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授業風景 ~2年芸術科の場合~
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●小さな見学者
新聞部の部室から愛猫サティを連れてきた
霧生 深雪
は、屋上でおおまかな下書きを終え、美術室に戻ってきた
秋ノ宮 こまち
とばったり。
「可愛い仔猫ね。霧生君の飼い猫かしら?」
「ああ。友達から譲り受けた。名前はサティというんだ」
「良い名前ね。よろしくね、サティ」
こまちはサティの頭を撫でる。
(いなかったけど、屋上の絵に猫を描きたくなってきたわ。でも、違和感があるからやめておきましょう)
(あの白猫、可愛いなあ)
うっかりバケツの水をかぶったことで、ろっこんが発動して猫に変身してしまった
響 タルト
は、元に戻るまでの時間潰しを考えながら校内をうろついていた。
そんな時、美術部の先輩の
霧切 翠子
が、芸術科の友達が授業で絵画を制作するという話をしていたのを思い出したので、ここで時間潰しを。
(猫の姿じゃ、教室に戻っても授業受けられないしね。先輩達の授業、覗いちゃおう♪ 上級生の授業、見る機会ないし)
チャリティー美術展でいろんな人たちの作品を見たが、実際、どのように製作してるのか直接見たいと思っていたので、これは絶好のチャンス。
若林先生なら見つかっても邪険にされない気がするという安心感もあり、深雪とこまちの間を擦り抜け、美術室に紛れ込む。
1年のタルトは、2年の授業に興味津々。その中に、見たことある生徒が。
(ん、あれは、
馬鹿には見えないテスト事件
で一緒だったタネちゃんだ。先輩だったんだね~)
楽しそうに鼻歌混じりで作戦実行中の
種子島 タネ
の絵を、机の上に飛び乗り、邪魔しないよう見る。
(良く見ると、これ、アスキーアートだ! 筆でこんなの描くなんて、タネちゃん、すごい!)
大まかに仕上がった絵を見て「こんなものかな?」と納得するタネ。
「……ふっ、タネちゃん自分の天才っぷりがちょっぴり怖いわ」
他の先輩は何を描いているのか、と絵を見ようとした時、誰かにひょいと抱き上げられた。
「どこから来たのかな、迷子の仔猫ちゃん」
追い出されると覚悟したが、深雪の側を離れたサティが若林先生に近づくと、足元にスリスリした。
「大人しくしてないと駄目じゃないか」
「ん? この子を追い出さないでって言っているのかな?」
そうだ、と言うように鳴くサティ。
「友達ができたと思ったんだな。先生、その猫ここにいさせてください」
「わかった。この子は、私が皆の邪魔しないように見ている。さ、手を休めず制作して」
美術室が少し賑やかになったので、静けさに潰されかけていた
安本 マコト
はやる気を取り戻した。
「おまえのおかげで楽しい授業になりそうだ、ありがとな!」
若林先生に抱っこされたままのタルトの頭を撫で、満面の笑みで礼を言う。
タルトは、先輩達の制作風景を邪魔しないよう、ひとりひとりの絵を見て回る。
頭を撫でたマコトの絵は、真ん中に斜線しか描かれていなかった。
(何を描くつもりなのかな? プール、じゃないみたいだけど)
その本人はというと、サティを膝の上に落ちないよう乗せ、鉛筆で画用紙に下書きを描いている深雪に話しかけている。
「麦わら帽子にひまわりかー。夏らしいねー、良いねー」
「お前、絵を描いているのか? 居残りになっても知らんぞ」
良く見ると、麦わら帽子の中にサティが潜りこんでいる。
(あ、この子、さっきの猫だ。可愛い絵だな~)
描いた本人は無自覚だが、サティへの愛がふんだんに込められている。可愛らしいタッチが何よりの証拠だ。
「先生、アタリ(美術用語で大まかな位置決めのこと)はこんな感じで良いですか?」
「どれ」
下絵を見て「可愛らしい絵じゃないか」と評価されたので恥ずかしくなった。
「もう少し、この猫を全面的に描いたほうが良いと思うよ。この子がモチーフなんでしょう?」
「ま、まあ……」
「私のアドバイスはこんなものだね。あとは、自分で工夫するんだよ」
サティを撫で、からかうように言う若林先生は少し意地悪だと思う深雪だった。
(皆、真剣に絵を描いてる。僕も頑張らなきゃね)
先輩達の絵を見て、薄い本の創作を頑張ろうという気分になったタルト。
もっと見ていたいが、いつ元の姿に戻るかわからないので、こっそり美術室を後にした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月22日
参加申し込みの期限
2013年11月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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