の亜人コボルトも続けざまに捕獲した。
「けっこう簡単だねぇ」
「プレイヤーレベルが高いと、低いモンスターは捕まえやすくなるみたい。ここからはちょっと難しめかも?」
馬車に乗り向かったコーフィルの砂漠の真ん中に広がる遺跡群では、双頭の魔犬オルトロスを。高山地帯では険しい崖に巣をつくる、鷲の上半身に獅子の下半身を持つグリフィンを捕獲。スピリスタの雪山では雪の精霊スノーマンに、美しく荘厳な巨大トナカイを捕まえた。
「順調順調♪」
「うん、僕もなんだか楽しくなってきたよぉ」
「でしょー?」
ウーローンの首都カンノン近く、洞窟では愛らしいキョンシーの女の子を仲間にし、玉楼の竹林では変身能力を持つ化けダヌキをゲット。
いささかの苦戦を強いられたのは、ワインツ辺境の霧深い谷に生息する、マジックパンサーだ。
「うわぁ、かわいい! 大きな猫みたい……」
「ユズハ、危ない!」
「わっ!?」
俊敏に飛びかかり、魔法の槍を放つマジックパンサーからウォルターはユズハをかばい、地を転がった。
「やれやれ。元気なコだねぇ」
「た、倒しちゃだめだよワット? 弱らせてから捕獲するんだから!」
「分かってるよぉ。<フリップコイン>、からの~……<ウィンドミルショット>!!」
「僕もっ。<エレクトリックポーション>、いくよ! 大人しくしてね、パンサーくん」
ぱちりと電弧が弾けて、動きを止めたところへウォルターの銃弾がヒット。体力を削り、捕獲アイテム使用の条件はばっちり整った。
かくして、ふたりの拠点は多数のペットたちがのびのびと過ごす、賑やかで幸せな空間となった。設置した餌やり用ボックスにペットフードを満たしておけば自動的に食べてくれるから、維持するのは難しくない。加えてペット用の遊具やじゅうぶんなスペースを確保すれば、彼らの懐き度や幸福度もぐんぐん上昇していくだろう。
喉を鳴らしながら首をすりよせるマジックパンサーを撫でてやりながら、ユズハは思案した。
「うーん。家族は増えたけど、ブリーディングにもやっぱり挑戦してみたいな。ワットと子育てしたいし。でもどの子たちを交配させようか……」
「やっぱり強い子たちがいいんじゃない? バトルでも役にたってくれるでしょ」
「えー、かわいさだって大事だよ!」
しばし、幸せな悩みに暮れるふたりだった。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
LIQUID -Star Chronicle- 狂乱の炎編
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年12月20日
参加申し込みの期限
2023年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!