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イタズラかお菓子か!?
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週末の貴重さは、人それぞれ。
平日に溜まった疲れを癒やす日となるか、はたまた詰め込むように予定を入れるかも、それぞれだ。
学校へ落ち着いて通学するようになった
朝鳥 さゆる
はといえば、特に日曜日は恋人の
姫木 じゅん
と過ごせる大切な日。普段、昼と夜とですれ違う生活をしている2人が1日一緒にいられる……というのは、変わりないのだが、そこにひとつ予想もしなかったことが追加された。
(お見舞い……か)
寝子島シーサイドアウトレットの方まで買い物に来るのは、生活に必要だからでもあるけれどデートとしての楽しみもあった。そんなさゆるの気持ちを知っていてか、じゅんは申し訳なさそうに「あとで待ち合わせよう」と行って先に出掛けてしまったのは1時間ほど前の話。
行き先など聞かなくてもわかっている。じゅんの同僚が入院していることも知っているし、素人目に見ても回復が絶望的であることも……いつか来る「その時」を恐れていることも。
あまり有る財産があったところで、こればかりはさゆるにだってどうにもできない。表面上、普段通りを装うじゅんに、無理をするなと声をかけたところで気丈に笑ってみせるのだろう。
(恋人なのに)
気持ちを軽くしてもあげられない。普段通りに過ごすしかできないなんて、無力過ぎる。そうして嘆くのと同じくらい、さゆるの中にはぐるぐると渦巻く思いがあった。
もし自分が同じ目に遭ったとき、じゅんは同じように足繁く病室に通ってくれるだろうか。心から回復を願って神社に詣でたり、誰の目から見ても愛されていると思うくらい心配してくれたり、するのだろうか。
恋人だから、ではなくて。そんな義務のようにとってつけたような気持ちじゃなくて。
(……こんなに心配してくれる人、あたしにはいたのだろうか)
見目が変わるほどに痩せこけても、言葉を発さなくても愛してくれているだろうかと考えてしまう。
これが嫉妬と呼ぶくらい可愛いものであれば良いのに。さゆるは気を紛らわせるように、待ち合わせ場所で近隣のお知らせが書かれた掲示物に視線を向けて時間を潰した。
水族館の催し物と聞いて、生き物が好きな
八神 修
がじっとしていられるはずもない。
試験も間もなくと追い込みの時期ではあるが、普段から予習復習を欠かさない修にとって、受験というのはそう恐れる物でも――ない、なんて言い切ってしまうと足元を掬われそうだから言葉にこそしないけれど。少なくとも、
七夜 あおい
と出かける時間を捻出するくらいの余裕はあるので、卒業前の思い出作りになればと彼女を誘いやって来た。
今日は入り口前のストリートで騒がしい催しもあるようだが、館内でも雰囲気の良いイベントがあると聞く。修はその案内が書かれたチラシをあおいに手渡して、気になるものはあるかと聞いてみた。
もちろんその際、飴とミニカイロを手渡すのも忘れない。過ぎた乾燥と冷えた空気で、あおいに何かあればそれこそ試験どころではないからだ。
「ありがとう。この、館内のあちこちにに悪戯が……って、なんだろうね?」
日々さりげない気配りを見せる修の思いやりを当たり前に思わず感謝を述べて。あおいは目に付いたイベントのひとつを指さした。
スタンプラリーなど常設の物なら良いが、餌やりなんかだと時間が決まっている。まさか、水槽を飛び出して悪戯を仕掛けられるなんてことはないだろうが――ありえそうなのがマリンパラダイスだ。
「覚悟しておいた方が良さそうだね」
「ふふっ、お正月も過ぎたのにハロウィンみたい!」
少し先を行き、急かすように手を振っているあおいとは何度かここへ来ている。生き物が好きな修にとっては雄大な海の生物を身近に感じられる良い場所だし、彼女も新しい展示を見つけては色んな顔で楽しんでくれるから、飽きることはない。
「卒業前に来れたね」
少し大人っぽい装いになったあおいが、余計に旅立つ日が近いのだと思わせる。
大事な大事な宝物のような時間を、2人で自然体のまま楽しめますように。同じ思いでいてくらたらいいなと願って、修はあおいの隣で笑った。
面白いことがやっている、と聞いて来たまではいいけれど。
イタズラ☆ストリートと名付けられた場所は、落書きや音楽を思いのまま楽しむ場所、らしい。
ちらりと隣を見上げて
ウォルター・B
の様子を伺う
稲積 柚春
は、彼の絵が凡人には理解できない芸術性を誇ることを思い出し、念のため問うた。
「どっちがやってみたい?」
配色センスは悪くないのだが、彼は絵を描くのが得意ではない。なんたって猫を描いたと言い張るその絵は、どうみたって兎(のような生き物)に変貌を遂げていたくらいには、絵心が皆無だ。
「うーん、リズムを取るのは苦手なんだよね。絵なら自信があるんだけど」
「そう……?」
どうやら、本人は苦手と思っていないらしい。
まあ、好き勝手に色を塗るくらいであれば、不可解な創作物が錬成されることもないだろう。
「ドラムをしてたくらいだし、叩く方が好きかと思ったけど」
「消去法でねぇ。僕は歌えないし、ギターは取り合いだし、ベースができるほどリズム感もないし……で、残ったのがドラム」
苦笑いをするウォルターにとって、音楽は苦手ではあるが嫌いではないらしい。
「もうやらないの?」
格好良かっただろうなと呟く柚春が期待したように見上げるから、ウォルターは思案するようにパニックストリートを眺め「機会があったらねぇ」と恥ずかしそうに笑って誤魔化した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年10月31日
参加申し込みの期限
2023年11月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年11月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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