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\ オーバータイム!/
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もしもの未来の話をしよう
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毎日通っていた寝子高なのに、違う立場でやって来ると、こんなに緊張するとは。
クラス担任である
ウォルター・B
の視線を背に受けつつ、
倉前 七瀬
は生徒たちの前に立った。
「今日から教育実習生としてお世話になります。倉前七瀬です。よろしくお願いしますー」
緊張で汗をかいた手は、教卓に隠れて生徒には見えない。
そのことに安堵しつつ、七瀬は意識して微笑んだ。
「皆さんと年も近いですし、僕に聞きたいことがあれば、いつでも声をかけてください」
そう言えば、さっそく「担当教科はなんですか?」「恋人はいますか?」と問いが飛ぶ。
「担当は国語です。このあと授業もさせてもらいます。恋人は……秘密です」
前半は事実を、後半は「絶対聞かれるよぉ」とウォルターに言われ、用意していた答えを告げた。
新任をからかいそこなった男子生徒が、不満の声を上げる。一方で、一部の女子生徒が「きゃあっ」と沸き立った。
(そうそう、高校生ってこんな感じだった)
数年前のことなのに、もう懐かしい。七瀬は当時から憧れていたウォルターに目をやった。
ウォルターは、まるで「頑張ったねぇ」とでも言うように、にこりと微笑んでくれる。
(このあとの授業は先生がサポートしてくれるそうだし、心強いですね)
--とはいえ。
初めての授業は「なんとか終わることができた」というようなものだった。
しっかり予習をしてきたらしい生徒の鋭い質問に、焦ってどもってしまったり。
板書の感じを間違えて指摘されたり。
「倉前先生、しっかり! 頑張って!」
生徒の一人が応援してくれたのが、なんともこそばゆく、恥ずかしかった。
初めて「先生」と呼ばれ、余計に緊張してしまったのは生徒たちには秘密だ。
「なんとか半日……」
昼の休憩時間である。
職員室の席に座るなり、七瀬ははあっと息を吐いた。
初日だから大変なのか。それともこれが実習中続くのか。
と、頭上から「お疲れ様」と声が聞こえた。ウォルターだ。
「お疲れ様です」
半日分の疲労を忘れ、勢いよく顔を上げる。
「実習はどんな感じ?」
ウォルターは、隣の席に腰を下ろした。
「ヘロヘロですが、なんとかやってます」
苦笑しつつ返せば、ウォルターは「うん」と頷いてくれる。
「僕も最初はそんな感じだったよ。だけど今も教師をしているからねぇ。倉前先生もきっとそうなるよ」
(生徒のときは、倉前って呼び捨てだったのに)
先生というところを強調して、ウォルターは微笑んだ。
きっと七瀬を励ますためだろう。
憧れのウォルターに応援されたのならば、疲れている場合ではない。
「ウォルターさん。……いえ、ウォルター先生みたいな素敵な先生になれるように僕頑張りますので、見ていてください」
七瀬の言葉に、ウォルターが頷く。
教育実習の初日は、こうして過ぎていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年11月06日
参加申し込みの期限
2023年11月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年11月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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